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[過去鑑賞〕 期待に違わぬ面白さでした。 個人的にですが、変に小難しくしたり観念的だったりするのでは無く、勧善懲悪な胸がスカッとする、こういう作品、好きなんです(*^-^*) なんて言ってもデンゼル・ワシントン演じる元CIAの主人公がメチャクチャ格好良かったですよね。 普段は物静で、若者たちをお仕着せがましくない程度にサポートしてあげる等さりげない優しさが有り、それでいて正に無敵な程の戦闘力を秘めている…理想的な主人公でしたよね。 それに対して、スペツナズ出身で元KGB要員のテディがマートン・ソーカスの演技と巧みな演出&シナリオのお蔭で、観客に上手く恐怖感と不気味さを与えていましたし、デヴィッド・ムニエ演じるスラヴィに到っては同情する余地の無いクズ野郎として描かれていたのも良かったと思います。 それと、下手をすると手抜きに取られてしまいそうなくらい主要な場面を敢えて描かず、観客に想像させるという手法も悪くなかったですよね。 タンカーを爆破するシーンは“さすがに手を抜き過ぎでしょ?!!(゜ロ゜ノ)ノ”と、驚いてしまいましたが、テディが呼び寄せたロシアからの助っ人を主人公がトイレで瞬殺し、血塗られて割れたサングラスを手に息ひとつ乱さず現れるシーンは絶妙だったと思います。 勿論よくよく考えれば、いくら更生する機会を与えたとはいえ、鏖は倫理的にどうなんだろう?とか、いろんな意味で出来過ぎ感もあったり、気になる点も無い訳では無いのですが、でも面白かったのでNo problemですよね(笑)
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