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    star3.0
    仕草や視線からうなじから、じんじんと浸食する緊張。きつく締めたコルセットから漂う決意と心臓の高鳴りをごまかすかのような筋トレ。覗き見たベッドサイドのラジカセと睡眠薬。 木材の良い薫りの中ですべてが凶器に見えてしまう狂気にかこまれながら、ひとのもつ慈悲と脆さが、張りつめた糸の上で曖昧な音を奏でる。 彼らのこれからを想い、そして16歳に打ち勝つおじさんの身体能力に驚いた、春の麗かな昼下がり。
    10
    息子を殺された男(オリヴィエ・グルメ)と息子を殺した加害者(モルガン・マリンヌ)。本来は裁判所以外で出会ってはならない2人だったのに何かの悪戯か講師と受講者という関係となる。 自分が男の立ち位置なら赦せたのだろうか? 原題は「le fils(息子)」。邦題に「まなざし」を入れたのはどんな意図だったんだろう。
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    00
    主人公は職業訓練所の木工コースの先生で、バツイチの独身だ。 ある日、新人がやってくるのだが顔を見て驚く。 5年前に息子を殺した少年が鑑別所から出てきたのだ。 しかもよりによって自分の生徒として現れたのだ。 主人公は生徒として扱うものの、ほとんどストーカー状態、しかし少年は気が付かない。 接写のハンディカメラを多用しているので観ていて疲れる。 ただ、非常に丁寧に撮っているので登場人物の心の動きまで分かる。 題名も意味深だし、ラストも好きだ。
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