キャラが個性的で魅力的、勢いが良い、音楽がカッコいい、声優さんがめちゃくちゃ豪華で個性的。基本1エピソード完結で、それぞれの話は面白い。6話は大谷育江さんの演技が凄く良い…。 ただ全編通しての軸となっているオリジナルエピソードを挟むためなのか、単発エピソードの台詞や描写がはしょられているのでは？と感じる部分も。少なくともアニメ初見のみでは、勢いで流れすぎてちょっとわからんかったな…となることもあるので、その辺は原作既読だと違うのかも？(私は原作未読です) オリジナルエピソードの方も細かい筋書きがちゃんとあるんだろうけど、12話の中に断片的に挟まれてることと、それらが回収される最終話の場面転換の多さ、画面が暗め、街全体が破損しまくりで脳内地図が追い付かない、登場人物によるポエムチックな示唆的説明、恐らくかなり詰め込んでの46分なので通常話を越える勢いの良さ…などなどの複合的理由から、次から次へと情報が流れていき、細かいところがよくわかんなかったりする。「攻殻機動隊」なんかも単発事件とメインの事件が同時進行していくけど、個人的にはあちらの方は本筋も追いやすかった。 とはいえ、面白いし魅力的な作品だと思います。