Remember
Remember
2015 · Drama/Mystery/Thriller · Canada, Mexico, Germany, South Africa
1h 34m



With the aid of a fellow Auschwitz survivor and a hand-written letter, an elderly man with dementia goes in search of the person responsible for the death of his family.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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にしにし
4.0
これはすごく面白かったです。認知症の老人が、足元も おぼつかず、震える手に銃を携えて、ひたすら家族の仇(やはり老人)を探し回るという、半ばシュールなコントのような展開。不意に記憶がリセットされ、頼みの綱は施設の友達が描いてくれた、やるべき事をしたためた手紙。「メメント」の変奏曲のよう、というか、認知症ノワールというジャンルがここに爆誕。ユーモアと緊張感が同居し、全編を不思議な不穏さ、危うさが彩ります。C.プラマーの巨大な存在感と的確な演出で、全く飽きさせません。下手に思わせぶりな回想シーンを入れるでもなく、随所に戦争やアウシュビッツを連想させるものを自然に登場させるのもすごく上手い。アウシュビッツは重要なモチーフだけど、それに引っ張られすぎず、エンタメになってるのもいい。 中盤を過ぎて、ある一線を越え、増した緊迫感は終盤でピークに。そして、えっ!という幕切れが鮮やか。結末を予想できる人はいるだろうけど、僕の予想とは違いました。で、幕切れ直後、原題"REMEMBER"が出ます。誰が、何を覚えていたのか。失われゆく戦争の記憶と、決して忘れられない戦争の記憶。それらに思いを馳せると、不思議な胸苦しさが。 認知症の症状って、一般的には昔のことは覚えてるけど、まあ、そこはちょっと引っ掛かったかな。
Shou
3.0
なんというか... ”メメント”のおじいさまverを観た気持ち。 予備知識なく観たので、こういう映画だったことにびっくりしました。
Izumi
4.0
終戦から早75年、ナチ残党のナチ狩りもそろそろ時間がない。追う方も追われる方もヨボヨボ。一人ずつ疑わしい人物を訪ね歩く、でもそれは自身の記憶を辿ることでもある、という一種のロードムービー。 このおじいちゃん、認知症を患い(というか短期記憶のみならず記憶全般が眠るたびに飛んでしまうのってこんな型のあるのかなぁとは思ったけど)かなり心許ない。でも綿密に計画を立ててくれた友人の計らいでなんとか復讐の旅を続けていく。 途中、こんなヤツ21世紀にいるのか?!というレベルのファシストがいて本当に恐怖だけど(でもブラック・クランズマンを観た限りではやはりいるのだ)、このおじいちゃん、初めてグロックを手にしたにしては迷いがない。そこまで憎しみは強く、恨みは深いということ…なのか…? 70年来の復讐は果たされる、かもしれない。でもそれでも本人の心の暗黒はなくならない。そして、遺された家族たちが生涯抱えるであろう果てしない苦しみ。それこそ、復讐者が与え得る最高の罰かもしれない。
about movie
4.0
秀逸なサスペンス。予備知識なしで鑑賞したが、序盤ほのぼの物?感動物?と予想しつつも一気に緊迫な展開へ。 メメントとブレードランナーにオチと年配俳優をブレンドしたらここまで優雅な味を出すとは。ラストも余韻よく無駄がない。 ただ、要所に子供が多かったのなぜだろう。(手紙を渡す時、電車、病院等)ホロコーストを知らない世代が次々に生まれ、恨みが忘れられていく。それは時代が良い方へ向かっているのか、はたまた、、、というメタファーだろうか。
ひろ
3.5
アトム・エゴヤン監督によって製作された2015年のカナダ/ドイツ映画 ・ 妻を亡くし認知症で記憶もおぼつかない90歳のゼヴが、ある復讐を遂げるために、1枚の手紙を手掛かりに復讐のたびに出る… ・ これはなかなかすごい設定だ。現代を舞台にしながらホロコーストを題材にした作品なんだけど、強い恨みを持つであろう主人公が認知症なんだから、一歩間違えたらコメディになりかねない。しかし、この作品はそんな設定をうまく利用した極上のサスペンスに仕上がっている ・ 主人公ゼヴを演じたクリストファー・プラマー。若き日の「サウンド・オブ・ミュージック」でのトラップ大佐役はあまりにも有名だけど、歳をとってからも最高齢でオスカー受賞をする活躍ぶり。本当に認知症なんじゃないかと思ってしまう演技だったけど、ピアノも自分で弾いてるし、本当にすごい俳優だ。名優ブルーノ・ガンツも出演していて負けていない ・ クリストファー・プラマー劇場と言っていい作品だが、何より脚本が面白い作品なので、下調べなどせずに鑑賞してもらいたい。先読みするのが難しい内容で、最後はなかなかの衝撃です。ご覧あれ
有栖川タボ弥
4.0
This may contain spoiler!!
manamizw
4.5
面白い!そもそもクリストファー・プラマー、マーティン・ランドー、アトム・エゴヤン監督と私の好きな人が集まってて面白くないはずがない。 アウシュビッツ生存者のよろよろのおじいちゃんが、同じく生存者のよろよろのおじいちゃんに託した、家族を殺したナチを成敗するという殺人(未遂)ロードムービー。なにせ痴呆症のおじいちゃんだけに、観ている側はその一挙手一投足に不安を覚える、新種のサスペンス映画だった。 記憶を失うというのは残酷なことだな。どんな思いでこんな綿密な計画を立てて手紙を託し復讐しようと考えたかを思うと鳥肌が立つ。
ねこlove
4.0
ユダヤ人、ドイツ人、アウシュビッツ。この映画の中に度々出てくる言葉で、中々重たいテーマと、おぼつかない足取りで復讐を果たそうとする老人に、見ていて切なくなった。けど、最後は衝撃のラストだった。戦争中の映像は全く出てこないのに、それでも戦争や迫害の事実は恐ろしいと感じさせる秀逸な作品だった。
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