Masatoshi3.5吉田修一原作の映画化だそうです。原作は未読です。そう言えば最近めっきり本を読んでないなと思う次第ですが。 しかし、吉田修一の名前だけは皆さんもよくご存知でしょう。『悪人』『愛に乱暴』、最近の話題では『国宝』とか。『さよなら渓谷』では今作と同じ大森立嗣監督で映画化されました。 原作未読なので実際にどう描かれているのかは分かりませんが、大森立嗣監督ですから、きっとこんな風に解釈され描写されるだろう事は皆さんも薄々気付かれていたのでは。 今作はサスペンスですが、犯人探しをする作品ではないですし、松本清張のように社会に追い詰められた犯人の内面を描いている作品でもありません。 社会的ではあるものの、戦前の軍部で行われた残酷な人体実験。権力者の強い圧力に屈しざるを得ない怒り。介護施設の厳しい環境下で働く人たち。冤罪が起こるべきして起きる警察構造。思春期特有の極端な清潔感から老いた者を醜い物扱いする若者。そして、窮屈な生き方しか選べない事からサディズム、マゾヒズムに陥る男女。 それらが、海と言う開け放たれた世界とは違う、湖と言うある意味閉ざされた空間、そこから逃れる術を無くした人間の姿を心理的なサスペンスで描く。それが今作の主題ではないかと感じられました。 三田佳子演ずる将校の妻が満洲の湖で見た心象風景が、女性介護士、女性記者のそれぞれが見る琵琶湖の風景に重なる演出は見事だと思います。 作品に対して、思う事、期待する事はそれぞれなので、当然評価もそれぞれでしょう。散々書きましたが、自分の見方が正しい訳でもないので、この評価は全く当てにしない方が良いかも。 と言うところで、はい、失礼します。Like3Comment0
cocoa0.5吉田修一氏の原作は未読です。 今まで様々な原作の映画化した中には好きな作品もたくさんあります。 (『悪人』『横道世之介』『怒り』『楽園』など) 今回の作品は原作通りなのかわからないが、あまりにも酷すぎる。 大森立嗣監督のせいなのか?! 湖畔にある介護施設で100歳の入居者が殺される。 疑われる介護士など関係者から事情を聞く西湖署の刑事2人。 その取り調べは常軌を逸していく。 介護士の豊田佳代(松本まりか)は若手刑事、濱中圭介(福士蒼汰)から非情な支配をされて危うい関係になる…。 事件の真犯人は…、被害者の過去も絡む背景は…そんな(何だかわからない)ストーリーです。 141分も訳のわからない作品を観た。 途中からもう犯人がわからなくても良いや、と思った。 何を撮りたいのかまったく制作側の狙いが伝わってこなかった。 若手の濱中刑事を演じた福士蒼汰。 今まではいつも目を見開くだけで演技は下手だと思っていたが、今作で別の境地を開きたいのだろうな。 子どもが生まれたばかりなのに鬱屈した様子で佳代に対して威圧的な態度でいつの間にか支配していく。 松本まりかのアニメ声はそこまで気にならなかったが、何しろ命令される側として際どいシーンばかり。 監督の撮りたかったのはそれなのか。 脱がせて、ボソボソと喋って、変態カップルは歪んでいく。 一方、殺された犠牲者は過去に731部隊の実験と、薬害事件に絡んでいると言う。 事件を追いかける週刊誌記者の池田(福地桃子)は調べた結果を、上からの圧力でなかったことにされる。 個人的な感想で言えば福地桃子はミスキャストに思えた。 もっと強く考えを言えるキャストが良い。 何度も言うが犯人は誰でもいい。 福士蒼汰と松本まりかのポルノ映画を観ているようで、背景や心理描写がまったくないので伝わらない。 久しぶりの駄作。 まったく面白くなかったです。Like2Comment0
おぼろぐ1.5吉田修一の作品て映像化に向かない気がする。 映画化された作品を何本かみてきたけど 毎回違うよなーって思ってしまう。 映画は作品の特定のシーンを取り出して そこで登場人物のキャラクターを 演技でみせるけど、そうじゃないというか、 言葉のやりとりで狂気にみえるわけじゃないから 狂気をセリフや動作であらわすとただのヤバい人になるだけ。 それは原作を読んで受け取る狂気とは別物なのよ。 作品の感想というか 浅野忠信がすんごいやなおっさんになってた。20年以上前の怖いものなしな人気俳優だった頃よりずっとよかった。20年前くらいに『珈琲時光』にでたとき小津安二郎を知らない、見たことないって発言してて、役者としてやっていく気がない人なんだなって思ってたしその後、作品も見なくなったけど人って変わるんだな。Like1Comment0
まっぴ4.0思ったほど難解ではなかった。 社会的な抑圧から主役の二人が特殊な性的嗜好に落ち込んでいくくだりが共感を呼びにくいのはあるだろうけど、映画の組み立てとして戸惑う所はそれほどなかった。 世の中があんまり歪んでいるので、美しいものが美しく見えなくなってしまう。怒りと諦めが交錯して結局誰も救われない話。好き嫌いはあるだろうけども、佇まいはしっかりした良い映画だったと思う。 なおここで「美しく見えなくなる美しいもの」として提示されるものの一つが、実はわが故郷高島市の風景でして…つまり自分、故郷の風景を美しいと思えなくなるとんでもない「呪い」を受けたわけです。なんてこったいBe the first one to like!Comment0
Masatoshi
3.5
吉田修一原作の映画化だそうです。原作は未読です。そう言えば最近めっきり本を読んでないなと思う次第ですが。 しかし、吉田修一の名前だけは皆さんもよくご存知でしょう。『悪人』『愛に乱暴』、最近の話題では『国宝』とか。『さよなら渓谷』では今作と同じ大森立嗣監督で映画化されました。 原作未読なので実際にどう描かれているのかは分かりませんが、大森立嗣監督ですから、きっとこんな風に解釈され描写されるだろう事は皆さんも薄々気付かれていたのでは。 今作はサスペンスですが、犯人探しをする作品ではないですし、松本清張のように社会に追い詰められた犯人の内面を描いている作品でもありません。 社会的ではあるものの、戦前の軍部で行われた残酷な人体実験。権力者の強い圧力に屈しざるを得ない怒り。介護施設の厳しい環境下で働く人たち。冤罪が起こるべきして起きる警察構造。思春期特有の極端な清潔感から老いた者を醜い物扱いする若者。そして、窮屈な生き方しか選べない事からサディズム、マゾヒズムに陥る男女。 それらが、海と言う開け放たれた世界とは違う、湖と言うある意味閉ざされた空間、そこから逃れる術を無くした人間の姿を心理的なサスペンスで描く。それが今作の主題ではないかと感じられました。 三田佳子演ずる将校の妻が満洲の湖で見た心象風景が、女性介護士、女性記者のそれぞれが見る琵琶湖の風景に重なる演出は見事だと思います。 作品に対して、思う事、期待する事はそれぞれなので、当然評価もそれぞれでしょう。散々書きましたが、自分の見方が正しい訳でもないので、この評価は全く当てにしない方が良いかも。 と言うところで、はい、失礼します。
cocoa
0.5
吉田修一氏の原作は未読です。 今まで様々な原作の映画化した中には好きな作品もたくさんあります。 (『悪人』『横道世之介』『怒り』『楽園』など) 今回の作品は原作通りなのかわからないが、あまりにも酷すぎる。 大森立嗣監督のせいなのか?! 湖畔にある介護施設で100歳の入居者が殺される。 疑われる介護士など関係者から事情を聞く西湖署の刑事2人。 その取り調べは常軌を逸していく。 介護士の豊田佳代(松本まりか)は若手刑事、濱中圭介(福士蒼汰)から非情な支配をされて危うい関係になる…。 事件の真犯人は…、被害者の過去も絡む背景は…そんな(何だかわからない)ストーリーです。 141分も訳のわからない作品を観た。 途中からもう犯人がわからなくても良いや、と思った。 何を撮りたいのかまったく制作側の狙いが伝わってこなかった。 若手の濱中刑事を演じた福士蒼汰。 今まではいつも目を見開くだけで演技は下手だと思っていたが、今作で別の境地を開きたいのだろうな。 子どもが生まれたばかりなのに鬱屈した様子で佳代に対して威圧的な態度でいつの間にか支配していく。 松本まりかのアニメ声はそこまで気にならなかったが、何しろ命令される側として際どいシーンばかり。 監督の撮りたかったのはそれなのか。 脱がせて、ボソボソと喋って、変態カップルは歪んでいく。 一方、殺された犠牲者は過去に731部隊の実験と、薬害事件に絡んでいると言う。 事件を追いかける週刊誌記者の池田(福地桃子)は調べた結果を、上からの圧力でなかったことにされる。 個人的な感想で言えば福地桃子はミスキャストに思えた。 もっと強く考えを言えるキャストが良い。 何度も言うが犯人は誰でもいい。 福士蒼汰と松本まりかのポルノ映画を観ているようで、背景や心理描写がまったくないので伝わらない。 久しぶりの駄作。 まったく面白くなかったです。
Anne
0.5
おいふざけとんのか。
ともか
2.0
松本さんやふくしさんのえんぎはよかったが、なんだかわけわからなかった💦長いしなんかみてて途中であきてきてしまって、雰囲気も演技も良かったけどね…
おぼろぐ
1.5
吉田修一の作品て映像化に向かない気がする。 映画化された作品を何本かみてきたけど 毎回違うよなーって思ってしまう。 映画は作品の特定のシーンを取り出して そこで登場人物のキャラクターを 演技でみせるけど、そうじゃないというか、 言葉のやりとりで狂気にみえるわけじゃないから 狂気をセリフや動作であらわすとただのヤバい人になるだけ。 それは原作を読んで受け取る狂気とは別物なのよ。 作品の感想というか 浅野忠信がすんごいやなおっさんになってた。20年以上前の怖いものなしな人気俳優だった頃よりずっとよかった。20年前くらいに『珈琲時光』にでたとき小津安二郎を知らない、見たことないって発言してて、役者としてやっていく気がない人なんだなって思ってたしその後、作品も見なくなったけど人って変わるんだな。
Hitomix
5.0
This may contain spoiler!!
いそ
0.5
This may contain spoiler!!
まっぴ
4.0
思ったほど難解ではなかった。 社会的な抑圧から主役の二人が特殊な性的嗜好に落ち込んでいくくだりが共感を呼びにくいのはあるだろうけど、映画の組み立てとして戸惑う所はそれほどなかった。 世の中があんまり歪んでいるので、美しいものが美しく見えなくなってしまう。怒りと諦めが交錯して結局誰も救われない話。好き嫌いはあるだろうけども、佇まいはしっかりした良い映画だったと思う。 なおここで「美しく見えなくなる美しいもの」として提示されるものの一つが、実はわが故郷高島市の風景でして…つまり自分、故郷の風景を美しいと思えなくなるとんでもない「呪い」を受けたわけです。なんてこったい
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