Comment
物語や登場人物が非常に機知に富んでいで、安易な難病ものではない良さがある。 観賞して思ったのは作家の謎。思うに -オランダ→尊厳死公認の国だから -スウェーデンの音楽→分からないとしか言えない。だから結末は人それぞれ。でも娘は死んだから自分の結末は言いたくない。 -亀、無限にも大小がある→癌=死(無限)。でも寿命は長短があり、濃さがある。 トロッコ→トロッコを切り替え、どちらの人間を殺すかの問題。娘が死ななければ、この星の下、別人が癌でその人が死んでいただろうという話。 タイトルは直訳だと星のせい(運命の罪)だが、癌になったことは運命だなんて悲観的にならず、きっと二人ならその反対のことを言うだろう。私はとても気に入っている。
10 likes0 replies