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女優のニコールが舞台演出家のチャーリーと離婚を決意する話です。 あまり得意な映画ではないのですが、離婚映画としてはかなりの傑作でした♪ 2人は当初円満に離婚することを望みますが、お互いにやり手弁護士を雇った段階から思惑と違った状況で親権をかけて争います (*´◒`*) この映画の1番の見所は妻スカーレット・ヨハンソンと夫アダム・ドライバーの魂のぶつかり合いとも言える「罵り合い」でしょう〜 ☆☆☆☆ お互いに心の奥底に押し込んで長年我慢していた気持ちが爆発した場面で、本当の夫婦と思うくらいの渾身の演技でした〜 (●´ω`●) 特にこの映画の大部分に出ているスカーレット・ヨハンソンの演技が素晴らしく、ネガティブになりがちな離婚というテーマの作品をワンランク上のステージに上げています〜 (o^^o) 激しくはないけど、要所要所で良い画を見せるカメラワークもなかなかでした〜 ☆☆☆ 先進国の中では離婚率の低い日本人には分かりづらい描写も多い作品ですが、日本の2倍以上の離婚率の高さでほぼ2組に1組は離婚するアメリカではこれが通常なのでしょうね… (^◇^;) それでも日本みたいに「性格の不一致」程度では離婚出来ないので、あのような百戦錬磨の弁護士が活躍するのでしょう。 日本人特有の気づかい、協調性、我慢及び欧米に比べての女性の社会進出の遅れが離婚率の低下に繋がっていると言われていますが、離婚して1番可愛そうな想いをするのは子供ですよね… (*´Д`*) 離婚して別の相手が出来たけどパパとママはいつまでも愛しあっているのよ!とか離婚後に相手の恋人を交えての楽しい団欒!…ってのは、古いタイプの日本人としてはまだまだ馴染めないかなぁ〜 (>_<)
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