The End of the Affair
The End of The Affair
1999 · Romance/Drama · UK, United States
1h 42m



On a rainy London night in 1946, novelist Maurice Bendrix has a chance meeting with Henry Miles, husband of his ex-mistress Sarah, who abruptly ended their affair two years before. Bendrix's obsession with Sarah is rekindled; he succumbs to his own jealousy and arranges to have her followed.
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dreamer
4.0
"天上的な愛を体現するジュリアン・ムーアの見事な演技を堪能する映画" 映画「ことの終わり」の原作は、イギリスのカトリック作家でスパイ小説の名手のグレアム・グリーンです。 彼は映画史上に残る不朽の名作「第三の男」の脚本を手掛け、「ヒューマン・ファクター」などのスパイ小説でも有名な、もとイギリスのMI6のスパイ出身の作家なのです。 この映画の原作は「情事の終わり」で、原題が"The End of The Affair"で、英語のAffairとは、"浮気"という隠れた意味もあるという、そのような映画です。 また、この映画は原作者のグレアム・グリーンのほぼ自伝的な要素の強い、実際にあった体験を基にした小説の映画化で、監督は「クライング・ゲーム」や「マイケル・コリンズ」で、いつもアイルランド紛争の問題を先鋭的に描いて来たニール・ジョーダン。 主人公の作家ベンドリックスに「シンドラーのリスト」の名優レイフ・ファインズ、主人公の友人のサラに「アリスのままで」の名女優ジュリアン・ムーア、主人公の友人の高級官僚のヘンリーにニール・ジョーダン映画の常連で彼の盟友でもある「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レイという、考えただけでワクワクするようなメンバーが集結していて、映画好きとしては、観る前から期待が高まります。 作家のベンドリックスは、高級官僚の友人の妻サラと激しくも狂おしい不倫の恋に落ちますが、情事の最中に空襲を受け、サラは突然、唐突に彼に別れを告げて去って行きます。 それから2年後に、サラの夫ヘンリーと合った時にベンドリックスはヘンリーから、サラの様子がどうもおかしく、男ができたらしいと聞かされ、2年前に別れたサラへの未だに捨てきれない嫉妬心に悩み、自分と別れた原因かも知れない、その"第三の男"とも言うべき男の存在に興味を持ち、探偵に彼女の身辺調査を依頼します。 ベンドリックスとサラの過去、サラが密かに会っているであろう"第三の男"----様々な謎が絡み合う序盤のサスペンス・ミステリータッチの語り口は、我々、観る者を惹きつけて離さない、ニール・ジョーダン監督の見事な演出です。 フラッシュバックの実に巧みな使用も効果的で、やがて解き明かされる真実には、謎解きの楽しみと共に、切実で真摯な"究極の愛の形"が、ズシリと確かな手応えを伴って、胸の奥底に響いて来ます。 そして、この映画全般の雰囲気をしっとりと濡れたような感覚で静かに、しかし狂おしく奏でるマイケル・ナイマンの音楽もこの映画のムードを盛り上げてくれます。 サラがベンドリックスと別れる契機になったのは、空襲を受け、仮死状態になった彼を蘇らせるために、必死で神へ懇願したサラの"神との信仰上の約束"に基づくものでした。 このサラと信仰との出会いは、カトリック作家グレアム・グリーンによる原作の"核"になるべきものだと思います。 愛というものに生きる人間が、情欲の嵐に溺れてしまうのを踏みとどまらせてしまうのは、人の人智を超えた"何かの支え"が必要なのかも知れません。 最終的にサラをベンドリックスから引き離したものが、"神への信仰"である以上、ベンドリックスは"神"へ嫉妬し、"神"を憎むしかありません。 サラも信仰によって、慰めと苦悩の狭間を彷徨う事になります。 ここに来て、この映画は普通のありきたりの三角関係のドラマだと思えたものが、物語の中心に"神"を介在させる事で、俄然、圧倒的な深みを帯びる事になって来ます。 そして、映画のラストに用意された奇跡とも言えるエピソードは素晴らしいの一語に尽きます。 サラの崇高な愛は、天へと浄化され、心が癒される思いがします。 つまり、この映画は感性に訴える映画ではなく、知性に訴える映画であるという事がわかって来ます。 嫉妬に悶え苦しむベンドリックスの世俗的な姿というものは、客観的に見て愚かしく、認めたくはありませんが、嫉妬と愛情が表裏一体であるのもまた、ある意味、人生の真実なのかも知れません。 だからこそ、サラの姿が輝いて見えるのであり、"天上的な愛を体現する存在"として、彼女は神々しいほど、美しく光輝く存在たり得たのだと思います。 自意識が強く、嫉妬と苦悩の狭間を揺れ動くベンドリックスを、繊細で深みのある演技を示したレイフ・ファインズはいつものように、私にインパクトを与えてくれましたが、この映画では何と言ってもジュリアン・ムーアの妖艶で芳醇な香りが漂うような美しさに見惚れてしまいました。 匂い立つような官能のラブシーンでも気品と優雅さに満ち溢れていて、"神との信仰上の約束"を守り通せなかったサラに、より人間である事の奥深さを感じさせてくれたのは、ジュリアン・ムーアの女優として、サラという人間の本質を理解し、完全になり切ったその役作りの凄さに圧倒されました。 なお、こ映画は1999年度の英国アカデミー賞にて、最優秀脚色賞をニール・ジョーダンが受賞しています。
眠る山猫屋
3.5
ふたりの理由
k.k
3.0
不倫物だが、映画全体がとても美しい。ジュリアン・ムーアは今まで見た彼女の作品の中で間違いなく一番美しい。信仰も絡んだ内容で、意外と見ごたえがあった。
3.2.1.0
2.5
This may contain spoiler!!
いやよセブン
3.0
戦争中に不倫ではあるが愛し合っていた彼女が突然去っていった。 主人公の男は女を憎んだ。 そして戦後、偶然、雨の中、傘を持たない彼女の夫に出会い、家に送っていく。 その夫は妻の浮気を疑っており、私立探偵に調査してもらいたいが、踏ん切りが付かない、という。 主人公は独自に私立探偵を雇い、彼女を調べ始めるが、その結果、彼女が去っていった理由が明らかになる。 神との契約と男を愛すること、せつないラブストーリーが展開されていく。 ラストにもう少し工夫があればもっとよかった。
YUI
2.5
ジュリアン・ムーアもレイフ・ファインズも若くて美しい。 簡単に言ってしまえば不倫映画なわけだけど、純愛でもある、と言っている感じ。 女側からは完全なる純愛っぽく描いているけど、男側は執着や独占欲が強くて、彼女と同じ気持ち、それを理解出来るまでの話かな。 宗教的な話になるとは思わなくて、ちょっと冷めちゃった。 でもジュリアン・ムーアの美しさと彼女の何でも演じられるカメレオンっぷりが相変わらず素晴らしくて見 応えはあった。
小張 久美
5.0
登場人物の誰もがどうしようもなく切ない。 視点を変えれば、また違う解釈ができるのも、色々考えさせられることが多いのも、恋愛映画としても宗教映画としても名作だと思う。
mikan
4.0
戦争で盛り上がる欲情と平和の中で生まれる無償の愛。
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