シネマート新宿、心斎橋の企画「のむコレ2020」上映作品で、私の中で「信じて見る俳優」の1人であるチョ・ジヌンが主演なので観た。 2003年に韓国で実際に起こった、韓国史上最大の金融スキャンダルをベースに、巨大な利権に立ち向かう熱血検事の奮闘を描いたサスペンスドラマ。 この手の作品は何回も観たけど、相変わらず巨大な利権に群がる韓国の政界や経済界の闇が深過ぎる。😓 モヤモヤが残る結末は実話ベースだから仕方ないか。 しかし、こんな巨大な陰謀が実際にあったなんて凄く驚いたけど、今現在誰も逮捕されていないーという事実も衝撃だった。 権力者の不正を捜査起訴する検察が、権力者からの圧力に屈したら、やりたい放題じゃないの。 法の番人のはずの検察は今回もクソだらけだった。😡 でも、そんな韓国の闇の部分を映像化出来るのが羨ましくもある。 様々な疑惑に対し、トップが言った一言に忖度する国では、こんな闇を描く映画を作る勇気も無いからね。😓 チョ・ジヌンをはじめ、イ・ハニ、イ・ギョンヨン、イ・ソンミンと実力派俳優さんたちの熱演で見応え十分だった。 韓国での観客動員数は248万人で2019年公開映画ランキングの23位。 通常の上映作品でなかったのが残念。😓 #2020年劇場鑑賞103本目 ☆3.7/5