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チャップリンの独裁者ヒトラーや帝国主義に対する痛烈な風刺映画です。 現在目線で観た感想として正直に4点を付けましたが、ヒトラー存命中に作った歴史的価値は文句なしの5点でしょう。 公開当時に観たらさぞかし驚かされたと思いますし、まさに命をかけて制作された魂の映画です。 当時タブーだったユダヤ人もはっきりと描写されており、単なるエンタメ映画や恋愛映画とは「格」が違います。 チベット問題など現在でもマスコミを含め見て見ぬふりしているような問題がありますが、世界のどの監督が大衆作品でここまで踏み込めたでしょうか。 コメディ部分も現在でも楽しめるレベルで、ハンガリー舞曲の髭剃りなど我が子はなんども観て笑っていました。 コメディなのでハードルが下がり色々な世代が見れるのも、この映画の素晴らしい部分の一つですね。 そして最後の演説はやはり映画史に残る名シーンです。 それにしてもハンナを演じたポーレット・ゴダード美人すぎ!(笑)
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