１人や２人いなくてなっても会社は回るように出来ている。その言葉だけが心に残りました。 仕事にやりがいを感じるのは良いことだけど、生きがいを仕事にしてはいけない。会社は、常に変わり続け、代わりの人はいくらでもいるのだから。自分にしか出来ない仕事の仕方はあるけど、自分にしか出来ない仕事は無い。そのことを痛感するお話でした。そんな中でお互いの存在を認め合えるというのは重要なことだと思う。

どういうわけか大ヒットした渡辺淳一の新聞小説を映画化したもの。 出版社で左遷された男（役所広司）と、美しい人妻（黒木瞳）が恋に落ちる。 ベッドシーンは多いがあっさりしている。 今見ると、ちょっと古臭い感じがする。

不倫ものって周期で流行るなぁ、と思い出して鑑賞。公開時は観れない年齢だったもので。 うーん、そうですねぇ、不倫！ダメ！みたいな人間ではないんですが、私は。 単に映画として成立してない気がしました。 渡辺淳一の原作を読んでないのですが、大ベストセラーの映画とは思えなかった。 過激な描写のみに思考がいってしまいがちで、本来、何を言いたかったんだ？と完全に見失いました。