Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
2017 · Comedy/Crime/Drama · UK, United States
1h 55m
(C)2017 Twentieth Century Fox



After seven months have passed without a culprit in her daughter's murder case, Mildred Hayes makes a bold move, painting three signs leading into her town with a controversial message directed at Bill Willoughby, the town's revered chief of police. When his second-in-command Officer Jason Dixon, an immature mother's boy with a penchant for violence, gets involved, the battle between Mildred and Ebbing's law enforcement is only exacerbated.
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てっぺい
4.5
【心がブン回される超重厚ドラマ】 放火や暴行、荒々しく描かれる怒りの感情から、その怒りへの静かな理解、真逆の感情まで、次々と直球で心に飛び込んでくる。心揺さぶられると言うより、心がブン回される映画。 ◆ 主演のフランシス・マクドーマンドがこの作品で2度目のアカデミー賞主演女優賞受賞。アカデミー賞7部門ノミネート、ゴールデングローブ賞4部門(作品賞・主演女優賞・助演男優賞・脚本賞)受賞作品。 出演はその他、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のウディ・ハレルソン、『コンフェッション』のサム・ロックウェル、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズ。 監督・脚本は『シックス・シューター』でアカデミー賞短編賞受賞のマーティン・マクドナー。音楽は、『キャロル』のカーター・バーウェル。 ◆ 何から書いていいのか。。 心に何度も突き刺さる、人間の感情。怒りや優しさ、悲しみや思いやり、色んな感情が一つ一つ、直球で心に飛び込んでくる。スゴイ映画だった。 直接的に描かれてはいなかったけど、テロに対する警笛みたいなものも、この映画は内包していたと思う。「怒りが怒りを来す」何度か登場したこのセリフが象徴的で、ビルボードを発端として、暴行や放火など、怒りが連鎖して行くこの映画の図式はまさにテロとテロ掃討の図式そのもの。そこに、相手の感情を察する、理解して事態が鎮まる描写を挟むことで、今の世界の悲しい図式に対してのメッセージとしているのでは、そんな気がした。 ◆以下少しネタバレ◆ この映画の素晴らしいのは、全ての感情が、レイプ殺人事件、そして3枚のビルボードに起因していて、どんな荒々しいものも、静かな優しさも、理解が出来るしスッと入ってくるところ。広告会社を襲撃する警官や、警察署に火をつける主人公など、通常では荒々しすぎて理解に苦しむ行動すら、その感情や理由を察することが出来る。逆に、暴行を受けた広告マンが加害者に対峙しても逆上しなかったり、大火傷を負った警官が加害者を黙認していたり、ありえない許し方をしているのも、尊い描写だと思う。主要な登場人物がレイプ殺人事件を心底憂いている事が時に直接的に、時に間接的に描かれているからこそ、それらの感情がストレートに伝わってくるんだと思う。 個人的には、ちょっとしたシーンだけど、負傷した広告マンが加害者にジュースを差し出すシーンが印象的だった。尋常じゃない傷を負わされても、加害者を許し、理解するに至ったのは、署長の自殺への懺悔や、広告を出した自らの責任があったから。決して強調してはいなかったけど、この映画を象徴する、なんとも響くシーンだったと思う。 何度も心がえぐられるような、重厚な映画でした!
こうすけ
4.5
【映画リテラシーの低さ(自分の)】 目まぐるしい展開とか、絶妙な脚本!とか言われてますが、自分にはすんなり入ってきた印象。登場人物に気持ちを語らせたりすることも、不自然な説明台詞もなく、完成度がすごすぎて、すごさに気づけないのかも。 劇中で語られる、ギャングの件、教会でのレイプの件、警察が黒人を迫害するのに忙しい件、レイプとイラク戦争の件など、現代アメリカで起こってることを、映画を見ながら想起できるくらいでないと、本当の意味で物語りに入っていけないのかもしれない。 看板の枚数、文言と登場人物の関係や意味ありげなブランコのシーン、手紙の内容とそのあと起こることの符号などの他にもいろいろな仕掛けがありそうで、見るたびに発見がありそうな気がするが、自分にとっては映画リテラシーが試されるような作品だった。 ラストシーン、覚悟も決まらぬまま目的地に向かう二人。未来はあなた達が考えなさい、と言われてるような気がした。
Balloon Flowers
4.5
とある三つの看板を巡る、娘を殺された母親と典型的な南部の警官の確執というあらすじの映画だが、この映画の主題は南部に根強く残る差別や警察の腐敗だけではないと思う。 この映画の主題は、上記の要素も含めた「怒りは怒りを来す」と言うことだろう。これがこの映画の重要なテーマとなる。 主人公も警官も、皆怒りに身を任せて行動するが、これによってもたらされた結果はあまり良いものとは言えない。そのことを気付かせてくれるのは、普段目もくれていなかった周りの人々。イギリス人マーティンマクドナーが、分断されたアメリカに警告しているように見える。 重い内容の映画ではあるが、思っていた以上にブラックコメディ要素が多い。痛烈な社会風刺にもなっていて、笑えるところが何箇所もあった。ジョエルコーエンの妻が主演だからだろうか(笑) このコメディ要素が丁度いいスパイスになっていて、重すぎず疲れないが、かと言ってただのコメディでは終わっておらず、言わんとしていることが伝わってくる。 はっきりさせない終わり方で、後味が良いとは言えないし人によってはモヤモヤするだろうけど、その後二人がどうするのかを考えさせられる。私は、一連の出来事できっと二人は変わったと思う。 予想できない展開や、時に笑わせ時に心にくる脚本、そして何より主演三人の演技が素晴らしく、いつまでも観ていたいコーエン映画のような映画だった。
セイクク
3.5
レイプにより殺された娘の為に3枚の広告看板を設置した母の話です。 見せ方の上手い作品で淡々とした描写でありながら、緊迫感のある場面で構成されています。 そしてなんとミルドレッドを演じたフランシス・マクドーマンドの演技力が素晴らしい〜(>_<) なんだかシガニー・ウィバーがよぎりました。 「怒りは怒りを来す」この映画のテーマですが、この映画はやたら切れやすい人物が多く、切れた人物は決して幸せになっていません。 映画として完成度はなかなか高いのですが、ラストは人を選ぶ感じですね〜 含みを持たせたもやっとした本作のラストは個人的には好きではないタイプのラストでした。 本作の警察官のやる気のなさ、無能さは頭に来るくらい酷いものですが、日本には「桶川ストーカー殺人事件」という比べられないくらい酷い警察の怠慢がありました。 Youtubeでも見られますが、「殺人事件の記者会見を笑顔で行う」「捜査しないだけではなく、告訴状を届け出に改竄する」など全く信用できない内容です。
隣の唐十郎
3.0
This may contain spoiler!!
about movie
4.0
すごい。ここまで見事にブラックコメディとシリアスを融合してるとは。予測できない展開に、ファーゴを思わせる抜けたキャラ達。 犯人そのものではなく、重要なのは心情の変化。巡るめくキャラの気持ちが動き、しかも説得力のある脚本。 大女優マクドーマンドは鉄仮面にも関わらず、怒りや悲しみが痛いほどに伝わってくる。 とにかく重厚なシナリオと俳優達に拍手。
𝑘ꕀ꙳⋆͛
4.5
怒りは怒りを来す ≣≣≣≣≣.*✿≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣ この物語は枚の古い看板❰スリービルボード❱が塗り替えられるところから始まります𓂃 𓈒𓏸❁⃘ ミズーーーリ州の田舎町.ˬ.☀︎*.。 ╭⌒╮┅~ ¤ ╭⌒╮ ╭⌒╭⌒╮╭⌒╮~ , ︶︶︶︶,''︶~~ ╬ ╱◥███◣ ╬ ︱田︱田 田 ︱╬╬╬ か月ほど前に娘をレイプされ焼き殺されたミルドレッドは、犯人を逮捕できない警察に苛立ち (⌒⌒) `川´ :: ∧_,,_∧ :: :: (#)‘へ‘(#) :: プップクプー!! :: (∩ ∩):: 警察を批判する | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ℝ𝔸ℙ𝔼𝔻 | | 𝕎ℍ𝕀𝕃𝔼 𝔻𝕐𝕀ℕ𝔾 | |_________| || || || || | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 𝔸ℕ𝔻 𝕊𝕋𝕀𝕃𝕃 | | ℕ𝕆 𝔸ℝℝ𝔼𝕊𝕋𝕊¿? | |__________| || || || || | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ℍ𝕆𝕎 ℂ𝕆𝕄𝔼, | | ℂℍ𝕀𝔼𝔽 𝕎 𝕀𝕃𝕃𝕆𝕌𝔾ℍ𝔹𝕐ˀ̥ ˀ̥ | |____________| || || || || 枚の広告看板を設置する!! 彼女は、警察署長を尊敬する彼の部下や ٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶ ٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶ ٩(๑`^´๑)۶٩(๑`^´๑)۶ ヽ( ・᷅ὢ・᷄ )ノ | / 町の人々に脅されても / rー-、 / / ∧∞∧ `/ / ⊂(・д・#) チクショ~!! ( ☆L`ニ´⊂ノ ナンデャネン!! `ヽ \ L`⊃ ヽ \ `ー-' 決して屈しなかった𓂃⋆꙳ やがて事態は思わぬ方へ動き始め・・・ 娘を殺された母を演じたフランシスマクドーマンドෆ* 周りから慕われて家族想いで余命わずかのウィロビーーー署長を演じたウディハレルソンෆ* 粗暴なディクソン巡査を演じたサムロックウェルෆ* とても素晴らしくて凄くて✧*。 皆さんの熱演に圧倒されましたᐡ o̴̶̷̥᷄ ̫ o̴̶̷̥᷅ ᐡ マクドーマンドの枚のビルボードを使って犯人を捕まえようと奮闘する姿がとてもかっこよかったです◡̈✩ ꙳★*゚娘を殺した犯人への怒り ꙳★*゚犯人をいつまでも逮捕できない警察への怒り ꙳★*゚娘を守れなかった自分への怒り 娘アンジェラとの最後が酷い別れ方をしていたのもあって自責の念に駆られてあそこまでの行動をしたのかなと思いました。˚✩ 行き過ぎた行動や間違った行動もあったのかもしれないけど、脅しにも嫌がらせにも屈することなく立ち向かっていく⁎ ⁎ ⁎ 絶対負けない強い姿勢が私はとても凄いなと思ったし、こんなにもたくましい母親ってかっこいいな♡゚良いな♡゚と思いました♡ᵕ̈* ウィロビーーー署長… ⁎初めは悪い人なのかなと思っていたら、とても良い人でした❤︎ ミルドレッドにちゃんと捜査状況を説明してくれたり、後にミルドレッドを応援する行動をとったり⁎ ⁎ ⁎ 余命わずかだからと家族を想ってのあの行動は観ていて苦しく切なかったです( ;ᯅ; ) ______ \_____ヽ /家族へ / /ミルドレッドへ / 人へ宛てた /ディクソンへ /__ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/_// ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ウィロビーーー署長の / / / / / / 手紙💌*.゚ / / / / / / とても良かったです◡̈✩  ̄ ̄ ̄ ̄ ディクソンは、暴力的で、この人最悪だな( •᷄ὤ•᷅ )と思っていたら、前半と後半とでは全く違う感じになっていちばん驚きましたꉂ☻ᵎᵎᵎ きっかけはとても慕っていたウィロビー署長からの手紙でしたが、元々根は悪い人ではなかったという事が最後まで見て分かりました(⑅•͈૦•͈⑅) 犯人らしき人物に接触した時も体を張って𝔻ℕ𝔸採取のために頑張ったのもかっこよかったです♡*॰¨̮ 🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥 🔥┏━━━━━━━━┓🔥 🔥┃ ≡𝑝𝑜𝑙𝑖𝑐𝑒 𝑠𝑡𝑎𝑡𝑖𝑜𝑛≡≡┃🔥 🔥┗┳━━━┳━┳┳┛🔥 🔥 ┃┏┳┓ ┃ //┃┃ 🔥 🔥 ┃┃┃┃ ┗━┛┃🔥 . ━┻┻┻┻━━━┻━ こんな事になっても火傷してでもアンジェラの資料を必死で守ったのもかっこいいෆ ̖́- ∧_∧ ビルボードの所に ( ´・ω・) ミルドレッドが花を植えていて ( つ🌻O と_)_) ⋆⸜🌷⸝⋆愛🌼.*🌸🌹愛⸝⋆⸝⋆ そこに鹿がやって来るシーンもਭ₹♡でした:❥︎ 又_ノ/ニニ ⊂/• • つ (●_ノ〃\ ミWジ〃〃 ̄ʓԽʓԽ.•*¨*•.♬ ミミ彡〃〃 \ \ヘ〃〃 🌿🌱🌱🌱🌿🌱🌿🌱🌿🌱🌿🌱 広告会社のオーナーのレッドは最初から優しそうでਭ₹♡でした(,,• •,,)♥゚ だからあんな目にあった時はとても悲しかったです⁽⁽(ཀ д ཀ)⁾⁾้ ∧_∧ (`・ω・) ∧_∧イタッ ⊂( ⊆ ̄ つ ) ) Д´> \ /⊂ ⊂~ノ と丿⊂ と_ノ ∧_∧ ∧_∧ (💢-ω-)○)ε☆) /○ ノ ○ ○ ~しー-J しー-J ∧_∧ (*-д-*) ∧_∧ ⊆("⊆ ̄つ☆)#)3☆)。゚ "\ /⊂ ⊂~ノ ゚。 `∪ ⊂"⊂ノ あんな目にあわせたディクソンに対してオレンジジュースをストロー飲みやすいようにして渡す優しさにさらになんてあったかくて優しい人なんだ(๑♡ᴗ♡๑)と大ਭ₹♡になりました♡ᵕ̈* きっとディクソンも優しさに触れてさらに改心したでしょう(..›ᴗ‹..) .┏┓ ┃∧ ┃∪ ┃| ┌∧ ヘ┬┐ ┃| /(ーωー`)@/| ┃ L⊂ yと) / / ┃ /(^)(^)ノ / / .┻┌┬┬┬┐/ .::::├┴┴┴┤ ::::::::::::::::: . ∧〃ヘ ( ) 🍹と ) し-J ミルドレッドの息子ロビーもなんだかんだ母親想いで好青年でした*◡̈ ラストは色んな解釈が出来るような感じでしたが私はふたりの会話を聞いて、改心したふたりだからこそ、希望があると信じたいです((࿀꒡꒳꒡)/✩*⋆ ∩∩ ∩∩ ┏┓(・∀・)・o・)ノ ●━┛┗┷━┷━┷┓ ┣┛・ ロロロロロ┃₌₃⁼³₌₃ ┗━◎━━━━◎━┛
ジュネ
4.0
『セブンサイコパス』でもキテレツな状況下と思いもよらぬ本性を見せる人の二面性をユーモアに綴ったマーティン・マクドナーですが、今作でもその作風は相変わらず。ただ、更にそこに人生の悲哀を感じさせる「深み」が加わったような気がして、ますます今後が楽しみな作家の一人になったと思います。 犠牲者の母親として同情の対象となるべき存在でありながら、周囲に憎悪の矛先を向けるミルドレッド。皆から信頼を集め頼れる署長でありながら、心の奥底に誰にも言えない葛藤を秘めたウィロビー。横暴な差別主義者でありながら、誰よりも母を愛するディクソン。三枚の立て看板に表と裏があるように、彼らにもそして全ての人にも、見た目だけではわからない心の機微があります。 だからこそ立場も考え方も違う人間とわかり合うことは何よりも難しく、かと思えばふとしたことで簡単にわかり合うことができるのです。 本作のラストシーンは、そんな難解で複雑で理不尽な道のりこそが人生の縮図なのだと、教えてくれる気がします。劇場を後にするのはシニア世代のお客さんばかり。一回りも二回りも酸いも甘いも噛み分けてきたであろう彼らの背を追いながら、何故か私の胸には熱いものがこみ上げるのでした。
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