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たん

たん

3 years ago

4.0


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BlackkKlansman

Movies ・ 2018

Avg 3.5

コメディじゃねぇじゃん!笑 ・アダムドライバーが超かっこよかった。潜入時の不測の事態にも物怖じせず淡々と機転を利かせる。こういう人が仕事が出来るというのだろうな。 ・全編にひしめく黒人差別(と、ユダヤも)の様々な表現。 出自の違いでしか、仲間意識的な思考を持ち合わせない、我々島国日本人には、なかなかこの問題の本当の難しさを受け止めることは困難だが、ラストのドキュメンタリーのカットで「映画」から「現実」引き戻された。 スッキリしないじゃないかぁ!とも思ったが、それこそが監督の意図というか。今もなおこの問題は世界に根付いてるという。大統領が、共和党派の州の支持率欲しさに、人種差別主義者に対して曖昧な態度を取ってたら終わりよね。 ・ラストシーン、あのドキュメンタリーカットの方じゃなくて、映画としてのラストシークエンス、あれどういう意味だったんだろう? ────以下ネタバレ──── ・ ・ ・ 「フリップ(ぽい人)がKKKに居て、燃える十字架を眺めて終了」なかなか衝撃的なラストだったが、これは一体…? 考察サイトを見ると「最後にロンの部屋にノックしてきたのは"現実"である」とあった。 すなわち先述のシーンは、「誰しもが(あんたの友達でさえも)差別してるんだよ。現実はそんなに甘くないよ。」ってことの暗喩的な意味なのか? いずれにしても、フリップが実際にKKKに入るのは無理だもんね?ユダヤ人だし。 考察サイトを見てもイマイチ答えが描かれていない。私の理解力不足を恨む。どなたか分かる方いらっしゃいましたらこっそり教えて下さい。