And Your Bird Can Sing
きみの鳥はうたえる
2018 · Drama/Fantasy · Japan
1h 46m
©HAKODATE CINEMA IRIS



The triangular relationship between three 21-year-olds - the unnamed narrator, his male roommate Shizuo, and a woman named Sachiko who works at the same bookstore as the narrator.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
kom
4.0
当たり前の幸せな日常だと思っていた時間は、実はとても壊れやすく刹那的で絶妙なバランスの上に成り立っているものであり、そして一度失ってしまったら二度と元には戻らない。そんな「青春」を抑えた演出と上質な演技で描いてみせた作品。主人公は厭世的で傍観者のように振る舞い、大切な人が幸せになってくれればそれでいいと嘯く。だけれどもそれは、実は自分の気持ちや欲望を押し殺して事なかれで生きているだけ。それが後半の暴力シーンやラストシーンに表れている。逃げているだけだともいえる彼の生き方は、結局何も掴むことができない。そしてあの眩しかった青春は終わってしまうのだ。 基本的に「聞き手」を映すカメラワークが素晴らしい。会話の中に潜む緊張感、人物それぞれの感情が痛々しく伝わってくる。全体的にテンポがやや冗長ではあるが、この映画のテーマ上、仕方ないともいえる。なんでもないだらだらした日々の中に見え隠れする終わりの予感こそ、青春そのものだから。
montine🐈
1.5
こういうタイプの人達の恋愛感はあまり飲み込めない、ただただ長かった
どりんこ
3.0
なんとなく働き、夜毎同居する友達と飲み歩き、自由気ままに過ごしていながら、漠然とした不安を抱え日々を生きる主人公(僕)。 そんな中に1人の女性が現れ、関係を持ったことから日々が緩やかに変化していく様を描いた作品(だと思う)。 物語自体はとても緩やかで、ドラマのような出来事は1つもないし、行間も省略されているので注意して観ないと全くわからないまま終わってしまうと思う。 互いの心の領域には踏み込まず、微妙な距離感を保ったままその日を楽しく過ごす様子が若者の不安定な内面を描いているようでもどかしくも懐かしい(笑)感じがする。 みんな心に寂しさを感じながら、誰かに寄り添って生きている、というメッセージを感じた、そんな作品。
Shou
4.0
映像がとてもキレイ。 ここに出てくる、3人はみんなどこかキラキラしたしている。でもどこかさみしそう。そこにはなんだか”安定感”がないからかな。 みんな安定を求めて就職、結婚、人生のライブイベントを終えるとどんどん歳を取るけど、この3人みたいな生活も人間として、ありな姿だと思う。むしろ少し素敵。 石橋静河さんは、3人の中で飛び抜けて無垢な感じがします。アンニュイな演技の中にもピュアさが目立ってしまってま ぶしい!なんというかダークな感じが伝わらない。不思議な女優さんだなあと思いました。 男性陣はさすがの演技!かっこよかったです。
あい
5.0
観了後、半年かけてじわじわ好感度があがった。余韻が最高。こういうのが「良い映画」だろう。 ---------- ストーリーはもちろんだけれど、間合いや空気感が最高。函館の街もすごく綺麗。函館で、居酒屋ラウワンクラブオールして朝焼けのなか帰りたい。 ---------- 自由に生きることに陶酔する主人公と、恋愛をするヒロイン、ひたすらいいヤツの友だち。 現代の若者の男女観がそのまま投影されているようで、自分も映画の登場人物になった気持ち。 クラブ音楽がまたイイ。 ---------- 僕にはこの夏がいつまでも続くような気がした。9月になっても10月になっても、次の季節はやってこないように思える。 ---------- 「ほんと誠実じゃないよね」 マジ誠実な人と付き合いたい。 でも、この人は誠実じゃないってわかってても居心地の良さに収まってしまうのわかりすぎる。 ---------- すると、僕は率直な気持ちのいい 空気のような男になれそうな気がした。 ---------- 「サチコがシズオと出会えて良かったよ。」 からのサチコのなんとも言えない表情最高。いくら見切りをつけた男といえ自分に微塵も気持ちを寄せていなかったと信じたくなかった。 物語冒頭を思わせるカウントダウンに、溜まりきれずサチコのあとを追う主人公。ラストシーン、BGMなし無音にサチコの顔、からのブラックアウトエンドロール最高。今さら聞いても遅いっていうか、むしろこの3人の関係を侵すようなこと言ってくれるなほんとにどうしようもないな(でも自分はきちんと大切にされていたとわかって安心&嬉しいな)の顔、最高。 ---------- きみの鳥はうたえる。 カラオケは嫌いって、嘘でしょ。脈絡のない決めつけだけど、歌えるんだ。歌おうとしていないだけ。 面倒くさがって歌わないのは違うよな。ちゃんとしたことの積み重ねが、ちゃんと返ってくるんだ。
Schindler's Memo
1.5
原作ファンでなくてもガッカリなのでは? 原作ファンにとっては、もはや許されないほど改編・・・・というより、大省略されており、何とも虚しいと思う。 原作は、どちらかというとサスペンスであり、もっと言えばハードボイルドに近い青春小説であるのだが、映画は生ぬるい恋愛映画になってしまっている。 男二人に女一人という三角関係は、映画界における伝統的なトリオであり、いまさら感があるが、こう正面切っててらいなく表示されるにつけ、製作者側の若さを感じてしまう。その意味では、原作ファンでなくてもガッカリなのではと思った。 また、「僕」の造形も一面的で愛すべき存在ではないし、佐知子に共感出来る人間も少ないと思われる。それらの点は原作においても同様なのだが、それだからこそ静雄のキャラが立つのだが、せっかくのそれも大省略によって封印されるのだ。申し訳ないが、世評とは違って失敗作なのではないかと思った。
アリちゃんパパ
2.0
函館を舞台にした男2と女1人の恋愛映画です。 このように男女が色恋でただただじゃれあったり、深刻ぶったりしている映画は嫌いです。これで映像や音楽が美しければまだ良いのですが、燻んだ映像と無機質な音楽では好きになる要素がありません。同じ設定の作品としてはフランソワ・トリュフォーの「突然、炎の如く」がありますが、こちらは美しい映像と音楽で青春の輝きを表現しており、好感が持てました。 できれば見比べていただきたいのです。 柄本佑が本作でキネ旬主演男優賞を受賞したようですが、気だるい表情がほとんどの演技を年間トップに評価する気にはなれません。 観ていて腹が立ち、感情的な文章になってしまいました。すみません。
みにぶた
3.0
原作未読。 何歳位の設定なんだろう…それにより印象がだいぶ違う気がします。 どことなく漂う退廃的なニュアンスで、自分自身をぼんやりと傍観しているような、あるいは自分を含め誰ともちゃんと向き合わないような雰囲気がありました。表面上はそんな感じなのに、芯の部分は意外と現実的で。そんな風に見えたのは、やはり役者さんの力だろうなという感じです。 3人だからこそのバランスが心地よく楽しく広がる。だけど、そのバランスは一時的であることを知る頃に人は大人になるのかもしれません。 原作はどんな感じなのか、早速読んでみたいと思います。
Please log in to see more comments!