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Challengers
Avg 3.5
原題も「Challengers」。 「君の名前で僕を呼んで」のイタリア人監督ルカ・グァダニーノ氏はまたすごい映画を作ったもんだ。 (人喰いの『ボーンズ アンド オール』も異色だったけど) ジュニア時代から名声と富を築いていた女子テニスプレーヤーのタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)。 彼女を一目見たときから夢中になる2人のテニスプレーヤー、アート(マイク・ファイスト)とパトリック(ジョシュ・オコナー)。 この3人の10年に及ぶ関係を描いた意欲作です。 やっぱり目を引くのはゼンデイヤの素晴らしいスタイル。 手足が長く、何を着ても似合うのはもちろんだけど、ジュニアの試合時の真っ白なテニスウェアが肌の色にマッチしていてカッコ良かった。 ほぼ下着でも、パトリックと共有の「I TOLD YA」のTシャツ姿も様になっている。 いろいろ余裕のあるタシがアートとパトリックと3人でベッドに並んで話すシーンなんて、どっちの方向に進むかわからず、それも面白い。 最初はタシが2人の男を翻弄しているように見えて、タシが一番好きなのは「テニス」そのものなのがわかる。 だから意外な終わり方を目の前で見て「Come-on!」と叫ぶ気持ちもわかった。 パトリックがアートにあることを伝えるサーブの打ち方、絶対にラストで使うと思った。 それを見たアートの表情の変わり方もうまい。 タシを取り合った2人だけど彼らの関係はブロマンスそのもの。 ジョシュ・オコナー好きとしては今までの役とは違って、ワイルドで男臭いパトリック役が見られて満足です。 クラブハウスでアートが席につく時に足でスツールを寄せて自分の至近距離に座らせるパトリック。 チュロスを共有して食べるシーンが一番好きでした。 テクノっぽい音楽、カメラワーク、いろいろ優れていた。 他のテニス映画とはちょっと違う視点が面白かったです。