ミッキー・ロークが弱すぎる。 キャラクターは立ってる。親父の復讐というなんとも言えない理由で感情移入し辛いけど、悪の科学者でテロリストってのは中々良かった。ムキムキの体で白いフレームのオシャレメガネをかけ、キーボードを巧みに操作するってのはかなりカッコいい。上半身は裸で、ビリビリのムチを振り回すのもかなり映像映えだった。中々の初登場シーンだった。でも、そのタイミングでトニーがF1に出ているのは、車が半分に切られるのを撮りたかったためだろう。ちょっとあざとすぎるシナリオだと思う。イワンもメディア映えを狙うために、そのタイミングで襲撃したのだろうけど、まんまと捕まってるし。逃げる算段くらいはしといた方がいいと思うぞ、天才科学者のわけだし。 今回はアイアンマンというより、ローディのウォーマシン誕生秘話みたいなってたね。ラストのバトル観てるともはやそうとしか思えない。ドローンロボットを退治して、ようやく本命のラスボスが出てきたと思ったら、２人のコンビネーション必殺技で呆気なくやられてた。たぶん10カットくらいしか出てない。ミッキー・ローク可哀想に。 映像というかバトルは楽しかったが、シナリオが退屈だった。１度観たはずなのに全然覚えてなかった。たぶん、来年にはすっかり忘れてることだろう。