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くらっしゃあ

くらっしゃあ

5 years ago

5.0


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Angel Heart

Movies ・ 1987

Avg 3.2

【私的ホラー・オカルト映画30選】 【思い出映画】 ◇メフィストフェレスが言いにくい映画◇ ミッキー・ロークが日本で一躍注目されたのはたぶん『ナイン・ハーフ』だったと思う。しかし私が初めて彼の映画を観たのはこの『エンゼル・ハート』だった。 アメリカで【悪魔のバイブル】とまで呼ばれた小説「堕ちる天使」の映画化作品で、ミッキー・ローク演じる私立探偵が破格の報酬に釣られて受けた行方不明人の調査の果てに行きつく結末は、当時まだ本格的に(実写)映画を観始めた頃で経験値も低かった自分にとってかなり衝撃的だった。 また、真相があきらかになった場面で、デ・ニーロ演じる依頼人が悪戯っぽく言う 「メフィストフェレスは言いにくい」 というセリフの意味が最初は何のことやらまったくわからなったのだが、ある時、ふいにその意味に思い至って、“へえーーー”となった。確かに言いにくいが、まったくシャレのきつい奴だ。 あと、本作でデ・ニーロが演じた役柄は、結果的に彼のキャリアの中でも非常に珍しいものとなっているのだが、ワンカットだけ、違う役で出ている気がしてしかたがない。ほんの一瞬のカット、確かめるために何度か観直したが、どうしても彼に見える。もし、あれがデ・ニーロなら、より物語の奥行きの広がりに繋がるのだが、100%の自信は持てないままでいる。 まあ、そんなこんなも含めて本作は大好きな映画のひとつで、目下4K UHDブルーレイソフトの発売を熱望中なのである。