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特別じゃない者の苦悩の話かと思っていたら、逆に、特別である者の苦悩、重圧、責任、恐怖の話だった。 特別な者(家族)はそれぞれ、その特別な力を使って特別でない者を助けるという責任、皆の憧れとならなければいけないという重圧、頑張れば頑張るほど町での自分と本来の自分の乖離が進むという苦悩、いつか力を失ってしまうのではないかという恐怖に苦しめられる。 そうした特別な者の苦しみを特別でないミラベルが解いていく事で、同時にミラベルの劣等感も解かれていくストーリーがとても良かった。 映画評価基準 この映画が好きか 7 没入感 8 脚本 8 映像 8 キャスト 9 感情移入度 7 音楽 8 余韻 8 おすすめ度 7 何度も観たくなるか 7 計77点
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