The Pass: Last Days of the Samurai
峠 最後のサムライ
2020 · Periodic Drama/Drama/History · Japan
1h 54m
(C)2020「峠 最後のサムライ」製作委員会



The last year of Ryotaro Shiba's life, as he tried to achieve peace and independence without joining the armies of East and West.
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コウキマン
2.0
2022.10.30.117 ネタバレあり 舞台は幕末の長岡藩、主役は家老の河井継之助。まず原作の司馬遼太郎“峠”について書かせてもらいます。河井継之助は、激動の幕末において、長岡藩の身の振り方を案じて江戸に行く。江戸では良い師を探しながら陽明学へと傾倒していく。その後、日本中を歩きながら高名な者と会い見聞を広げていく。 そういった中、継之助はやがては自分が家老職となり藩の舵を取らねばならなくなると予見し、そのときのために藩の宝物を売り捌いたり、金銀の為替に着目し銀を売り、とにかく金を貯めた。その金で軍備を拡大し、軍を洋式化した。加えてこのとき世界に7機しかないガトリング砲まで調達した。 継之助は、新政府軍(薩長土肥)と幕府軍に二分される世にあって、スイスのような中立国を作ろうとしていた。そのためには軍事力がいる。 極力、戦は避けようとするが、新政府軍からは敵認定され、幕府側についた東北諸藩からは裏切り者として扱われる。やがて戦が始まり、長岡藩は激烈な抗戦をするものの敗北。継之助は脛に銃弾を受け、後に死亡。死の際、部下に自分の亡骸を焼くために火を起こさせたとか。 長岡藩は、新政府軍に降れば東北諸藩討伐の先鋒とされていたし、幕府についても同じこととなっていた難しい局面だった。とは言え継之助がいなければまた別の道があっただろう。 小藩が継之助のような巨人を生んだことによる悲劇。継之助のような日本の舵取りができたほどの巨人が小藩に生まれ落ちたことによる悲劇を描いている。また継之助は、坂本龍馬のように“日本”視点で考えることをせず、あくまでも“長岡藩の河井継之助”の立場を貫いた。それが彼の信念だった。 というような話なのですが、上中下巻あわせて1300ページほどある内容を2時間でまとめられるはずもなく(僕が思うに2時間で描けるのは200ページ前後)。この映画では家老になったあとの戦前夜くらいから描かれています。そのため河井継之助の人物の魅力と、長岡藩の悲劇を表現しきれていない。そのため低評価としました。 【余談】 これまた司馬遼太郎小説の話となりますが、もともと短編“英雄児”を長編で書き直したのが“峠”。“英雄児”のラストでは、藩を戦禍に巻き込ませた継之助を恨む元長岡藩の民が、たびたび継之助の墓を蹴り倒しにくることが書かれていた(墓守の証言だそうな。切ない)。 さらに余談ですが、河井継之助が傾倒した“陽明学”は、その徒に劇的な最期を遂げさせる傾向のある危険な学問。山田方谷なんかはその危険性を知った上で活動していたとか。 陽明学の徒で有名なのは、西郷隆盛、吉田松陰、高杉晋作、大塩平八郎、三島由紀夫など。
あっちゃん
3.5
司馬遼太郎のベストセラー同名小説を、『雨あがる』の小泉堯史監督が映像化した時代劇。 徳川慶喜の大政奉還により江戸幕府が倒れ、諸藩は東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)に分裂する。翌年、戊辰戦争が勃発。越後長岡藩の筆頭家老・河井継之助は、冷静に中立を目指すが失敗に終わり、西軍と戦うことを決断する。 維新の内乱で最も激烈だった北越戦争に散った河井継之助の武士道精神に感動。ただ、原作の上巻がほとんど描かれていない。継之助の型破りな自由人としての若き時代も描いて欲しかった。
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
しまとも
2.5
幕末時代劇。役所広司主演。長岡藩は幕府側なんで負け戦。大きな見せ場もないまま役所広司だけで最後まで退屈せずに見てしまえるところがすごい。まあ、いつも通りの感じやねんけどね。
星ゆたか
3.0
2023.2.24 1867年の《大政奉還》 江戸幕府第十五代将軍徳川慶喜が天皇に政権返上をした。 それは徳川幕府は300年近く、鎌倉幕府から数えれば700年近く続いた武家政治の終わりを意味した。 司馬遼太郎原作による本作は、その新政権を得た討幕派の新政府軍(西軍:薩摩・長州)が旧幕府派(東軍:長岡軍ら奥羽越列藩)の排除に出て行く時期の一年だけを描いた映画。 当時長岡藩の家老の河井継之助は新政府軍の、軍資金や兵士の供出の要求に沈黙。東軍加盟にも加わらず中立の立場を維持し、戦争を避けるための嘆願書を持って、土佐藩の岩村精一と会談【小千谷会談】した。 しかし二十歳そこそこの血気盛んな岩村(吉岡秀隆さんでは?撮影前地元へ行き研究準備されたそうですが)は、歳再度のこの河井の申し出を却下し。 その結果690人の長岡藩に対し、50000人の新政府軍に立ち向かう戦に突入した。一時は落城した長岡城を奪回するも再び陥落させてしまう。長岡の街は焼き尽くされ、戦死者340名、100名に近い領民も犠牲になり、戦争始動者として批判されたこともあったという。 そして継之助は戦線で左足に銃撃を受け重傷し、それが元で42歳の生涯を閉じた。 ただ『民は国の本 吏は民の雇』や 『一粒の米を二つに砕いても領民を飢えさせない』などの言葉。 陽明学の山田方谷に学び。家老として藩をきちんとしていくために、税制の改革、汚職をなくす、賭博をつぶす、遊廓を廃止など地道にやってきた人物でもあり。 原作者の司馬遼太郎さんが、小説の後書きにこう記しているそうです。 《人がどう行動すれば美しいか、ということを考えるのが江戸の武士道倫理。 また人はどう思考し行動すれば公益のためになるかということを考えるのが江戸期の儒教。この二つが幕末人を作り出している。》 原作未読の私としても本作は幕末歴史書の入門編としての位置づけか。 しかし劇中語られる言葉など好きな所は豊富❗ 1.「余念を持つな」(継之助が奥さんに髭剃りさせる所) 2.「ツラで心の機敏を書け」(絵心のある継之助の盟友の息子に) 3.「カラスが好きなのは朝日や夕陽の、太陽に向かって飛んでるから」 4.「オルゴールの音は心を穏やかにする」(スイスから取り寄せ奥さんに贈る) 5.「己れを尽くして天命を待つ」 6.「後の世の人間のためにこの戦いは意義がある」 7.「お互いの顔を見るのでなく、お互いに同じ方向を見ることが大切」 8.「形こそ深山かくれの朽木なれ 心は花に なさばなりなん」 (読み人知らず)などなど。 監督は小泉堯史さん(1944年生まれ) 茨城県水戸市出身。 徳川家康の孫にあたる水戸黄門 (徳川光圀)さんらの系図に縁のある方だ。 70年に黒澤明監督に師事。 「雨あがる」(00)「阿弥陀堂だより」(02)が好き! 俳優さんでは役所広司さん(56年生まれ)松たか子さん(77年生まれ)を始め香川京子さん、田中泯さん、永山絢斗さん(継之助の従僕役、役所さんに“セリフが少なくっていいね”と言われ“僕だってしゃべりたいです”と答えたとはクスリ笑う)AKIRAさんなどが印象的でした。 河井継之助という“変わり者”という一面を(妻を芸者遊びに誘うなど)前半に持ってきて。 この“軽妙洒脱な人らしさ”を歴史に親近感を持ってもらうための描写にしている。 本作品で描けなかった原作の部分も見てみたいと思った映画でした。
★Rei
3.5
2022/7/12鑑賞 司馬遼太郎さんファンの夫に誘われて観ました。 実はあまり興味を持っていませんでしたが、役所広司さん、松たか子さんをはじめとする俳優陣の演技に、グイグイ引き込まれました。 人と人が戦わなければならないことは、いつの時代もつらく悲しい事です。
Hitomix
4.0
This may contain spoiler!!
tana-hiro
2.5
期待していたんだけど、あれっ⁉︎って感じかなぁ。司馬さんの小説を2時間の映画にするのは難しいってことかな。
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