キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ監督によって製作された2004年のアメリカ映画 ・ 主演を務めるシェーイ・ウェイアンズとマーロン・ウェイアンズも脚本を担当しているが、監督も主演の2人も一族のほとんどが業界人であるウェイアンズ一家の一員。特にコメディに特化した一家なので、兄弟で馬鹿な話で盛り上がり作り上げるコメディ映画はもちろん馬鹿らしさで溢れている。真面目に映画を見ようとしてはいけない。川の流れに身を任せるがごとく、何も考えずに鑑賞するべき作品 ・ ストーリーなどどうでもいいのだが、とりあえずドジばかりのFBIコンビが名誉挽回するために潜入捜査をするという話。それだけなら普通なんだけど、黒人の男性2人が白人の金髪女子に変装するという骨格的に無理がある変装で潜入するという無茶苦茶な設定。本物の金髪女子と比べると、うん全然違う！でもコメディなので誰も気づかない。コメディって最高ですね ・ アメリカのコメディ映画って時事ネタとか有名人のディスりなどが定番で、それなりの知識がないと笑えないものが多い。だから日本ではあまりウケない。「テッド」なんかヒットしたけど、話してる英語と字幕がかなり違っていて日本人ウケ用の翻訳にしたからヒットした作品。そんなハードルが高いアメリカのコメディ、と思いきやこの作品は下ネタとお約束みたいなネタばかりなので、くだらな過ぎて誰でも笑える ・ くだらないってけなしているように感じるかもしれないけど、コメディにとってくだらないは褒め言葉。真面目な歴史映画とかドラマばかり見ていると疲れるので、たまにはこんなお馬鹿コメディを見るとちょうどいい。くだらないって素晴らしい