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この映画を知り合いに薦められるかといえば、薦めないと答える。 だって、内容がアメリカ大統領リンカーンが斧を片手にヴァンパイアハンターをする映画を誰が他人に薦めるんだろうね。 でもこの映画、結構真面目にリンカーンしていて面白かったよ! おすすめだよ! リンカーンの正史の裏にはヴァンパイアの影があったという設定で話が進んでいくのだけど、意外に違和感がない。 母親や息子が亡くなっているのが、ヴァンパイアのせいになっているし、妻がヒステリックになっているのが息子を亡くしているからだったり、不幸で説明しなければいけない部分がちゃんと裏打ちされていて、観ている側への分かりやすさになっていてよかった。 というか斧で闘うのは多分木の名言からきているのだろうし、やたらと不測の事態に備えろという言葉も発するのはちょっとリンカーンの知識があるだけでクスッと笑えてくる。 特に最後の黒人たちに武器を託すシーンは結構良かった。 まぁ、ただ、リンカーンの人生とヴァンパイアハンターを2時間映画で両立させるためには、色々と省いたり、無理が出ている場面も多い。 人によってはアクションが物足りない、ストーリーが杜撰という欠点も持っている。 でもまぁ、個人的にはここまで変な設定を真面目にやっているのは(笑えるから)好感が持てる。 正直誰におすすめとは言えないけど、観て損はないんじゃないかなー。
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