
Schindler's Memo
5 years ago
0.5

Genome Hazard
Movies ・ 2013
Avg 2.8
次の2点により甚だ疲れた。 まずは、こんな「ゲノム」(遺伝情報という意味ならばだが)など存在するはずがないであろう。 映画には大ウソが必要であるが、やはり、荒唐無稽でも何でも「辻褄合わせ」で尤もらしく騙して欲しい。申し訳ないが、小中学生のお兄ちゃんでも、物理学的(というより算数的に)にあり得ないことは理解できるのではないか。 次に、描かれている事象の、そもそもの発端というか、「どうして」起こってしまったのかが、ラスト前10分くらいのところで「唐突に」提示されるのは、如何なものか。伏線も何も無いことから、謎解きにならないので、何かバカにされたような気がしてくる。 この種の映画は、もう一回観ると面白いことが多いのだが、本作は全くその気になれなかったし、考えてみると韓国人である必要性が全く無い「相棒的な女性レポーター」が、イントネーションのおかしい日本語で哲学的にのたまう「教育調」のセリフも気に障った。