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帝国主義批判映画ですかね。 帝国主義の象徴、鉄道の中で格差社会があり、 抑圧されていたアイルランド人、朝鮮人が革命を起こすが、革命はブルジョワの陰謀。 日本人は貧困層もいるが、科学者や後発帝国主義国の民族として欧米帝国主義国の民族に準じる地位にいる者も居る。 . 最後は車両という「望まない支配があるが、外に比べれば安全な立ち位置」を破壊し、 虎がいるような危険な場所で生きていかなきゃいけない。 . 現実世界では植民地だった地域は独立後、多くは内戦や独裁政権の弾圧があり、それは「苛政は虎よりも猛なり」だったでしょう。 . そんな強大な自然の中で生活することになれば、車両内の生活を懐古、美化して、 反動として「自由を求めた時と同じくらいの熱心さで、抑圧を求める(自由からの逃走)」人も出てくるでしょうね。 . 割と面白かったと思いますが、歴史に興味ない人が見てもそこまで楽しめないかなと思いました。
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