Ikiru
生きる
1952 · Drama · Japan
2h 23m



Kanji Watanabe is a middle-aged man who has worked in the same monotonous bureaucratic position for decades. Learning he has cancer, he starts to look for the meaning of his life.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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Cast/Crew
Comment
90+Soundtrack Info

J'ai Deux Amours

Gondola No Uta

This Heart

Gondola No Uta
セイクク
4.5
胃癌で余命幾許もないと知った男性の話です。 これでこそ「映画」でしょう! 満を持してクライテリオン版Blu-rayで鑑賞しました。 「あなたがこの世に生まれた意味は⁈」 ☆☆☆☆☆ 課長のポストを守りつつ、無難な仕事をただこなしている主人公が自身の「あと半年」という寿命を知り、人生を見つめる映画です。 「七人の侍」で堂々とした侍・島田勘兵衛を演じた志村喬が、本作ではうなだれて肩を落とした渡邊勘治を素晴らしい演技で演じます。 特に何度か出てくる笑顔のアップは素晴らしいとしか言えません! さすが山村聡、渥美清、三船敏郎から尊敬されている名俳優の演技でした。 はつらつとした小田切みきの演技も良かったです。 内容はブラックコメディを入れつつのヒューマンドラマで、黒沢映画特有のカメラワークの良さ、構図の素晴らしさもあり現代でもまるで違和感を感じません。 たらい回しにされる役所の描写、病院の待合室、息子への告白などブラックコメディで笑えない笑いを入れつつも、底辺に潜む問題の深さを浮き彫りにしていきます。 そして構図の素晴らしさ、見せ場のタイミングが神がかっています。 ☆☆☆☆☆ 特に印象に残ったのは、バースデーソングのタイミングとラストのブランコのシーン。 ジャングルジム越し斜め後ろからの正面に切り替わる「ゴンドラの唄」は今後私の人生であと何回観るんだろう⁈と感じるほど映画史に残る名シーンでした。 ☆☆☆☆☆ 正直この時代特有のテンポが悪い場面、ラストスパッとゴンドラの唄で終わって欲しかった(ゴンドラの唄が良すぎて後が蛇足に感じてしまう)など個人的にマイナスと感じる部分はありましたが、やはり私の中では特別な作品でした。 ぜひご自身の人生を見つめ直すきっかけとして多くの方に観て頂きたい作品です。
コウキマン
4.0
2022.2.6.012 ネタバレあり 市民の声を聞く市民課の課長である渡邊。市民の声を聞くと言ったものの、本当に聞くだけで「その問題は他の課に言ってください」とたらい回し。渡邊はじめ職員も役所全体もそう言った空気感。下手に行動しないことが、この職場で生き残り出世する道だった。そんなある日、渡邊は胃ガンで余命幾ばくもないことを宣告される(医者は宣告してないが、本人にはわかっていた)。絶望しているところ、息子夫婦が自分を疎ましく思っていることが分かり、さらに絶望。 そこから飲み屋で知り合った男と豪遊したり、元部下の若い女の子と遊んだりして気を紛らす。そんな中、元部下に言われた言葉にハッとさせられ、かねてより市民の要望であった公園を造ることに注力する。 さらにネタバレ。 そこからいきなり彼の葬式の場面。あれ?彼の仕事ぶりには触れないの?と思っていると、彼の同僚たちが回想する形で、仕事ぶりが明らかになっていく。はじめは「公園ができたのは渡邊の手柄ではない」と皆で否定していたものの、話していくうちに評価を改めていく。「俺たちもやるぞ!」と一念発起したものの、人はそう簡単には変わらない。なんという皮肉。 “生きる”ということについて考えさせられる作品。ただ日々を送ることも“生きる”ですが、この映画の主題は当然ながらそれではないでしょう。残された僅かな時間を、どのように使うか。病魔蝕む身体を引きずりながら、目をギラリと輝かせ働く姿に、静かな迫力を感じました。 渡邊の情熱は職場には根付きませんでしたが、彼が造った公園は子供たちの声に満ちているのでした。渡邊の命の火は、消えてしまったのでなく、“燃やし尽くした”といった印象。“生きる”とは、そうゆうことなのかも
이범형
5.0
'Happy birthday to you'
hanako
4.5
2024/2/1 「死んだように生きる」か「生き生きと死ぬか」。さて、あなたは? 非常に本質的で根源的なテーマ。思っていた以上に、「感動的でシトシト泣く」ことはなかった。テンポもよく風刺がキツく、ジリジリと観てる側が冷や汗かいてくる感じですね。 ◆ 「最も大事なのは、この椅子を守るために何もしないことである。しかしこれでいいのか。」日本の大多数のサラリーマンはこの思想のもと、死んだ目で会社に通っているのではな いだろうか。笑 市民からの声をたらい回す官僚主義。権限を無数に分けて、結果的に誰も決定権のない組織は「シン・ゴジラ」で描かれた時代まで変わっていないですね。いかにも日本的です。 ◆ 黒澤監督の演出がやはり流石すぎる。 コミカルとシリアスのバランスが絶妙。コミカルなシーンは笑えず、逆にシリアスなシーンで吹き出してしまう。また、“全部セリフで説明しちゃう系”ではない、空気感や表情などの、余白で観客に伝える演出も素晴らしい。独特なカメラワークなので中々画面から目が離せない。 女学生のハッピーバースデーソングでまさに「生まれる」主人公。その次のカットがいきなり主人公の遺影。倒叙法の演出がここまで活きる構成に衝撃。
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
about movie
3.0
癌になってから本当の人生をいきはじめるっていうのは何ともリアル。私なら女と過ごすって気力すら起きなさそう。 飲み会であれだけ主人公を称えてた人々が、その後結局変わらないというのも真理をとらえている。 でも、公園の子供達が笑ってくれれば、それでいいのかもしれない。
LIBRO
4.0
テーマは普遍的だが、カメラアングルと演出全般、特に後半の見せ方が実に上手。主人公の葬儀のシーンは、素晴らしいが何とも皮肉 この主人公のようになれなくとも、少しでもこうあろうとする人達に、私は大きな価値と尊敬を見出したいし、自分もこうあろうと努めたい
caoru
4.0
目で演技する、とはこういうことかと。 映画が始まって、自分が胃ガンであることを悟った主人公が、一番最初に発した言葉が、愛する息子の名前。 主人公が口ずさむ、いのち短し恋せよ少女が切ない。
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