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庵野の分身と言うべき主人公ナディアの陰キャ感が光る 褐色の肌に身軽な衣装、いかにも元気少女な風貌! だが中身はとことん根暗だ・・・ 常に物憂げな浮かない顔で遠くを見つめ、ジャンの気遣いにも食べ物にも文句ばかり 勝手に怒り出したかと思えば勝手に塞ぎ込み、励ます声にまた怒る エヴァンゲリオンのシンジ綾波アスカはナディアが3つに分裂した姿であり、つまり庵野そのものである ジュールヴェルヌの海底二万里を下地に置いたいわゆるスチームパンクもので、ナディアのルーツを探す旅というメインストーリー、一次大戦が近づく時代背景と発明家を志すジャンの対立など、中盤までは筋の通ったテーマ性を感じる しかし最後はナディアとジャンの関係性だけで話が閉じてしまって、話としては散漫に終わった印象 メカニック作画や大胆な絵の構図、世界観などは5年後のエヴァに通じる部分も多い(ていうかまんま
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