I Was Born, But...
大人の見る繪本 生れてはみたけれど
1932 · Comedy/Drama · Japan
1h 40m
© 1932 松竹株式会社



Two young brothers become the leaders of a gang of kids in their neighborhood. Ozu's charming film is a social satire that draws from the antics of childhood as well as the tragedy of maturity.
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邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
ひでP
3.5
2023年11月17日Amazonプライム、無料配信。 小津安二郎作品。 『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』 1932年(昭和7年)6月3日公開。 松竹キネマ製作・配給。 監督小津安二郎。 モノクロ、サイレント、90分。 小津監督のサイレント期を代表する傑作。第9回キネマ旬報ベスト・テン第1位。 サラリーマン社会の悲哀を子供の視点から描いた喜劇。 固定したカメラカットの場面展開。 小津作品の特徴の、フェードアウト、フェードインは使っていない。
いやよセブン
5.0
1932年製作、小津安二郎監督で、日本の無声映画最高傑作との呼び声が高い作品。 小学生の兄弟がいる4人家族が東京郊外に引っ越してきた。 兄弟は近所の子供たちと馴染めず、学校をサボっていたが、学校からの連絡ですぐにばれてしまう。 近所にお父さんの勤めている会社の重役一家が住んでいて、同年代の男の子がいる。 この重役の家で活動写真鑑賞会が開かれ、子供たちも見せてもらうが、兄弟の父親も来ており、重役やその子供にまでペコペコしているのが面白くない。 家に帰り、「お父さんは偉いの?お金持ちは偉いの?」と父親を責める兄弟に、両親はタジタジだ。 子供の世界に突然、大人の都合が乱入、混乱する子供たちがせつない。 テーマが普遍的で、笑わせて泣かせる、小津安二郎28歳にしてこのレベル、素晴らしい。
りょくう
3.5
491
雅哉
4.5
日本の無声映画を代表する作品。晩年の「お早よう」(1959)でも判る通り、小津安二郎監督は、やんちゃな少年を描くことに長けている。「東京物語」や「晩春」のしっとりした世界とは一味違った、軽妙な小津をご堪能あれ。
swmcyc
3.0
この映画のテーマは「偉い」というのはどういうことなのかだ。登場する子供たちは皆自分の父親が一番偉いという。どんなところがかというと、いい車に乗っているだったり、歯を抜き差しできるであったり。まるで分かっていない。ただ、彼らは父が偉くあって欲しく、それを誇りたい、そう強く思っている。この映画ではその答えを示していない。その代わり次の象徴的なシーンで伝えようとしたことがある。 まず、オープニングのタイトルバックの絵。桃太郎が桃から生まれたところ。裸を恥じらうような姿。しかし、それは明らかに大人である。纏わり付いたものを全て捨て去れば、皆同じ裸であり、恥ずかしさが伴うものである。それは偉さを誇ることの対極とも言える。 二つ目はすずめの卵。それは、子供たちには、ポパイのホウレン草のような強壮剤として、また、そうであることを前提に活動写真を観るための対価となる宝物として扱われている。しかし、すずめの卵はそれを食べた犬の体調を壊させただけで何の効用も無かった。思い描いていた価値はただの幻想だった。彼らが偉さと思っていたものは実は偉さとは全く関係無いものだった。 三つ目は、子供たちがしている妖術のような遊び。指の動きで相手を倒し、手のひらをかざして復活させる。誰が誰に対して行っても、皆同じように振る舞う。誰の子であっても、喧嘩が強くても弱くても関係無く平等である。偉さというものに意味があるのか、ということすら問うているようだ。 主人公の兄弟は、上司にペコペコする父親を軽蔑しかけていたが、物語の最後には、上司に気づかない父親に挨拶しに行くように促す。彼らは少し何かを理解したようだ。 「生まれてはみたけれど」とは、生まれた世界のつまらなさを表わしているのではなく、人が年を経て成長することこそ意味あるものであるといっているのだと感じた。
WatchaPedia
4.0
タイトルからもっと陰鬱な作品かと思っていたら全く逆だった。 無声映画と知らずに見たので最初は戸惑ったがすぐに惹きつけられた。削ぎ落としたセリフだけでこれだけしっかり見れるとは思わなかった。 音声付きでリメイクしたものがあるらしくそちらも見ようかと思ったが無声のままの方が良いような気がして結局見ていない。 昭和初期の作品だが背景が古いだけで内容はすごく普遍的。今もどこかで同じことが起きていそう。その補足の要らない普遍性も惹きつける要因の1つだと思う。 ハットとスーツで通勤するサラリーマン、すごく洒落ていてかっこいい。家じゃ浴衣なのも良い。 祖父の浴衣を引っ張り出して着てみたくなる。
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