Princess Principal Crown Handler: Chapter 1

クオリティが高い！！ 古賀葵さんのアンジェがアンジェしてて素晴らしかった。 全体的に小物の使い方がうまかった印象。 冒頭アクションシーンや終盤の雨音なんかは劇場ならではの音響活かした感じで色んな角度から音が耳に入ってきた。 2重スパイであった執事長を"ビショップ"というどこまでも動けるようで実際は盤面の半分しか行くことのできない存在の名称にしたのはピッタリはまっていた。 古典やチェスを通しての腹の探り合いも定番といえば定番な展開だが良かった。 プリンセス・プリンシパルの魅力である王道スパイもの要素が存分に発揮されていて魅力的なスパイ映画に仕上がっていた。 ビショップのプリンセスに対する｢(偽物だと分かった今でも)あなたにお仕えできて良かった｣的なセリフで思わず泣きそうになった。 2章からはスパイものとしてだけではない、副題である"Crown Hundler"な王位継承まわりのお話が進みそうなので秋が待ち遠しい。(OPにこれみよがしに王家の家族写真があったのはこのためか)