Onoda: 10,000 Nights in the Jungle
Onoda, 10 000 nuits dans la jungle
2021 · Adventure/Drama/War · France, Japan, Germany, Belgium, Italy, Cambodia
2h 46m
(C)bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinema



Japan, 1944. Trained for intelligence work, Hirō Onoda, 22 years old, discovers a philosophy contrary to the official line: no suicide; stay alive whatever happens; the mission is more important than anything else. Sent to Lubang, a small island in the Philippines where the Americans are about to land, this role will be to wage a guerrilla war until the return of the Japanese troops. The Empire will surrender soon after, Onoda 10,000 days later.
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Hokuman Dayori

1945 / Titan (Movie Edit)

Quasi Hiroo (Movie Edit)

Kinshichi Futamata

Sado Okesa (Futamata)

Pavana / Hiroo (Movie Edit)
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
星ゆたか
3.5
2023.8.18 1972年グアム島で28年ぶりに発見された。横井庄一(1915~1997)さんに続き。 1974年にフィリッピンで30年ぶりに接触ができ、帰還する事になった。 小野田寛郎(ひろお:1922~2014) さんの物語。 横井さんが捕虜になるのが嫌で、ジャングルの穴蔵生活をしていて見つかったのに対し。 小野田さんは陸軍中野学校で“秘密戦”(ゲリラ戦)の特殊目的の為に。 ルバング島で少人数の兵を率い、〈島の拠点を維持し続ける〉目的があり。 当時の日本軍の考え方とは真逆な、 〈玉砕してはならない〉。 必ず迎えに行くから。 三年でも五年でも、何としてでも生き残らなければならないと。 言わば“洗脳”された指令のもと。 何十年もジャングル生活を続けていたのだ。その間食料搾取の為、村に近づき、米の収穫期には村人を銃砲で脅し、盗みとり田畑を焼き討ちしたりしている。 そのため村人らも黙っておらず、別の時に狙い撃ちされ、こちらも仲間を失うことに。 確か後年の小野田さんの印象を、テレビなどで。 『穏やかな優しそうなおじいちゃん』って感じを記憶していたような気がしていたので。 今回の映画の“激しい”人間性の小野田さん像には。 ただただもう驚かされた。 この映画を監督したのは、フランスのアルチュール・アラリ(81年パリ出身)さん。 フランス、日本、ドイツ、ベルギー、イタリアの5か国合作映画。 監督は小野田さんの歴史的逸話を描きたいというよりも。 “あの状況”を描きたかったのであろう。 何故なら時間の流れを、別の俳優の振り分けで描いているが。 背景の舞台のジャングルは撮影色彩トーンもほとんど変えず。 日本側の生死調査が過去に入った時代の描写も最小限。 その日本国側視点を入れる事もない。 だから〔冒険映画〕を撮りたい。 〔自分にとって未知の領域において何かを見つめるという意味の〕 作品を撮りたくて。まず父親の話から。 小野田さんの話を知り。 ベルナール・サンドロンというフランス人で日本に住んでいる方の本。 「ONODA 30 ans seul en guerre」を読み。関心を深め。 彼に会い、彼が実際会っている小野田さんや谷口少佐の話を伺って 更に興味を持ったという。 その物語の魅力は〔豊かさ〕。 友情だったり、孤独だったり、内的人間の実存に根づいたテーマがある事。 また一人の〈人間の自立〉。 父親から自由になる肉体性。 偉大な人物の言葉から思考を確立させる、父性的存在からなる精神性。 小野田さんは父親から自決用の短刀を預かり。環境からの自立を。 また中野学校の谷口少佐から。 自分自身の人生の司令塔になる《忠誠》なる言葉を授かる。 中野学校二俣分校では。 民謡の〈佐渡おけさ〉を使って 〈秘密戦〉とは何かと説明していたという。 〈佐渡おけさ〉はいかに歌詞を変えても成立する良さがあると、隊員らに劇中語られせているが。 それはそのまま戦況に臨機応変に対応しながらサバイブする事を意味しているのだそうだ。 ただそれは同時に軍の作戦には成功するかも知れないが。 小野田さんらを戦争から、いつまでも 解放させない事も意味する。 映画の撮影はフィリッピンでなく、カンボジアで。 政治状況や製作費などのプロダクション的な理由からだそう。 在仏の映画プロデューサー吉武美知子さんが、監督アルチュールと日本の繋がりを作った。 しかし残念ながら2019年6月に病死されているので。 クレジットに彼女の名前に【捧ぐ】が。 この実話は最終的に、密林に小野田さん一人になるのだが。 その前の4人の頃。日頃から小競り合いの仲の。 島田と小塚が壮絶な喧嘩をする長いワンカット。 小野田と赤澤は止めないで見ている。 ここは我々の普通の生活状態ではなく。 あくまでも彼らは戦時下と信じ、ジャングルの不自由な状況下で。 日頃の不満やストレスが憤懣しているから。 戦意消失するまで爆発発散させた方がいいとの判断だからだろう。 ただこの後片方が亡くなった時に、 残された方は多いに悔恨することに。 ここでの撮影余話による所に。 殴られる方の俳優さんが『本気で!』との声がけに。 臨んだ芝居の結果。 その役者が気を失い、長引いた現場になったという。 映画にかける熱い思いが伝わる話だ。 小野田さんの青年時代を遠藤雄弥(87生まれ)さん。 成年時代を津田寛治(65年生まれ)さん。 お二人のこの映画へのメッセージを。 『自分を見つめ直す。小野田さんのジャングルでの生き方を目にして。 現代のテクノロジーの進化した利便性のなか。 何にも頼らない生身のコミュニケーションだったり。 そこで芽生える感情だったりについて見つめ直すことは。 特に若い世代にも必要だろうと思います。』との事。
ケンイチ
3.5
ジャングルに潜み続けた日本の兵隊さんの物語。何となくただ単に敗戦を受け入れられなかった方々の一人と勝手に思い込んでいたが、知らなかった実態を学べた良い作品。村人を殺したり仲間を殺されたりするような世界を自分だったらはどう振る舞ったか考えさせられた作品です
アリちゃんパパ
4.5
ルバング島の小野田少尉がゲリラ戦の命令を受けてから、命令解除を受けるまでの30年を描いた戦争映画の傑作です。 小野田少尉は、命令遂行のため現地で殺人や窃盗を犯していますが、本作ではその事実も美化せずきちんと描いています。その結果、戦争の悲惨さ非人間さが浮き彫りにされ、完成度を高めました。170分を超える長尺ですが、ずっと引き込まれました。 ベテランバイプレイヤーの津田寛治さんが、小 野田少尉になりきり、素晴らしい演技を魅せてくれました。彼の代表作と言えるでしょう。
cocoa
4.0
太平洋戦争が終わってもフィリピン、ルバング島のジャングルに残り、29年間を生き抜いた小野田寛郎旧陸軍少佐を描いた見応えのある作品です。 キャストは日本人、監督はフランスの新鋭アルチュール・アラリ監督。 フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、そして日本の合作とのこと。 日本でなぜ映画ができなかったのか、改めて考えさせられる作品でした。 1972年、グアム島から帰還した横井庄一さんに続き、1974年にフィリピン、ルバング島から帰還した主人公の小野田寛郎さん。 当時の映像や書物を読んだ時にあまりにも軍人たるものの覚悟を印象的な敬礼姿などで感じた記憶がある。 日本兵はもしもの時には自害するように短剣や青酸カリなどの薬を用意していたが、小野田のいた陸軍中野学校ではスパイ教育をされ、ゲリラ戦に備える人材を育てていた。 その時の上官、谷口少佐(イッセー尾形)の教えが印象深い。 「君たちには死ぬ権利はない!」 「自分自身が自分の司令官であれ!」 「玉砕はまかりならん!」 「3年でも5年でも頑張れ!必ず迎えに行く!」 この上官の司令があったから小野田の部隊が最後まで生き残り、最終的には一人残されるのです。 終戦の予感は感じていたはずの小野田が29年間も潜伏していた気持ちがやっと理解できた流れでした。 小野田たちがルバングの島民の畑を荒らし、家畜を奪い、さらに島民を撃った事は事実だと思う。 (実際はフィリピン警察との撃ち合いとか) そうしたことも全てが日本国のため、天皇のため。 当時の軍人がそのように考え戦う事の意味を改めて感じた内容でした。 大人になった小野田役の津田寛治氏は圧倒される存在感でした。 眼だけで演じられ、時に虚無感も伝わってくる。 冒険家の青年 鈴木(仲野太賀)に対してはじめは頑なな態度。 敗戦を知り涙する姿。 そして上官の司令がないと終われないと言う姿がたまらなかった。 この作品を観れば小野田氏の帰国やその後の人生をもっと知りたくなるはず。 ブラジルでの成功やサバイバルの講演などもいろいろ観たことがある。 最初はなぜ日本でこんな映画を作れないのか、と思ったが。 日本だともっと過剰な愛国心やドラマを盛り込みがちになりそう。 フランス人監督が考えた「小野田寛郎氏」を通しての日本国をうまく描いていたと思う。 作品を観ることなく亡くなった日本人プロデューサーの吉武美知子さんの配役の進言がとても効いていた。 小野田の青年期の遠藤雄弥。 成年期の津田寛治。 谷口少佐のイッセー尾形。 冒険家の鈴木紀夫氏を演じる仲野太賀もしかり。 ちなみに鈴木氏はその後も冒険を続けヒマラヤで命を落としたとのこと。 「パンダ、小野田さん、雪男」を探していたエピソードも本当のこと。 ラストのヘリコプターからルバングの地を見下ろす津田寛治氏の何とも言えない表情が全てを物語っていた。 3時間に及ぶ大作、見応えがありました。
tana-hiro
4.0
小野田さんが帰国してから既に50年近く経ち、すっかり忘れ去られていましたが、こうして映画になることで若い人たちにこういうことがあったんだということを知るきっかけになればいいと思いました。 津田寛治さんの鋭い眼光が、まだ戦争中で自分は日本兵として戦い続けているんだと訴えているようで惹きつけられる。
松井
3.5
ランボーと陸軍大佐を思い出す
ふう
4.5
This may contain spoiler!!
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