Five Easy Pieces
Five Easy Pieces
1970 · Drama · United States
1h 38m



A drop-out from upper-class America picks up work along the way on oil-rigs when his life isn't spent in a squalid succession of bars, motels, and other points of interest.
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
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きなこ猫
3.0
ブルジョア階級や真面目なエリート族に拒絶感を抱いているが、品性に欠けた自分の彼女にも馴染めない、ある無気力系男子の苦悩。 自分に愛も尊敬も持たず、家族にも仕事にも愛を持たない人間が、他人に愛を要求するのは虫の良すぎる話だ。 ニコルソンにはデ・ニーロとはまた違った、ねっとりと絡み付くような男の色気がある。渋滞にはまったトラックの荷台で、ピアノを弾くニコルソンがちょっとカッコいいやん。
星ゆたか
4.0
2024.4.26 このアメリカン・ニューシネマ(1970年前後の)の転換点的傑作の一本とされる本作。 私は50数年前に初めて見たのだが。 先日、昨年暮れに亡くなった脚本家.山田太一氏追悼インタビュー文章の小倉一郎さんのものに。 『リアルなホームドラマの企画を局に却下され、くさっていた山田太一さんが。上映のスバル座で「ファイブ・イージー・ピーセス」を待っていたら。後ろの座席から『山田さん!』と声をかけたのがキッカケで。 名作「それぞれの秋」の主人公出演に繋がった話が印象的だったので。 あれから数十年ぶりに鑑賞。 のっけから♪『スタンバイユアメン』(タミー・ウィネット)のレコード歌唱で始まる本作に、ご機嫌な記憶再生の甦りに“ニンマリ”してしまう。 確か当時、彼女のレコードを買って大分聴き込んだ記憶がある。 前年衝撃的発表の「イージーライダー」(69:デニス・ホッパー監督)。 製作プロデューサーのバート・シュナイダーとボブ・ラフェルソン(本作監督)と俳優ジャック・ニコルスンが次に手掛けた作品だ。 ラフェルソンはニコルソンより一歳上の1935年生まれ。 シュナイダーは父親がコロンビア映画の社長さんらしい。 脚本は女流のエイドリアン・ジョイス。 撮影は「イージーライダー」と同じラースロゥ・コバックス。 アカデミー賞では作品・主演男優(ジャック・ニコルスン)助演女優(カレン・ブラック)脚本賞にノミネート。 物語は著名な音楽家一家(父.兄.兄嫁.姉)の次男に生まれ。 数年前までは自身もピアニストとして世に出てたのに。 三年も実家に帰らず、カリフォルニア南部の石油採掘現場の日雇い仕事をして。 その日暮らしの享楽的生活に浸りきっている主人公ロバート。 レイというウェイトレスをしている女性と同棲生活。 結婚の約束をしている訳ではないが。 どうも彼女、彼との子を身ごもっているようだ。 だからか、彼が離れていく事に不安を敏感に反応し。 それが又、彼にとってはワズラワシイのだ。 何かというと喧嘩で、彼女はふて腐れて涙をこぼす。 この妊娠については。 彼の仕事場の同僚でカップル込みの付き合いもしている男に。『男なら責任をとるべき』と言われカチンとくる。 このマトモナ意見を言うこの男、一年前に仮釈放中に泥棒を働き現在に至り、警察に捕らわれていく。 またレイがウルサイので、姉から父親の具合があまり良くないので、会いに帰って欲しいと言われていた事もあり。 数週間のつもりで実家帰りに。 彼女は最初は置いていくつもりだったが。 フテクサレているので、途中まで連れて行き、モーテルで待機させる。親族には会わせたくないのだ。 育ちと教養.品行などの点で、とかく彼は彼女を疎んじる。 旅の途中で二人組のヒッピーの女性を同行させる。 彼女らの自由な言動には、彼は惹かれる所があるようだ。 この時は教養の足りないレイの方が、第三者(今日の観客視点でも)から見たら普通でマトモのような感じもするが。束縛より自由を求める彼には、あちらの方がいいのか。 さてしばらくぶりに、車椅子で口も効けない父親とも再会。親族との日常が数日…。 そして互いに少し人柄と見た目に興味を持った兄嫁と一度だけ関係を持ち。(兄は首を痛めてギブスをしているから?) 更に『この家を一緒に出て未来を共に』と誘うが。 彼女に『仕事にも自分にも、何に対しても尊敬も愛も感じていない貴方に私を要求する資格はない』と言われ。 イラツキ、他の事でも暴れる事に。 そしてその流れで、父親の車椅子を押して散歩の水辺での父親に向かって息子の飾り気のない素直な表情の会話。 『オレは本物を求めて何かを探しているのでない。オレがいると、そこが悪くなっていく。悪くなるものからは逃げ出すだけだ。オレがいなくなれば万事うまくいく。』 と、ここであまり反応のない父親に向かって話ながら、涙を流すシーンは。 「エデンの東」(55.エリア・カザン監督)の父親と息子のラストの“贖罪”(愛を求め許しを請う)のテーマを彷彿させると言われた名場面だ。 この後レイを連れて帰る途中のガソリンスタンドで。 レイに財布を渡し、自分はトイレからそのまま、木材のトレーラーに乗せてもらい、一人……。 ここにアメリカンニューシネマと言われる。 『悩める若者世代の、突破口を目指す方向性が見られる』 その他、レストランでの規格以外の注文には応えない年配女給。 〈サンドイッチはあってもトーストはない、〇〇抜きは無し等々〉 ここは「イージーライダー」で余所者ヒッピー(規格外)を何気なく射殺してしまう感覚に通じる。 また〈実家のディナーの客として、くつろぎタイムに色々タワノベル、インテリ夫人を我慢できず、ノノシッタリ〉。 何で彼はここまでイラツイてるのか不思議なくらい。 またそうかと言えば〈渋滞道路で、停滞前方車両の積み台のピアノを弾き初めてご機嫌な主人公との様子とか〉 あそこは放浪する男の喜びが出たシーンだ。 といった、所々に印象的な場面があり、やはり忘れられない作品でした。
アリちゃんパパ
3.5
実はピアニストなのに実家を飛び出し油田労務者としてその日暮らしをする主人公の、浮き草のように定まらない人生を描く佳作です。 まだ高校生だった私は主人公の腹の座らない生き様にイライラしっぱなしでした。でも今になると彼のような生き方もあるのかなと思えてしまいます。私的には「カッコーの巣の上で」の強烈なジャック・ニコルソンより、本作での繊細な彼の演技の方が好きでした。
k.k
3.0
ジャック・ニコルソンから漂う尋常ではない虚無感。何事にも熱意を感じられない、居場所のない主人公。身勝手に見えるが、どこか他人事とも思えない感じがした。
油麻
1.0
2022/2/5 苦行の極み。主人公は何がしたいねん。ダルすぎる。ジャックにこルソンの地味な役が新鮮だった。それだけ。
Taul
4.0
『ファイブ・イージー・ピーセス』再鑑賞。雰囲気だけで内容はほぼ忘れていた。アメリカンニューシネマの中ではインパクトに欠けるが、ジャック・ニコルソンの裕福な出身だが自暴自棄で安住できない男とカレン・ブラックのウザい女の演技が惹きつける。簡単な練習曲も彼の人生では物悲しい。キャラのエピをラフな編集で綴ってどこに向かうか分からないあの時代のロードムービー。やはりいい
抜け出せない映画はどこにあるのだろう
2.0
置いて行かれる女性の人生ってどうなのだろう、彼女を主人公にして ジャック・ニコルソンを脇役に立てればもっと深みのあるドラマが見られたかも。
しじらみ
4.0
主人公のくすぶり方が他人事とは思えなくて辛かった。レールには乗っかりたくないが、だからと言って夢や目標がある訳でもないから、ただストレスだけが鬱々と溜まっていく。だから一見すると唐突にキレ散らかすのもめちゃめちゃ共感できる。 ラストは多分一度死にたかったんだと思う。ただ、生まれ変わったとして、何かが変わることもないだろう。
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