あっちゃん4.0『名もなき野良犬の輪舞』のビョン・ソン ヒョン監督が、第15代韓国大統領となったキム・デジュンと彼の選挙参謀だったオム・チャンノクの実話を基に、苛烈な大統領選の裏側を描いた本格派政治映画。 第58回百想芸術大賞の監督賞、最優秀男性演技賞、男性助演賞を受賞。 与党の独裁政権を倒したいと願う薬剤師のソ・チャンデ(イ・ソンギュン)は、野党候補のキム・ウンボム(ソル・ギョング)を訪ね、選挙に勝つための戦略を提案する。その結果、キム・ウンボムは選挙で初当選し、その後もソ・チャンデの裏工作によって政治基盤を固めていく。 誠実に理想の政治を目指す野党のキム・ウンボム、選挙に勝つためには手段を選ばないソ・チャンデ。二人の複雑な絆に胸が熱くなった。Like12Comment0
wishgiver3.5韓国民主主義政権を目指した金大中氏をモデルにした政治ドラマ。 清廉潔白な金大中役にソル・ギョング、彼を支える影の役イ・ソンギュン、2人の主従関係を軍事政権を交えながら描いたストーリーは迫力には欠けるものの安定のクオリティで、またまた韓国映画の力量を感じさせられました。 自国への批判をユーモラスかつシリアスに描く手法はいつもながら見事。 カタルシスこそないものの、韓国人唯一のノーベル賞受賞者(平 和賞)の金大中氏の隆盛をリアルタイムで知る自分にとって、今も続く彼の民主化への意志がより良い方向に受け継がれていくことを期待させる作品でした。 2022.8.14@シネマート心斎橋Like4Comment0
アリちゃんパパ4.0金大中とその選挙参謀厳昌錄をモデルに、2人が軍事独裁政権下で大統領を目指して奮闘する過程を描いた政治映画の秀作です。 清廉潔白を貫く金と結果さえ正当なら手段を選ばない厳。水と油のような二人が微妙な均衡を保ちながら、政界を生きてゆく過程が興味深く描かれており、ソル・ギョングとイ・ソンギュンという名優2人の奥行深い演技の力と相まって感動作に仕上がりました。Like3Comment0
ロアー4.5当初は劇場で観る予定がなかったものの、次の「人質」まで時間があったので、朝イチでインド映画を観てからの韓国映画2本立てハシゴ映画してきました。最近、実話ものにハマっていて、しかも昔から参謀的な頭の回るキャラ好きなので、正直、当初の目当てだった「人質」より好きな内容だったので観て良かったです。 支持するキム・ウンボムを勝たせるためなら給料や肩書すら不要。ものすごく頭が回るのに、常識的な倫理観の持ち主なら考えもつかない汚い選挙戦略をとるので、味方からも嫌われてしまう陰の男ソ・チャンデ。 ただし、常に汚い手段を使う訳じゃなく、まっとうな手段をとる時もあるので、とにかく結果重視というのが分かる。善悪関係なく一番効果的な戦略をとるまでという徹底的な姿勢が冷酷とも言えるし、笑える時もあれば切ない時もあって本当に見応えのある映画でした。常に先を読み、余裕のポーカーフェイスを貫き通しているかと思えば、一か八かの賭けにはこめかみに伝う汗———そんな表現もたまりません。あと、酔うと途端にニコニコでかわいくなっちゃうところがかわいいww 勝つためなら手段を選ばない冷酷な参謀という面もあれば、信じた男にとことん尽くす一途さもあって後半はなかなか切なかったです。 選挙の話の筈なのに映画が後半に向かうにつれ、愛する人のためならどんな汚い手も使って尽くすけど、所詮愛人は愛人にしかなれない日陰の女の一途な悲恋ものに観えてきたのは私だけでしょうか? 第三の男まで出てきたし、自分は泥を被って身を引く展開もあったりして、なんかそういうストーリーの映画があったはず。演歌にもありそう。 北の出身というチャンデの生い立ち故か、ウンボムに向ける思い=独裁政治打倒に対する思いというのも切ないね。 実際はウンボムもそれなりに汚いことをやっているんだろうと、つい政治家性悪説な偏見で思ってしまうけど、理想家で真っ当な主義を貫ぬこうとするウンボムと現実的で手段を選ばないチャンデ———最後の鶏の卵の問題が、どこまでも共に日向を歩けない陰と陽の存在だと知らしめると同時に、そんな男だと分かっていたからこそ信じて支えてきたんだというある種の晴れ晴れしさもあって、印象深いラストでした。Like3Comment0
ハナ3.5学びつつある韓国の歴史を繋げてくれる今観たい映画。KCIA観てると背景分かってより楽しい。こんな作戦が実際にあったのだと、作戦一つで世の中変えてしまうって。それだけ人は左右されやすい。金大中がモデルの彼の志ざしは希望しかない。その目標の為ならばどんな手段も許されるのか。そこを私達は試されてる。政治家は国民の代弁者であって、権力者では無い事を全ての頭に入れたい。韓国のおじさん大集合映画はホント大好き。Like1Comment0
Taul3.0『キングメーカー 大統領を作った男』鑑賞。感情的には強引だし韓国政治史の無知さで理解は足りてないが面白さ十分。安っぽさもかまわず映像演出を繰り出す心意気。工作、KCIAに続く漢ロマン溢れる政治スリラー。流行りとはいえこんな描きにくい話しを高品質なエンタメとして生み出す韓国映画界の実力。Like1Comment0
アメンポトフ13世4.5韓国民主化活動の闘士と知られノーベル平和賞を受賞した事でも有名な金 大中元大統領と彼の参謀の嚴 昌錄をモデルに描いた映画です。 前にも言いましたが、韓国は重い事を軽く描くのが上手くて、この作品も権謀術数が蠢く政治劇を描いている割にはポップにそしてテンポ良く物語が進んでいくのですが、その中で太陽の様な光を放つウンボムと彼の『影』であるチャンデの対比が描かれており、その際に『光』だけではなくてむしろ『影』の方に焦点を向けてその本質を描いている事から登場人物に深みがあり、この物語は政治劇であると同時に濃密な人間ドラマである事に気付かされました。傑作だと思います。Be the first one to like!Comment0
あっちゃん
4.0
『名もなき野良犬の輪舞』のビョン・ソン ヒョン監督が、第15代韓国大統領となったキム・デジュンと彼の選挙参謀だったオム・チャンノクの実話を基に、苛烈な大統領選の裏側を描いた本格派政治映画。 第58回百想芸術大賞の監督賞、最優秀男性演技賞、男性助演賞を受賞。 与党の独裁政権を倒したいと願う薬剤師のソ・チャンデ(イ・ソンギュン)は、野党候補のキム・ウンボム(ソル・ギョング)を訪ね、選挙に勝つための戦略を提案する。その結果、キム・ウンボムは選挙で初当選し、その後もソ・チャンデの裏工作によって政治基盤を固めていく。 誠実に理想の政治を目指す野党のキム・ウンボム、選挙に勝つためには手段を選ばないソ・チャンデ。二人の複雑な絆に胸が熱くなった。
wishgiver
3.5
韓国民主主義政権を目指した金大中氏をモデルにした政治ドラマ。 清廉潔白な金大中役にソル・ギョング、彼を支える影の役イ・ソンギュン、2人の主従関係を軍事政権を交えながら描いたストーリーは迫力には欠けるものの安定のクオリティで、またまた韓国映画の力量を感じさせられました。 自国への批判をユーモラスかつシリアスに描く手法はいつもながら見事。 カタルシスこそないものの、韓国人唯一のノーベル賞受賞者(平 和賞)の金大中氏の隆盛をリアルタイムで知る自分にとって、今も続く彼の民主化への意志がより良い方向に受け継がれていくことを期待させる作品でした。 2022.8.14@シネマート心斎橋
アリちゃんパパ
4.0
金大中とその選挙参謀厳昌錄をモデルに、2人が軍事独裁政権下で大統領を目指して奮闘する過程を描いた政治映画の秀作です。 清廉潔白を貫く金と結果さえ正当なら手段を選ばない厳。水と油のような二人が微妙な均衡を保ちながら、政界を生きてゆく過程が興味深く描かれており、ソル・ギョングとイ・ソンギュンという名優2人の奥行深い演技の力と相まって感動作に仕上がりました。
ロアー
4.5
当初は劇場で観る予定がなかったものの、次の「人質」まで時間があったので、朝イチでインド映画を観てからの韓国映画2本立てハシゴ映画してきました。最近、実話ものにハマっていて、しかも昔から参謀的な頭の回るキャラ好きなので、正直、当初の目当てだった「人質」より好きな内容だったので観て良かったです。 支持するキム・ウンボムを勝たせるためなら給料や肩書すら不要。ものすごく頭が回るのに、常識的な倫理観の持ち主なら考えもつかない汚い選挙戦略をとるので、味方からも嫌われてしまう陰の男ソ・チャンデ。 ただし、常に汚い手段を使う訳じゃなく、まっとうな手段をとる時もあるので、とにかく結果重視というのが分かる。善悪関係なく一番効果的な戦略をとるまでという徹底的な姿勢が冷酷とも言えるし、笑える時もあれば切ない時もあって本当に見応えのある映画でした。常に先を読み、余裕のポーカーフェイスを貫き通しているかと思えば、一か八かの賭けにはこめかみに伝う汗———そんな表現もたまりません。あと、酔うと途端にニコニコでかわいくなっちゃうところがかわいいww 勝つためなら手段を選ばない冷酷な参謀という面もあれば、信じた男にとことん尽くす一途さもあって後半はなかなか切なかったです。 選挙の話の筈なのに映画が後半に向かうにつれ、愛する人のためならどんな汚い手も使って尽くすけど、所詮愛人は愛人にしかなれない日陰の女の一途な悲恋ものに観えてきたのは私だけでしょうか? 第三の男まで出てきたし、自分は泥を被って身を引く展開もあったりして、なんかそういうストーリーの映画があったはず。演歌にもありそう。 北の出身というチャンデの生い立ち故か、ウンボムに向ける思い=独裁政治打倒に対する思いというのも切ないね。 実際はウンボムもそれなりに汚いことをやっているんだろうと、つい政治家性悪説な偏見で思ってしまうけど、理想家で真っ当な主義を貫ぬこうとするウンボムと現実的で手段を選ばないチャンデ———最後の鶏の卵の問題が、どこまでも共に日向を歩けない陰と陽の存在だと知らしめると同時に、そんな男だと分かっていたからこそ信じて支えてきたんだというある種の晴れ晴れしさもあって、印象深いラストでした。
ハナ
3.5
学びつつある韓国の歴史を繋げてくれる今観たい映画。KCIA観てると背景分かってより楽しい。こんな作戦が実際にあったのだと、作戦一つで世の中変えてしまうって。それだけ人は左右されやすい。金大中がモデルの彼の志ざしは希望しかない。その目標の為ならばどんな手段も許されるのか。そこを私達は試されてる。政治家は国民の代弁者であって、権力者では無い事を全ての頭に入れたい。韓国のおじさん大集合映画はホント大好き。
Taul
3.0
『キングメーカー 大統領を作った男』鑑賞。感情的には強引だし韓国政治史の無知さで理解は足りてないが面白さ十分。安っぽさもかまわず映像演出を繰り出す心意気。工作、KCIAに続く漢ロマン溢れる政治スリラー。流行りとはいえこんな描きにくい話しを高品質なエンタメとして生み出す韓国映画界の実力。
アメンポトフ13世
4.5
韓国民主化活動の闘士と知られノーベル平和賞を受賞した事でも有名な金 大中元大統領と彼の参謀の嚴 昌錄をモデルに描いた映画です。 前にも言いましたが、韓国は重い事を軽く描くのが上手くて、この作品も権謀術数が蠢く政治劇を描いている割にはポップにそしてテンポ良く物語が進んでいくのですが、その中で太陽の様な光を放つウンボムと彼の『影』であるチャンデの対比が描かれており、その際に『光』だけではなくてむしろ『影』の方に焦点を向けてその本質を描いている事から登場人物に深みがあり、この物語は政治劇であると同時に濃密な人間ドラマである事に気付かされました。傑作だと思います。
ケロンボ
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