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ユアン祭55作目✨ 女性初の大西洋単独横断飛行を成功させたが、世界一周飛行に挑戦中、行方不明となってしまった女性パイロット、アメリア・イアハートの生涯を描いた伝記映画。 アメリカ人が大好きなイアハートについて、 行方不明の 真相が未だ分かっていないこと以外全く知らなかったけど、前から関心があったのでユアン祭がいい機会になりました😆 主演のヒラリー・スワンクがホントにアメリア・イアハートにそっくり✨幻想的で美しい空の風景やハラハラの冒険劇、夫パットナムとの関係、何よりアメリアの人となりについてバランスよく作られていた映画だった🙌 自立した女性の代表の1人であるアメリアをこう喩えるのも何か気が引けるものの、アメリアの考え方は男性のそれに近いなって思った。 私の場合、夢があるわけでも何を成し遂げるわけでもなくただのわがままだけど、アメリアの「結婚したくない」「いつでも好きな時に飛びたい」って、自由を追い求める姿勢にすごく共感したし、「1年して幸福を見出せなかったら離婚」って、現代としたってかなり無茶ぶりな結婚の条件だったり、 「女性で横断飛行に成功した人はいない」「女性が飛行機で墜落する姿なんて誰も見たくない」 って言われても跳ね除けた強い意志と、飛ぶことに対する強い情熱を持っていたからこそ快挙を成し遂げたんだろうと納得できる描かれ方だった。アメリカの自由の精神を象徴したような存在にも思えたので、それも今でも愛されている理由の1つなんだろうなぁ~と思った✨ そんな自由な翼をもったアメリアなので、行方不明になった後、実は鳥になって今もどこかの空を飛んでるんだよって言われたら本当に信じてしまいそうだし、それが1番しっくりくる真相に思えてしまう。「永遠の翼」っていう邦題、めちゃくちゃぴったり☺️ ユアンが演じているのはアメリアの愛人で飛行士のジーン・ヴィダル。 時代が時代だからなのか、常にタバコ吸ってた😂 出てくるまでが長いし、出番もそんなに多くないものの、パーティでの登場シーンでは前回の「8月の家族たち」と打って変わってのキラキラセレブ感に溢れてて、えぇ〜?ユアンってこんなかっこよかったっけ?ってなりました(普段、実はそんなにかっこいいと思ってなかった😂) リチャード・ギア演じるアメリアの夫、パットナムとつまりは三角関係ってことになるけど、どろどろの愛憎劇とかはなし🙌 ヴィダルさん、男手ひとつで子育てしてるので、子連れでイアハート夫婦とつるんでたりして・・・なんていうたまにそういう設定あるじゃないですか、正妻と愛人がお互い全部わかっていながら黙認して表向き穏やかな空気感、あんな感じが近い😂😂😂 でももちろん、正妻パットナムが嫉妬してない訳じゃなくて、悲しみつつもとにかくひたむきに献身的にアメリアを愛し続けていて、それがアメリアの心を変えたというのも映画の見どころの1つでした(今作、逆にリチャード・ギアがハチみたいだった🐕😂) 後、ヴィダルの息子のゴア君がかわいすぎ。アメリアに対して「あなたがパパと結婚してくれたらいいのに」とか罪作りなこと言い出すし、ホントゴア君の言う通り一妻多夫制でいいんじゃない?って思いました😂
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