壮大なファンタジーだったし、面白かったけど。 ストーリーは分かりやすかったし、聖書の話しを基にしてるのに、最後は人間の選択で決まるというのも好評価だ。ラッセル・クロウも格好いい。でも、それほど面白い作品になってないのが残念。 この作品で注目点はセットだ。方舟のシーンがすごい。方舟の中でのシーンはほぼちゃんとセットが組まれているので、臨場感がある。番人？　と人間のバトルシーンのCGも面白かった。 聖書の映像化というよりも、聖書を基にした話しなのかな。個人的にはノアの決断は好ましかったが、あまり聖書らしくない気がする。神の威光というよりも人間讃歌に近いと思う。聖書は読んだことないし、ノアの方舟の話しは知らないけど、宗教家の中では評判は悪いらしい。 まぁ、宗教が絡んだ作品になると批判がくるのは当然か。それに敢えて踏み込んだ監督に拍手。