A Confucian Confusion
獨立時代
1994 · Drama/Comedy · Taiwan
2h 9m
(C) Kailidoscope Pictures



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亮一
3.5
モーリー チチ 綺麗で魅力的 バブル時代の日本を見てるようだった。それにしてもモーリー激情すぎ!チチの恋人に愚痴って喧嘩になってそのまま結ばれてしまい、私のこと愛してるって?束縛型女子だ!結局チチを愛するが故にチチの恋人も奪ってしまおうという事か?鏡を使っての演技カメラワークわざとらしくなくて好きです。
星ゆたか
4.0
2025.5.18 台湾ニューエーブの旗手と吟われ、惜しくも59歳で亡くなられたエドワード·ヤン監督(1947.11.6~2007.6.29)作品。 何といっても「ヤンヤン 夏の想い出」(99)が大好きで。 代表作の「クーリンチェ少年殺人事件」(91)は長尺(四時間近い)で。 これはもう一度鑑賞しないとと思っている。 そして本作。 95年に公開。やはり4Kレストラ版が2023年にリバイバルされている。 今回も一度鑑賞しただけでは主なる人物10人の相関関係がくみ取れず仕舞いで。 登場人物への思い入れが出来ず終わってしまったので。 もう一度じっくり、俳優の顔と人物名をあてがった上で見直して。 やっとドラマにも入り込めた。 この中で描かれた内容は、西洋化と経済発展の1990年代の台湾恋愛喜劇であると同時に。 『自らの見失いがちな生き方を模索する姿は』。 現在でも、いつの世でも、普遍的テーマとしてあるし。 更に情報化時代を予見した所も、時代を先取りした。(容貌の時代性は仕方ないとしても) むしろ今日でも観られる、早すぎた傑作とされている。 登場人物を整理して列記すると。 まず財閥の娘でカルチャー企業会社経営者の①モーリーという女性。 その会社に資本金も投入しているやはり金持ちボンボンの彼女の婚約者の②アキン。 モーリの姉③でTV番組の司会をやっている女性がいて。 その旦那が小説家④で、かつては甘い恋愛もので人気だったが。いまは姉(妻)と別居中で、書く悲惨な内容の小説が社会に受け入れられず、引きこもり中。しかし後半、チチとの出合いで、考え方を改革する男。 モーリの部下で愛くるしい表情がTVCMにも出演したチチ⑤(「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーン風のショートカットヘヤー)。 モーリとは大学の同窓生で。 もう1人映画早々に登場する芸術家バーディ⑥も同じ同窓生。 チチの恋人が公務員のミン⑦。やはり彼も学生時代からの友人。 彼の父親は同じ公務員で、汚職の罪をきせられたとかで。 見た目は若々しいが。身体をこわし酒断ちをしている。 その妻(再婚)がレストランを経営しているので暮らしぶりは安泰。 この婦人はチチの叔母にあたる人物で中々感じはいい。 チチはモーリの会社運営が芳しくなく、愚痴から再就職先等の話しも、この叔母にしている。 ミンは実母(こちらも再婚)と一緒に暮らしている。母の相手は、実父に比べると平凡で俗っぽい。 ミンの同僚で同じ公務員のリーレン⑧。 ミンとリーレンは上役主任に。 ミンは認められるが。 リーレンは、普段から相性が悪く、収賄の罪で干される。 事の起こりは、ミンの言動が原因で、そのような事になったので。 彼には『裏切り者!』と言われ。ミンはこれが、きっかけで公務員を辞める決意を持つ。 更にモーリの会社の女優志望で。 夢を叶える為なら次々と男を手玉にする世渡り上手なフォン⑨という女性がいて。 何かというと人の心を読むのが女優と言い。 モーリの会社に投資コンサルタントで、アキンにも慕われているラリー⑩と言う男がいて。 このラリーとフォンは不倫関係で、フォンの所へラリーはもう1つの別宅に帰宅する感じで。 そんな感じを感じとったモーリは彼女を首にする。 モーリはラリーが自分を好きだと感じてるから、女の嫉妬でもあったか。 それから、モーリとアキンの婚約関係はモーリにとっては、金(会社資本)づる位の気持ちだが。 アキンの方は惚れているので、大学の同級生バーディとの関係を心配して。 モーリの姉のTV番組に出演しているバーディを、感情のまま、殴りに押し掛ける。 この映画、度々こういった艶笑がかったドタバタ喜劇の場面がある。相関関係が解って見ると面白い。 またチチとミンは、本質的には、仲はいいのだが。 気心が知れて、お互い主張を曲げないからタクシー車の後部シート等でも。 ついボルテージが上り、激しい口喧嘩になる。 またこの映画はこのチチとミンのほか。 モーリとバーディも、やはり車内等で激しい討論をしている場面があり。 その辺が「ドライブマイカー」(21)の濱口竜介監督にも影響与えたそうである。 確かにこの映画の男女の世界観は、車内会話もそうだが、同じ濱口監督の「偶然と想像」等にも通じる感じがする。 だから、一回目の鑑賞では登場人物の相関図が把握出来ずにいたので。 こういった男女の感情のぶつかり合いにしても。 今一つだったが。 理解してからの二回目はぐっと面白く見る事が出来た。 この映画の理解には物語の時代(1990年代)と舞台(台湾·台北)を知った上なら、なおさらという所がある。 台湾は1949年中国から国民党政府が蔣介石と共に移住してきた『外省人』と。 それ以前の日本統治下時代から台湾に住んでいる『本省人』と分かれているそうで。 外省人の心には、いつか中国大陸に帰る意識があるらしい。 この映画の時代はまだその外省人意識の残っている世代がいたのだろうが。 昔々の本省人はともかくとして。 それ以降の若い世代にも、そういった中国への思い入れはあまりないようだ。 自由な欧米文化への憧れの方が強くなっていたのでだあろう。 映画ではモーリとチチという二人の女性の考え方に。 新旧の違いがあり。 モーリの経済発展思考の現代的割り切りと。 チチや恋人のミン等は、どちらかというと。古風で体制に従順。 『長いものには巻かれろ』式であったのか。 そんな、これまでも、これからも、自分の本音を圧し殺しててイイものか?と映画の最後の方では、チチもミンもその疑問を持ち、自分を出す生き方に変わっていく。 また、成り行きで、ミンは後半フォンの“女優魂”に惑わされそうになるが。 そこでは不倫相手のラリーに抑えされ。 しかし今度は『寂しい時はお互い了承の上で』と。 恋人チチの親友モーリと、何と一回関係を持ってしまう。 ここで、この互いの友人と関係を持ってしまう状況について考察。 最近日本の不倫ドラマの先がけ「金曜日の妻たちへ」(83年)を見直ししたのだが。 このエドワード·ヤン監督の作品は。 10年程前のその日本のドラマと違って。 友人の相方への不倫(裏切り)罪意識は無くて、全く後悔する気持ちなどもない。 更にモーリは、チチの恋人と寝て(しかも出来るならその関係を維持したいと考え、チチに断られ諦める)。 その数時間後に親友のチチにあっても何も感じず。 チチの恋人ミンも。 公務員を辞める決意をしたからか。 チチとは別れると彼女に告げるが。 何も知らないチチがミンとやっぱり別れたくないと戻ると。 ためらいもなくしっかり抱き合うではないか。 一回位の裏切りは恋愛男女関係では折り込み済みか?。 だから、題名が「恋愛時代」という事で。 妻子持ちだというラリーという男も。 フォンと不倫関係で、別宅で夫婦のように、平気に寝るし。 フォンもミンの親友リーレンや、モーリの同級生で友人の芸術家バーディとも。 こだわりなく、世渡り術の1つの如く、その肉体関係になりそうになるというのは。 これは台湾人と日本人というより。 好きあった同士なら、大人の男女関係が別にあっても、問題ないと考える人間との違いと言えようか⁉️。 それにしても全編に『孔子』の論語の言葉の引用を物語の案内記しとして。推し進めた本作は。 最後に悩める小説家の出した覚醒の言葉をチチとの出合い後に長々語らせたり。 またチチの恋人ミンにおいては。 自分のしでかしたモーリとの慰め合いを『普通の事』として語り。 歴史の『義和団の乱も、文化大革命も、天安門事件も、中国統一も、父親の汚職事件も』~みんな『普通の事』だと、その社会観の拡がりを語らせ、映画の“格調”を上げ、終幕とした。
てる
4.0
面白いのかどうかはよくわからない。だけど、魅力的すぎる。内容ではなく、会話だけで惹き付けるこの作品は傑作だと思う。 登場人物が多すぎる。群像劇が群像劇すぎて、名前と顔が一致しなくなってくる。関係図が頭に入っていないとわからない。観ながら関係図を頭の中で構築しつつ、ものすごいスピードで駆け抜けていく物語にもついていかなければならない。 一回観ただけじゃわからないなぁっと思考を停止させ、洪水のように流れる字幕をただただ読んでいた。長いなぁ、まだ終わらないのかなぁなんて思いながら観ていると、不思議なんだけど、会話や芝居、カメラワークが面白く感じてきた。 最後の最後まで関係図が頭の中で構築できないまま終わったのに、浮かんだ感想は、面白かった、だった。 ワンシーンワンシーンが面白く感じたのだった。少なく、潔いカット数で見せる芝居は、それでも充分に視聴に堪えるものだった。カットバックなんて必要ない。引きの画だけでも充分だし、寄りの画でも、会話をしている相手は完全にオフの声なのに、そのシーンが成り立っている。 これってすごい。 これはエドワード・ヤンだけがなし得る妙技なのだろうか。 それとも、カット数が多い現代の作品に慣れすぎてしまったが故になのだろうか。 とりあえずもう一度観たい。一度と言わず、何度もみたい。 エドワード・ヤンが好きっていう人って映画通なんだなぁとは思ってはいたが、共感できなかった。正直よくわからなくない? って思っていたのに、この監督が描く世界観や画作りがこんなにも自分にはまるとは思わなかった。 他の作品ももっと観たいなぁ。 亡くなるの早すぎたよねぇ。
みおほんたす
4.5
This may contain spoiler!!
ばん
3.0
エドワードヤンの恋愛時代 映画的なショットが決まりすぎてて圧巻。顔は全然見えないのに、影だけで思惑が伝わってくるのは面白い。映像の面白さで最後まで観られた感じ。登場人物が皆感情的で疲れた感はある。
ハナ
3.0
全ての登場人物がドラマの主人公で、みんな私が主人公!感出てて生きる力強く心地よかった。お気に入りはアキン。彼は素直で可愛かった。その他の男性は誰もちっとも魅力的じゃないけどなんでモテてたんだろう 笑。言動がコロコロ変わる、その場の感情で動く人もなんだか最近嫌じゃなくなってきた。めちゃくちゃ人間満喫してる。そして、ふたりの私で最悪なキャラを演じた俳優さんが出てた。あの顔は忘れられない。景気が明るい 台湾をしっかり見れたのが楽しかったな。今を思うと、こんな時代もうやって来ないじゃないかとしんみりしちゃった。エドワードヤン、温かい。
AOI.BJ
5.0
【WOWOプライム】 現代映画の金字塔的傑作「クーリンチェ少年殺人事件」から3年。今は亡き台湾の天才映画作家エドワード・ヤンが、混沌とした都市に生きる複数の男女の姿を痛切に描いた恋愛群像劇。
missdal
4.0
ブラック過ぎるブラックコメディ。 台北狭いと言うけど、人間関係こそ本当に狭く、面々の絡み合いはどろどろで。でも、それこそアジア風、とも言えるし。 おかしく嘲笑するも、生きるってそれが普通だよなと納得しちゃうし。 ところでバブル時代はどこからどうみても活気溢れるなωω これから先、バブルと言えるものがまたくるかしら🤔 タイトルは、なんで恋愛時代?自分の心が分からず彷徨ったはてにそれぞれの道へと歩んでいく、独立時代でぴったりじゃないか。
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