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約束のネバーランドの元になった話だと聞いて観始めた。 ちょうど観始めて3日後くらいに、三浦春馬さんが亡くなった。まだ半分くらいしか観てなくて残りの話を観るのをためらったけど、結局最後まで観た。 ・ キャスト陣素晴らしい。子役と大人が、性格や口調、動作・表情などを完璧に同じように演じている。 水川あさみ演じる「みわ」は途中まではすごくむかつくし、邪魔な人にしか感じなかった。でもその行動も理由があって、その本当の気持ちは『提供者』にしか分からないのだろうと思った。 三浦春馬演じる「とも」と、綾瀬はるか演じる「きょうこ」は少し性格が似ていて、それこそお互い押しに弱くて、他人の後押しがないと絶対くっつかないだろうなっていう感じ。 この作品、登場人物にむかついたり、もどかしく感じたり、イライラしたりすることが多かったけど、それはキャスト陣とストーリーの優秀さからだと思った。 ・ それぞれ『提供者』という状況で自分の残された時間をどう生きるか、何を求めるのか。 生きることや命、愛に対して訴える話。 ・ ちなみに、約束のネバーランドと細かい設定や背景などが似ていて、その点でも楽しめた。 違うのは、人間の人間らしさを描いている点。あと、希望に向かって進むのではなく、決まった未来に対してどう向き合うかといった、重い話。
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