朝起きたら姿が変わるビックリ人間を愛せますかと聞かれたら、貴方こそどうですかと逆に聞いてやりたい。(←不毛) コメディになりそうな設定ですが、染みるような繊細なトーンで揺れる愛情を描いたファンタジックなヒューマンドラマだったから、そこにビックリした。 毎日姿が変わってしまう人は、自分の姿を持たない透明人間のように、人との繋がりを持てない孤独な存在。 理解してくれた人も同じ苦しみを感じる事になる。 大切なのは[心] 姿形は千差万別で心の形も多々あれど、 怒り・哀しみ・喜び…と[魂]の根底は皆共通では？ 喜びも哀しみも、全ては[心の繋がり]から発する。 コミュニケーション過多でいて人間同士の繋がりが希薄な世の中では共通のテーマなんですね。 みんな違って当たり前。 昨日の菅田将暉が、今日は瀬戸内寂聴やロバート秋山だったからといって何の問題が有ろう…

毎日に起きたら別人になってしまう男性の話です。 まずこの映画は誰にでも合う映画ではなく、この映画の「世界観」にハマれるかどうかが全てです♪ 満を持して温めていた映画でしたが…私にはこの「世界感」が合いませんでした〜 .°(ಗдಗ。)°. イケメンか非イケメンかだけではなく、性別も年齢も全く違う（汚いおじさんのときもある）のに中身だけで愛せる…こんな人間の形してればいい⁈みたいな「聖母マリア」みたいな人いないでしょーとか (*´Д｀*) しかもハン・ヒュジュ演じるイスはかなりの美人さんというおまけ付き♪ 大事なときは全てイケメンで、イケメンでの出会い設定というのも合わず、ウジンが超美人を好きになったのもなんだかなぁ〜あなた自身結局「見た目」なのね〜とハマれず… (*´◒`*) 途中、「物忘れが激しい」という伏線から、もしかしたらイスは認知症の一種を患っていて顔が分からないだけかも⁈等の展開も期待しましたが…この作品にはそのような変化球はございません (●´ω｀●) （サスペンス映画の見過ぎ…σ(^_^;)） 海外って…パスポートどうしたの⁈とか子供が出来たら子供にどう説明するの⁉︎とか関係ない事が頭に浮かんできます… ①出会ったときはイケメンじゃなかった ②イスが美人じゃない …とかだったらもっと説得力があって面白かったけど、ハン・ヒュジュがこの映画の魅力の大半なので難しいかな？ 3.5点かなぁ〜と思っていたら、さ・す・が韓国映画！素敵なラストを持ってきました〜 ☆☆☆☆ ハマれませんでしたが、素敵なラストで気持ちの良い終わり方が出来ました〜 (*´∀｀*) ※個人的評価 3.8点

素晴らしい作品。明日になると容姿が変わる。1発ネタかと思いきや、実に深い。 相手が識別できないからには、真に相手の心を愛さなくてはならない。これが何とも難しい。常時今触れているあなたは私の知ってるあなたか、という疑念が付きまとう。 登場人物みな善人で、唯一の障害は自分たちの心というのも面白い。 何でもcmを撮っていた監督らしく、雰囲気が凄まじく良い。流れていく各シーンが、私のツボにハマるタイプだった。