☆第1話 客観的にドラマの出来の良し悪しを判断すると悪くはありません。しかしキャストを一新してのリメイクという手法は安易に過ぎます。 ご贔屓の二階堂ふみは良い仕事をしていますが、亀梨君は前作の西島さんと比べると役者としてのレベルがかなり違います。 ☆第2,3話 バラバラ殺人の捜査の過程で3人の父親達の生き様が掘り下げられていて人間ドラマとしての完成度が極めて高く、胸に迫るものがありました。 ☆第4話 姫川が刑事になろうとした背景が明らかとなるエピソードには泣かされました。姫川が売春女子高生と対決するシーンの二階堂ふみは神がかった演技をしています。 ☆第6話 通り魔殺人事件に隠された悲しい物語。よかった。泣かされました。 ☆最終回 部下の菊田を救う為に姫川は犯人と対峙し、説得するのですが不思議と心に響きませんでした。二階堂ふみは渾身の演技をしているのですが、胸を打たなかったのは脚本のせいでしょうか？ やはり亀梨君の演技は平凡ですね。姫川を陰ながら愛し、我が身に代えても守ろうとする素晴らしい役なのに、その思いを表現しきれていません。