死してなお愛を貫く…いやいや、いいんです…この作品で映し出されるようなお花畑でも…頭の中がね…。 所詮、ファンタジーと言われようが…ベタベタな純愛物語と言われようが…結局、入り込んだ者勝ちなんですよね…この作品の主人公であるロビン・ウィリアムズが賭けに出て地獄に入り込んだみたいにね…。 作品の中に🎨快楽の園🎨(byヒエロニムス・ボス)を持ってくる事でも意味深なシークレット・メッセージを突き付けられてるようではございますが、とかく何かにつけて描き方が秀逸です。 アカデミー視覚効果賞を受賞した風景にしろ…ロビン・ウィリアムズをはじめとした登場人物が訴えかける心象にしろ…シーンに寄り添ったBGMにしろ…。 まぁ、愛を貫くとか…純愛とか…シラケてしまう人はシラケけてしまう…そんなある種の要素や臭さみたいなモノは確かに存在しますが、"そういうの…意外と好きよ…"って人は完全にツボではないかと…。 逆に、シラケない事…醒めない事…諦めない事…こういうのが苦手な人は苦行になる可能性は大ですけど…。 とにかく、命を失ったトコロからスタートして、かけがえのない何か…(奇蹟なのか…永遠なのか…光なのか…それが何なのかは分かりませんが…)を手にする物語…私個人的には全然ありです。 やっぱ、ロビン・ウィリアムズはいい…最高です…。