原作未読。 日本であまり人気がないのは題材が日本人にとって馴染みのないものだからなのか。 海外での人気を元に視聴を始めたが、世界史を勉強したいと思える作品だった。 主人公は父の復讐に燃える少年トルフィン。 24話までを通して一環として復讐のみを目標にしており内面での成長がない。 そのためかトルフィンよりアシェラッドの動向に焦点が当てられている場面が多い。 アシェラッドのカリスマ性や強さ、賢さは眼を見張るものがあり攻略ものとしても楽しめる。 気性が荒い人間が多く登場するので、頭が切れるキャラは特に目立つ。 作画や演出はこの上なく素晴らしいと感じた。 特に背景や景色の描写はツインエンジンのYouTube上でも語られていた通り、当時の電気がなく太陽と火のみの灯りを再現したかったという観点から見ると感動する。 舞う雪に太陽が反射してキラキラ光る様などは息を飲む綺麗さだ。 OPやEDも申し分ない。 特に1〜12話までで使われてるOPは2019年のアニメベストOPだと思うほど気に入っている。 2期が待ち遠しい。