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    star4.0
    南雲さんの声優さんのブログを読んで、ふと見直したくなったので再視聴。 どっちかというと大好きな部類に入っちゃうのが悔しいw 徹頭徹尾押井節というか作風、芸風なんでもいいけど、そういう雰囲気の映画。 この作品でめちゃめちゃ評価したいというか、何度見ても感じ入ってしまうのが、南雲しのぶという女性が本当に実在しているのではないかと思うほど血肉を持っていること。そりゃちょっと(男性から見て)夢見がちな部分がないではないけど、南雲さんはこの映画における主役だし、声優さんががっちり作り込んだ血肉を持った女性のキャラクターとして金字塔となったと思う。今後男性監督が描き出す女性キャラクターでこの人をこえる人が出るかもわからないくらいの金字塔だ。 このあと押井監督が草薙素子を生み出す(士郎正宗先生だけど、キャラ自体はもはやオリジナルに近いでしょ)ことになるのも納得の女性キャラクター。皆さんがいう後藤さんに痺れる前に私は南雲さんに痺れた。 あと、竹中直人さん、声が特徴的なのですぐわかるんだけど、ほんと上手いよな……あの声質を考えたら竹中さんを起用して正解だったし、専業の声優さんではない人を起用することで起こる抑制的な台詞回しも逆にいい感じになっててスゲーなと思ったよね。
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    この映画を初めて見たのは中学生のときで,当時の私は映画やアニメを全く見ず,またそれらをひどく毛嫌いしており,よくアニメ好きの友人をからかったりしていた。その友人が半ばキレ気味に薦めてきたのがこの作品で,捻くれ者であると同時に努めて素直であった私は大人しくこの映画を鑑賞し,度肝を抜かれた。僅か2時間の中に私の理解力を遥かに越えるディテールが詰まっていたのだ。これが理解出来たらどんなに楽しいだろうと思ったものだ。  今にして思えば,当時の私があまりに無知蒙昧な子供であったことも災いしたのだろう。とにかく,その日以来,この映画は私にとって最上の娯楽となった。学校から帰宅するのが16:30で夕飯が18:30だったので,その間の2時間は毎日この映画を見た。中学2年時はこのルーティンを欠かさなかった。中学校の授業日数は200日,加えて夏休み中も鑑賞していたので200回以上見たことになる。  今にして思えば,何遍も見るのではなく,その作品の背後にある教養を獲得する努力をすべきだったろう。しかし,当時あまりに無知蒙昧であった私はそんな事を考えもしなかった。とにかく,見る度に判明するディテールが楽しかったのだ。一見無意味に思えたディテールが実は作品そのものの根幹をなす要素であり,鳥や魚や空模様,ナトリウム灯に至るまであらゆる要素が厳密なレイアウトの下に散りばめられ,どんな台詞よりも雄弁に心を語っている事に気づき,物語なるものの素晴らしさを思い知ったとき,映画やアニメを食わず嫌いしてきた事をひどく悔いた。  以来,それまで無為にしてきた分を取り返すつもりでたくさんの映画,アニメ,特撮,漫画を見るようになり今に至る。  映画で人生が変わるなどというのはオタクの盲言にすぎないが,もしこの映画を見ていなかったら私は内面的,対外的に今とは決定的に異なる性質の人物になっただろうと思う。今では年に2回程しか見なくなったが,この映画は私にとって最も大切な映画である。
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    今回もバリバリの大人向け。 テロ事件をきっかけにした警察と自衛隊の闇の話。押井監督の未来感は現代の情勢を描いてるよう。近い未来の日本もサイバーテロや戦争も... って思わされる。恐るべし、押井監督! 前作もでしたけど、今回も後藤さん、渋カッコイイです。私の上司になってくれないかなぁ...
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