マルタ3.5 深夜、強盗が押し入った家で口を塞がれたおばあちゃんが死んだ。スピード逮捕で3人の少年が連行された。 犯人は別にいるとの密告電話で浮き出る真犯人。と、ここまではよくある話だと思っていたが、この話が実話ベースなのと、離島に飛ばされていた狂犬の異名をもつファン刑事が人情味があって事件がどんどん深堀りされていく過程が凄い。 誤認逮捕というより、供述書捏造や、暴力でおとす古い取調べで子供達を無理矢理犯人に仕立て上げた。家庭に事情があって小学校しか出ていない警察に都合のいい子供達をあてがった。 検察も警察も真実を追求するファン刑事に次々圧力をかけてくる。ぐっと湧く怒り。もう再審で勝つしか方法はないところまで追い詰められて、実際に強盗殺人をしたと認めた真犯人達に証言をしてもらうしかない。そこにもかけられる圧力。 この映画はその人間模様が魅力的な作品だった。警察の理不尽な嫌がらせをうけながらも屈せず正義感の強いファン刑事の奥さんと娘。少しわざとらしい感じはしてしまうが、これが事実なら本当に素晴らしい。川で無邪気に水遊びをする冤罪で刑期を終えた青年達に泣きそうになった。 ラストもスッキリ。いい1年が始まりそうだ。Like3Comment0
wishgiver4.01999年に韓国で実際にあった「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」を基に暴かれる韓国警察と検察の闇。 『権力に告ぐ』のチョン・ジヨン監督の力作、良かったです。 暴力による自白を捏造し、冤罪を仕立て上げた警察と対峙する“狂犬”ファン・ジュンチョルが、遺族の協力を得られずに一旦は心が折れ、16年後に再び立ち上がる様をソル・ギャングが好演。 しかし本作は女性陣の熱演こそが光ります。 事件当時、母が殺されたショックから事件に立ち向かうことを拒否した遺族の娘で証人のヨン・ミソク役のチン・ギョン(『監視者たち』)は相変わらず素晴らしい。 そしてファン所長の妻キム役のヨム・ヘランも実にいい。 妻も娘も“狂犬”の家族であることに誇りを持ち、権力者たちと闘うことを厭わない姿がこの作品の胸熱ポイントで、その気概はソル・ギョングを上回ってました。 冤罪を仕立て上げた側にチョ・ジヌン、ユ・ジュンサンを配したキャスティングも豪華で、こういう社会的意義の大きい作品に大物俳優が出演するところも韓国映画界の魅力。 チン・ギョンファンなので+0.5です。Like3Comment0
ハナ2.5俳優がすごく豪華なんですけど、いいんですか?ありがとうございます。韓国警察は胸糞多くてホント疲れるよ~。でも今はそれがちゃんと描けてるところをめっちゃ評価したい。実話を元にしたフィクションなのが余計辛い。ソルギョングが年を取る度かっこよくなっているの何故。ホント組織嫌い。Like1Comment0
Schindler's Memo3.5再審裁判まではリアルで非常に面白かった。警察と検察の悪役ぶりは、ちょっとありえないのではと思ったが、そこは韓国映画特有のデフォルメなのか。なら、ありそうだなと思わせる演出。ただ、ラストのお涙頂戴は残念。あそこはもっとクールでいてほしかった。 大事な役で庶民的な女優さんを使ったのも成功している。Be the first one to like!Comment0
uboshito3.5韓国あるあるな事件の内容で、実話ベースと言われても、もはや大して驚かなくなっている…もう何十回、この手のお話を映画やドラマで見てきたことか。警察や検察の横暴はとてもよく題材になるけど、今、韓国の統一教会を壊滅に追い込んでいるのも韓国の特別検察官(検察とは違うらしいが)。韓国はUpdateが激しいので、過去の事件としては腹が立つけど、今もそうかと言われると、なかなか判断が難しい。 ということで、内容は普通に興味深いものがあったのだけれど、映画として時系列の描写があまり上手でなく、演出側は年数をテロップで表示するのと(観客はそんなの流し見ですけどね)、ソル・ギョングの髪型が中年期と引退間近で違っているくらいで、最初、冤罪で逮捕された少年たちが成長して出てきた時も、これは誰なんや?とちょっとわからなくて、久々に「巻き戻し」たよ。配信だからゲージを動かしただけだけど…巻き戻し的なことをしたのはとても久しぶりだった。それくらい、時系列の処理で混乱させられた。 とはいえこうした作品をコンスタントに制作し続ける韓国映画界の潮流はとても評価したい。日本では「隠蔽」的な「見なかったにする」文化が根強く、こういう事件はほぼ映画化されることはないので。本作も、真犯人が名乗り出て解決、という肩透かし感はあるけど、そこは実話ベースならではの部分で、映画的には、主人公が彼らにどう関わったか、誠実に取り組んだ結果として描写されている。 その主人公を演じたソル・ギョングの安定感は、もう最高。本物の刑事にしか見えない。落ち着いてる。ソ・イングクが犯罪当事者の少年時代を演じていた時、「なんて変な顔なんだ!」とびっくりしたんだけど(ルッキズムの時代にすみません…)、彼の独特な顔立ちは、イケメンにもそうでないようにも見えるという点で、とても俳優に向いていると思う。演技力も確かで、この役をあてがわれたのも納得。ユ・ジュンサンとヨム・ヘランは「悪霊狩猟団: カウンターズ」でも共演しており、なんか落ち着く(笑)。他にも名脇役勢揃いで見応えはあった。時系列のとこだけ残念だった。 【視聴:Amazon Prime】Be the first one to like!Comment0
アメンポトフ13世3.5韓国で実際に起きた『参礼ナレスーパー事件』を元にした映画です。 強盗殺人事件で3人の少年が逮捕された数年後、赴任してきた敏腕刑事の元に真犯人の存在を仄めかす電話がかかってきて、個人的に調べてみると確かに調書等に不審な点を見つけて...という話になっています。 冤罪事件を元にしながら時系列として主人公の刑事が歳をとった時代から始まる事で、その背中から哀愁と共に時間の流れを感じられたり、そこに家族愛も絡んできたりといった韓国らしい演出が上手くて、冤罪という胸糞悪い要素を扱いながらも最後にはスカっとできたりと楽しんで観れました。 法廷物の秀作です。Be the first one to like!Comment0
マルタ
3.5
深夜、強盗が押し入った家で口を塞がれたおばあちゃんが死んだ。スピード逮捕で3人の少年が連行された。 犯人は別にいるとの密告電話で浮き出る真犯人。と、ここまではよくある話だと思っていたが、この話が実話ベースなのと、離島に飛ばされていた狂犬の異名をもつファン刑事が人情味があって事件がどんどん深堀りされていく過程が凄い。 誤認逮捕というより、供述書捏造や、暴力でおとす古い取調べで子供達を無理矢理犯人に仕立て上げた。家庭に事情があって小学校しか出ていない警察に都合のいい子供達をあてがった。 検察も警察も真実を追求するファン刑事に次々圧力をかけてくる。ぐっと湧く怒り。もう再審で勝つしか方法はないところまで追い詰められて、実際に強盗殺人をしたと認めた真犯人達に証言をしてもらうしかない。そこにもかけられる圧力。 この映画はその人間模様が魅力的な作品だった。警察の理不尽な嫌がらせをうけながらも屈せず正義感の強いファン刑事の奥さんと娘。少しわざとらしい感じはしてしまうが、これが事実なら本当に素晴らしい。川で無邪気に水遊びをする冤罪で刑期を終えた青年達に泣きそうになった。 ラストもスッキリ。いい1年が始まりそうだ。
wishgiver
4.0
1999年に韓国で実際にあった「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」を基に暴かれる韓国警察と検察の闇。 『権力に告ぐ』のチョン・ジヨン監督の力作、良かったです。 暴力による自白を捏造し、冤罪を仕立て上げた警察と対峙する“狂犬”ファン・ジュンチョルが、遺族の協力を得られずに一旦は心が折れ、16年後に再び立ち上がる様をソル・ギャングが好演。 しかし本作は女性陣の熱演こそが光ります。 事件当時、母が殺されたショックから事件に立ち向かうことを拒否した遺族の娘で証人のヨン・ミソク役のチン・ギョン(『監視者たち』)は相変わらず素晴らしい。 そしてファン所長の妻キム役のヨム・ヘランも実にいい。 妻も娘も“狂犬”の家族であることに誇りを持ち、権力者たちと闘うことを厭わない姿がこの作品の胸熱ポイントで、その気概はソル・ギョングを上回ってました。 冤罪を仕立て上げた側にチョ・ジヌン、ユ・ジュンサンを配したキャスティングも豪華で、こういう社会的意義の大きい作品に大物俳優が出演するところも韓国映画界の魅力。 チン・ギョンファンなので+0.5です。
D51-1116
4.0
日本も韓国も似たもの同士だな🤮
ソミン
4.0
【🌟4.0】
ハナ
2.5
俳優がすごく豪華なんですけど、いいんですか?ありがとうございます。韓国警察は胸糞多くてホント疲れるよ~。でも今はそれがちゃんと描けてるところをめっちゃ評価したい。実話を元にしたフィクションなのが余計辛い。ソルギョングが年を取る度かっこよくなっているの何故。ホント組織嫌い。
Schindler's Memo
3.5
再審裁判まではリアルで非常に面白かった。警察と検察の悪役ぶりは、ちょっとありえないのではと思ったが、そこは韓国映画特有のデフォルメなのか。なら、ありそうだなと思わせる演出。ただ、ラストのお涙頂戴は残念。あそこはもっとクールでいてほしかった。 大事な役で庶民的な女優さんを使ったのも成功している。
uboshito
3.5
韓国あるあるな事件の内容で、実話ベースと言われても、もはや大して驚かなくなっている…もう何十回、この手のお話を映画やドラマで見てきたことか。警察や検察の横暴はとてもよく題材になるけど、今、韓国の統一教会を壊滅に追い込んでいるのも韓国の特別検察官(検察とは違うらしいが)。韓国はUpdateが激しいので、過去の事件としては腹が立つけど、今もそうかと言われると、なかなか判断が難しい。 ということで、内容は普通に興味深いものがあったのだけれど、映画として時系列の描写があまり上手でなく、演出側は年数をテロップで表示するのと(観客はそんなの流し見ですけどね)、ソル・ギョングの髪型が中年期と引退間近で違っているくらいで、最初、冤罪で逮捕された少年たちが成長して出てきた時も、これは誰なんや?とちょっとわからなくて、久々に「巻き戻し」たよ。配信だからゲージを動かしただけだけど…巻き戻し的なことをしたのはとても久しぶりだった。それくらい、時系列の処理で混乱させられた。 とはいえこうした作品をコンスタントに制作し続ける韓国映画界の潮流はとても評価したい。日本では「隠蔽」的な「見なかったにする」文化が根強く、こういう事件はほぼ映画化されることはないので。本作も、真犯人が名乗り出て解決、という肩透かし感はあるけど、そこは実話ベースならではの部分で、映画的には、主人公が彼らにどう関わったか、誠実に取り組んだ結果として描写されている。 その主人公を演じたソル・ギョングの安定感は、もう最高。本物の刑事にしか見えない。落ち着いてる。ソ・イングクが犯罪当事者の少年時代を演じていた時、「なんて変な顔なんだ!」とびっくりしたんだけど(ルッキズムの時代にすみません…)、彼の独特な顔立ちは、イケメンにもそうでないようにも見えるという点で、とても俳優に向いていると思う。演技力も確かで、この役をあてがわれたのも納得。ユ・ジュンサンとヨム・ヘランは「悪霊狩猟団: カウンターズ」でも共演しており、なんか落ち着く(笑)。他にも名脇役勢揃いで見応えはあった。時系列のとこだけ残念だった。 【視聴:Amazon Prime】
アメンポトフ13世
3.5
韓国で実際に起きた『参礼ナレスーパー事件』を元にした映画です。 強盗殺人事件で3人の少年が逮捕された数年後、赴任してきた敏腕刑事の元に真犯人の存在を仄めかす電話がかかってきて、個人的に調べてみると確かに調書等に不審な点を見つけて...という話になっています。 冤罪事件を元にしながら時系列として主人公の刑事が歳をとった時代から始まる事で、その背中から哀愁と共に時間の流れを感じられたり、そこに家族愛も絡んできたりといった韓国らしい演出が上手くて、冤罪という胸糞悪い要素を扱いながらも最後にはスカっとできたりと楽しんで観れました。 法廷物の秀作です。
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