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予想外に涙腺が崩壊した映画。 屈託のない笑顔いっぱいの親子愛で終始ほっこりしつつも、起承転結の転、のさらに転がある意外な展開で、涙が止まらないエンドに。 主演のオマール・シーは、「最強のふたり」のあの人。本国フランスで8週連続トップ10入りのヒット作品。原案はメキシコ映画で、世界5カ国でリメイクが決定しているらしい。 信頼、喜び、とにかく二人(正確には3人だけど)で過ごす時間が幸せ、そんな親子愛が、二人の屈託のない笑顔いっぱいで、とても心地よく描かれている。特にサミュエル(父、オマール・シー)がグロリア(娘、グローリア・コルストン)へ注ぐ愛情がとても穏やかでまっすぐ。「僕の人生に突然娘が現れた。そして彼女が僕の全てになった」そう訴えるシーンがとても印象的。 母親が娘を迎えに来る想定範囲の展開を越えて、親子関係に飛び込む意外な事実で、グッと感情を持っていかれる。そしてそこから怒涛のエンドにつながるさらなる転換。最後まで笑顔満載なのに、涙が止まらなくなる映画です。
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