Wheel of Fortune and Fantasy
偶然と想像
2021 · Drama/Romance · Japan
2h 1m
(C)2021 NEOPA / Fictive



An unexpected love triangle, a failed seduction trap and an encounter that results from a misunderstanding are the three episodes, told in three movements to depict three female characters and trace the trajectories between their choices and regrets.
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
「唐人街探偵1900」都度課金開始✨
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
「唐人街探偵1900」都度課金開始✨
Cast/Crew
Comment
40+Gallery
Videos
Soundtrack Info

Kinderszenen, Op. 15: No. 7, Träumerei in F Major

Kinderszenen, Op. 15 No. 1, Von fremden Ländern und Menschen - 1st Mvt

森の情景 Op.82森の入り口
ハナ
3.5
どれだけ多様な心情を理解しているんだってぐらい幅広い認知がある。ヒロインの描き方すごく好き。始めに恋か分からないものが恋になるのか、バイブ以下と罵った恋人で満足するのか、、。イケメンって優柔不断が多いという偏見が強まってしまった 笑。2つ目の話はひたすら怖い。悪女って認識、こういう風に固められてしまうのかも。必ず登場する儚い女性がすごくいい。分かんないことを堂々と分かんないって言ったらいい。常識が世の中つまらなくしているのかも。
水色ふうせん
5.0
This may contain spoiler!!
Taul
4.5
『偶然と想像』鑑賞。軽めだが不思議なエピソードに様々な感情や記憶が呼び起こされる。お話や撮り方から各話毎に映画作家のオマージュを楽しんでるようにも。それが単純に面白くて風格さえ漂う独自の濱口ワールドになってるのが凄い。3話目が好み。笑っているうちにその創造に不意に涙が込み上げた。
星ゆたか
4.0
2024.7.1 【対談レビュー*第18回】2021年「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー外国映画賞受賞の年。ベルリン映画祭銀熊賞受賞の濱口竜介監督作品です。三話のオムニバスなので星ゆたかとそれぞれ、光みちる、風かおる、雲かすみの対談でお送りします。宜しく😃✌️。 (星)第1話「魔法(よりもっと不確か)」は、親友が『今気になっている』と話す男は、2年前に別れた元彼だったという話。 芽衣子(古川琴音24歳)がグラビアモデル。 その仕事にメイクスタッフとして働く親友つぐみ(玄里ひょんり34歳)。 彼女らが仕事帰りのタクシーでガールズトークしていて。 芽衣子が話の途中から、それが自分たちの話と気づきますが、もちろんつぐみは知らないという状況です。 (光)芽衣子がつぐみをタクシーから下ろし見送った後、 車を逆戻りしてもらい。 その元彼の事務所を訪ねるんですよね。 この元彼.和明(中島歩32歳)は2年前彼女の浮気で別れたのだけど、中々忘れられなくて。この彼女の親友つぐみと初めて会って話して(10時間以上)しばらくぶりに、 とても魔法のような時間を過ごしたけれど。 恋に慎重になっていると言われたと。 (星)『誰にも話した事のない心の核のようなものに触れた』とお互い感じていて。『次に会うのが怖いけど逢いたい』って言ったんだってと。 芽衣子は和明に言うんですけど。 和明としては2年ぶりに突然夜仕事場に訪れて。びっくりするし、中々忘れられなかった恋元相手から。 新しい恋に、この“いちゃもん付けられる”事に怒るんです。 一方彼女も親友と、この元彼の恋の《偶然》に。 とても動揺していて。 それは浮気の理由が自分の“性的不満”で起こした遊びだったけれど。 その事で相手を『傷つけた事に傷ついた事も本当で。』 自業自得なんだけど。 何故そんな浮気をしたかと言うと。 『私達本当に互いに向き合った事あった?』 などと、恋の不満を、話しの流れとして、ここで身近な話題としてらリズムよく交わされる。 この会話劇のセリフが秀逸ですよね。 (光)そしてその夜の所でも。 この和明の事務所で働く部下の女性が、どうもこの上司の事が好きらしく。 一度先に彼が彼女を帰した所、その彼女が。 忘れ物を取りに戻ってきて。 その時会話の流れで、この元カップルが抱き合う状況でしたから。 あわてて走り去った芽衣子を和明が追いかけようとして。 『この間の話の“気になった人”って彼女なんですか?』 (違うって聞いて) 『そしたら追いかけたりしちゃ駄目です、そんなの当たり前ですよ。』 と言われ。 和明さん、思い直すんです。 この辺の彼の“優しさ”が、特に彼を思っている女性などには、 誤解させる罪作りな所なんだと指摘させる。 細かい彼の人物像描写です。 (星)そして映画はその数日後、喫茶店での芽衣子とつぐみの場面。 店内で茶話中の彼女らの、窓ガラスの外を《偶然》通りかかる和明さん。 呼び込んで、つぐみは和明をこの間の話の彼と紹介する訳です。 ここでこの後《偶然》の芽衣子の《想像》の言動があります。 それは『ところで和明はどっちの彼女をとるか決まった?』 と、いきさつをぶちまけて。 芽衣子は親友も彼も、どちらも失うという不幸劇にするかと映画で一度見せた後に。 すぐ立ち上がり、『私って、そんな不粋じゃない、貴方たちお似合いよ』と去っていく現実の日常を、やはり無難に踏んで。 更に彼女は建築工事中の渋谷をスマホに記憶として修め(変わりゆく光景、時の流れ)、立ち去っていくんです。 (星)それでは次に第2話の「扉は開けたままで」です。 50代にして芥川賞受賞した大学教授瀬川(渋川晴彦46歳)に落第させられた男子学生佐々木(甲斐翔真23歳)。 逆恨みから、彼を陥れようと彼と不倫中の年上人妻女子学生奈緒(森郁月32歳)を。 彼の研究室へ訪れさせる。 瀬川の受賞小説にサインをもらい。 その中の官能的描写の所を朗読し、それを録音データに残す。 いったいこれは『脅し?それとも誘惑?』 (風)この教授はとにかく、普段から研究室のドアを。 『扉を開けたままで』と、どんな時も後の誤解を招く危険要素を阻止すべく形式を重んじる。 ただあの佐々木が土下座して、落第させないでと懇願する場面ですら、そうさせたのだが。 しかしかといって、誰も教授の部屋を覗く者(必要以上の関心)は無い。 この2部は特に役者の表情と、そこに絡むセリフとの演技表現が素晴らしいですね。 (星)彼は彼女が夫と子持ちで大学で学ぼうとしていて、周りから浮いている事。 また性欲の誘惑に弱い(年下男子学生と浮気)意思の弱さに悩むあたりを聞かされて。 その答えとして『私に話すより、カウンセラーに相談すべき』と話しつつ。 また同時に『言語化できない未確定な領域にとどまれるのは立派な才能です』とか。 『常識の外で思考し行動できるという事は、特に日本の社会において、それはとても難しい事です。他の人の基準とうまく馴染めないだけです。』などと冷静に彼女を諭し、途中から誘惑しようと企んでいた自分のちっぽっけさに気づき涙するんです。 (風)また教授は自分の書いたテクストを貴方のような綺麗な声で読んでもらい、今回の《偶然》にある種の《想像》を掻き立てられ。 少し興奮してるとも話す。 また彼女に『周囲から自分の事が無価値だと思い込まされているなら抵抗して下さい』 『自分だけが知っている価値を抱きしめなくてはいけません。』 『そうして守られただけのものが、思いがけず誰かとこの世で繋がり励ます事があるからです』などと普遍的な人生解釈も話します。 (星)この後彼女はEメール送信で、この官能場面の朗読録音データを。 大学の教授あてに送る約束をして帰ります。 数日後、その作業中に夫と子供が早く《偶然》帰宅してきて。 あわてて誤って事務所あてに送信する事になり。 結果的に『エロメール』をたまたま“佐川急便”のサガワ(そばで子供が連呼)とセガワを名前まで誤る事になり。 《想像》もつかない展開の結果になり、事は重大に!!。 教授は辞職、彼女は離婚する破目になったとの成り行きは。 その五年後、バス乗車中に。 あの佐々木と《偶然》再会し。 その佐々木から話され、観客は知らされる事になります。 会った時は第1話の元カップルの再会同様、彼女の方はこのかつての年下の浮気相手に。 嫌悪感しかないんですが。 別れ際には、この彼と仕事上の改たな付き合いを《想像》し。 彼にキスをして、初々しい奈緒の表情を見せて別れるまでと《想像》もつかない結末に。 (雲)そして最後は第3話の「もう一度」になります。 仙台で20年ぶりに再会した二人の女性。 この二人を演じる女優さんは濱口さんの初期の作品に出ている人らしいんですが。 システムエンジニアの夏子(占部房子42歳) 二人の子持ちの専業主婦あや(河井青菜40歳) 街頭のエスカレーター(この舞台設定は“効いて”いる)でバッタリ“再会”し。 高校時代のつのる思いで話をしていく内に。 どうもこの《偶然》は互いの勘違いであるらしい事に気づいていきます。 全く知らない同士の相手を、思いでの人と思いこみ、更に彼女の自宅に上がりこみ、 話していたのですが。 しかし会話を違う相手と認めた上で、更に進める内に。 この20年間の内に。 互いに環境や置かれた状況は違っても。 『言い残して後悔している事や』 『一見はたから見れば幸せそうな毎日であっても』 〈何をしても埋まらない“心の穴”のようなもの〉が誰にしてもあって。 それは年齢と共に燃えたつもののない不安がある事なのだとの。 人としての共鳴が生まれます。 更にその思いは『その“心の穴”を通じて私達は今も繋がっていると伝えたい』とも。 とりあえず話したかった事を話してみて、そこから浮かび上がっていくものに真実が見えてくるのだと。 《想像》する訳です。 この女性同士の、勘違いが分かった後での《偶然》と《想像》の第3話が私は一番好きですね。 (星)ともかく三話とも、多分念入りに会話劇を成立させるための俳優のワークショップのような場(入念な練習と積み重ねの訓練リハーサル)を踏んで完成させたのでしょうが。 観劇芝居を見せられているような充実した満足感がありました。 第3話の前には字幕に「Xeron(セロン)コンピューターウィルス」の説明文があり。 これは2019年頃のネットワーク事情があっての第3話の物語構成軸にしたのでしょう。 ただ“ウィルス”という言葉には。どちらかというと。 この直後のコロナウイルスの方を、私は思い浮かべてしまいました。 それと音楽にシューマンの『知らない国々』『トロイメライ』『森の入口』などお馴染みの静かで穏やかなメロディがとても心地いいですね。 さて長くなりましたが、この辺で終演したいと思います。 今回もお付き合いありがとうございました❗
亮一
5.0
面白くて2回観に行っちゃいました。棒読みに近いセリフ 濱口メソット癖になる。カメラが寄ってからの引いたとき何かが変わる引き込まれました。役者全て良し。
ばん
3.5
やっと観れた、滝口竜介監督の短編集。淡々と美しいテキストを積み上げていく、滝口監督らしさ。 どれも面白いけど、やっぱ第3話。確かに「偶然と想像」だな。上手いし、ユーモアにも溢れてる。それでいて組み立てが誠実。
akubi
5.0
寂しくてあたたかくて可笑しくて、絶望のあとにはきっとどこかに救いと解放があるのだと、いつも抱きしめてもらったようなここちになる。彼の言葉にどうしてこんなにも涙が溢れてくるのだろう。彼の映画をたっぷり身体にしみこませて幸せを味わうくらいにかさかさで空っぽでよかったのかもしれないと、この生きづらさに感謝したいくらい。ひとを好きになって自分のことも好きでいいとゆるしてもらえて笑えちゃう、最高の"偶然と想像" の物語たち。或いはわたし自身の"経験と感情"の道しるべ。 決別と前進。報復と開花。後悔と安慰。いままでのわたしとあなた。迷子になったらまたきっと思い出す。発展途上の街。人生最大の過失。そして出逢いの偶然性における曖昧だけれども信頼しうる親密さ、を。
なでかた
5.0
短編集に弱いわたし。傑作!
Please log in to see more comments!