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まさにTheir Finest! 原題"Their Finest"は、原作小説"Their Finest Hour and a Half"と、ダイナモ作戦終了後のチャーチルの演説中の"This was their finest hour"を掛けてるそうですが、まさに「人生の1時間半を捧げて良かった」と思える作品でした! ♢♢♢ 戦時下のイギリス。ドイツ優勢の状況下で国威掲揚の映画を作る話を、脚本家を主役に描いた本作は脚本・構成・キャスティング・音楽全てが素晴らしい出来でした。 脚本を書き進める度、国防省や陸軍、そして出演者から入る横槍をユーモラスに描きながらも作品として進んでいくストーリーの構成が非常に上手い。 そして映画製作をテーマにした作品らしく、映画愛に溢れたステキなセリフが随所に出てきます。 キャストもなかなか贅沢で、ビル・ナイもいつものらしいキャラで、ホント毎度毎度感心します(笑)。 ♢♢♢ 「ダンケルク」の予習に観た「つぐない」から始まったマイ・ダンケルクシリーズ。 「ダンケルク」「ウィンストン・チャーチル」そして本作まで、4作とも素晴らしくて、クリストファー・ノーラン監督のおかげでいい体験をさせてもらいました。
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