面白いかどうかと聞かれたら面白くはない。 話題のタイトルだけにいろいろな意見や評価に晒されがちだけど、左右されずに自分の評価を下すとしたら、やっぱり面白くない。 女性キャラ、特にシエスタが可愛いという感想がよく耳に入るけど、魅力がありそうで、今のところ特にない。 シエスタや君塚の有能描写や、実は国家権力と裏の繋がりがあってすごい…！みたいな設定も、どこかチープで「はいはい。」と流せてしまう。 なんだろうなぁ…なんか活劇の割に、ずっと静かなんだよなぁ。BGMが流れていないわけじゃないのに…。その白けた雰囲気が、ラノベ独特の言い回しやギャグのテンポ感を殺している気がする。 面白くなりそうでならないアニメの典型例。 ここから逆転あるかな…？(6話時点) 【全話視聴】 いやーーーーーーー。勿体ない。 申し訳ないのですが、どうせこのまま大きく面白くなる展開もなく終わるだろう、とタカをくくっていましたが…。 意外にも、それなりに「全話見た甲斐はあったかな？」というラストではありました。 きっとシエスタの死と夏凪の正体を巡る出オチとラストが大前提で制作されたアニメだったのだと思います。 しかし勿体ない…！このアイディアと素材を上手く料理すれば、きっとそれなりに良作になっただろうに…。 捻りも面白みも感じることができなかった。なにもかもが一手足りない。 なんならピーチボーイリバーサイドよりも時系列の入れ替えに混乱した。 登場人物のセリフも、 「ここからは推理も駆け引きもいらない！」←そんな推理してたっけ？ 「世界で一番大切だからだ！」←そこまで信頼を深め合う描写あったっけ？ 「そんなご都合主義あるわけがない！」←いや、ずーっとご都合主義だったけど…。 と我ながらひどいツッコミを入れるのに忙しかった。 ただ、「昼寝はもういいのか？シエスタ」は痺れた。 この瞬間に向けて作ってたんだろうなーって思った。 40m Pの曲も良いですね。