Woman in Gold
Woman in Gold
2015 · Biography/Drama/History/War · UK
1h 49m
All Program Content © 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.



Maria Altmann, an octogenarian Jewish refugee, takes on the Austrian government to recover a world famous painting of her aunt plundered by the Nazis during World War II, she believes rightfully belongs to her family. She did so not just to regain what was rightfully hers, but also to obtain some measure of justice for the death, destruction, and massive art theft perpetrated by the Nazis.
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Restless

O Mary Don't You Weep

Vienna

The Belvedere

Open the Door

Open the Door
あかね
5.0
これはただの名画を巡る裁判モノではなくバディムービーであり、家族の絆とそれぞれの信念を掛けた実直なヒューマンドラマだった!全体的に派手さもないし音楽も映像も特別秀でているわけでもない…でもただただ本当に心が震え、時々笑わされながらも涙が後半ずっと止まらなかった…もう私はこの作品大大大好き! オーストリアのモナリザとも呼ばれるクリムトの描いた名画"黄金のアデーレ"を巡る裁判と名画の数奇な運命を描いた作品。 観る前はまずクリムトすら知らなかったし"黄金のアデーレ"の存在もこの作品で知ったくらい。ナチスに奪われオーストリアのものとなった家族との思い出の名画を奪い返す裁判映画なのかなぁと思っていたが全然違った!少し主人公のこと独占欲の強いばあさんなのかな…なんて観る前は勝手に思っていたのでもう頭を深く下げて反省したい… 要素としてきっちり裁判シーンはあるしそこでの展開はハラハラし重要なものではあるが全体を通してこれはヘレン・ミレン演じるおばあちゃんのマリアと若手弁護士でライアン・レイノルズ演じるランディとのバディムービーだなと感じた。2人の家族との思い出を祖国から離れてしまったからこそ取り戻したいと思うマリアと今迄1つの偉業を成してきた先祖のように自分も一つのことを純粋に成し遂げたいと奔走する2人の信念と行動にはその一生懸命さに心動かされる。また元々2人ともオーストリア人でウィーンの血筋を引く人間という共通点があったからこそそしてそれぞれ紆余曲折あったが強い信念があったからこそ最高のタッグになったのかな…と思った。 実話を元にした映画だがキャラクターがしっかりしていてそこもよかった!頑固で毒舌だけど貴賓と優しさと機知に溢れ嫌味を感じさせないマリアおばあちゃん。少し頼りなさげに見えるが家族を大事にしながらも信念を持ち続け奔走するランディ。2人とも観ている側が愛せる要素がありとても人間的で是非とも本人たちに会いに行きたくなるほど魅力的な人物だった。ヘレン演じるマリアは本人の親戚や知人が認めるほどの再現率の高さなのだそう。そして映画にちょこちょこ出てくるマリアの仕草を観て思ったのだがお節介焼いたり飴持ってたりとおばちゃん精神は世界共通なんだなとw 映画のポイントとなる裁判や各国の政府の描き方に関してはなんともわかりやすいかった。お堅く保守的なオーストリア。柔軟に受け止めでウィットに満ちたアメリカ。観ていく上でも長々と裁判シーンを描かれるよりかこれくらいの方が丁度よかった。 またラストのシーン…。これはもうなんとも言い表すこと難しい…とにかく感動されっぱなしだった。思い出すだけでジーンとくる…。マリアの家族に対する愛情と思い入れの強さと信念がひしひしと伝わる。生きる場所の言葉を信念を持つこと。数奇な人生を生きてきたからこそより重みの感じる言葉だった。 観る前までは正直ここまで期待はしていなかったからこそ思わぬ良さがまた良かったのかも。クリムトについて、名画黄金のアデーレについて、マリアについてさらに知りたくなった。本物の黄金のアデーレをいつか絶対観に行きたい! 東京国際映画祭の舞台挨拶付きで鑑賞したがヘレン・ミレンがチャーミングなおばあちゃんであんな年の取り方いいな…
星ゆたか
4.0
2023.5.5 1998年米国の82歳のマリア・アルトマンという婦人が。 若い弁護士のランデイ・シェーンベルクと共に。 オーストリアのベルベデーレ美術館所蔵展示の「黄金のアデーレ」(グスタク・クリムトがマリアの叔母を描いた絵)の奪還を廻って。 オーストリア政府と裁判を起こす映画です。実話なんですね✨ 当初は就職したばかりの弁護士事務所の初仕事として。 ランデイは金目の案件位にマリア婦人に付き添っていたんですが。 オーストリア政府が、所有者のアデーレの遺言(“夫の死後に”美術館に献上する)による所有だから。 返還には応じられないと対応。 そこでマリア婦人側は、高額な絵画の裁判だとオーストリアでは、諸費用が膨大になるからと。 一旦国へ帰ってから、米国での裁判に乗り出すんです。 ランディは自分の亡き祖父母がかつてオーストリア出身で在住(祖父が有名な作曲家)の過去の事情に。 ある時点で大きな衝撃を受け、この裁判の重要性を再確認し。 マリア婦人以上にこの裁判にのめり込んでいきます。 また人間関係の系図として、アデル夫妻とマリア・アルトマンの両親とは。 妻同士、夫同士、両方とも姉妹/兄弟という大変珍しい親戚関係で。 しかもアデル夫妻は子供がなかった関係で。マリア姉妹を我が子のように可愛いがった経緯がありました。 その辺も映画に奥行きを与え、情感深くしてます。 さて米国での裁判。当初オーストリアの裁判関係者は『ディズニーランドに行く』などと余裕を見せています。 裁判の焦点はこの絵画がナチ統治下の1943年から。 ベルベデーレ美術館に展示されたこと。 38年に所有者フェルディナント。 アデーレ(彼女は1925年43歳で他界)の夫の家から略奪したもので。 この夫はスイス亡命後の45年に、無一文で亡くなっているらしい。 そのため法的には“アデーレの”〔遺言〕(“夫の死後に”だから)でなく〔願望〕ですとのことだ。 米国で採用される《外国主権免責法》の中の条件の一つの〈米国内で商業活動している〉。 つまりそれはクリムトの絵の美術書販売をしている状況を指す。 その条項からの裁判には数年の歳月は係りますが、結果的には勝訴することになり。 この映画は当初からのそれまでの約八年間の日々を、あいだマリア婦人の過去の回想も含めて。 マリア婦人やランディ夫妻に加えて。 協力者オーストリアの雑誌記者チェルニン氏などの“諦めない活動”と共に描いています。 マリア婦人が何十年ぶりかで訪れたウィーンの町並みで。 あの戦前を回想する場面が、度々映画では挿入されますが。 それが当時の音楽であったり、ヨーロッパの変わらぬ外観(建物を残す)の様子の映像で。 画面の色調と音響を含めて。 実に自然にスムーズに、違和感なく進められているのがとても良いです。 マリア婦人が映画の初めの頃に。 『私は過去の記憶を死なせたくないの。人々は特に若い人はすぐ忘れる。それに正義ってものがある。』と言う。 これはもちろん映画の物語の進行のためのセリフだが。 例えば観客の我々が日頃映画を見る上での作品選びにも言えることで。 なるべく口当たりのいい、今流行りの映画ばかりでなく。 この現代を考えるために過去の映画を観てみる必要があるのではないかと思う。 この映画は特色として、若い頃のマリア夫妻が、年老いた両親をナチ統治下のオーストリアに置いて亡命する所の。 ドキドキ、ハラハラするサスペンスもあり。 またその両親とマリアの寸分を惜しむ涙の別れの感動的な見所もある。 娯楽的に優れた映画ではあるが。 また一方で。 ナチの美術品の略奪やその人権迫害の面を盾にして。 絵画の所有を廻る高額のマネー投資の高騰に、ある疑問も残す映画でもあった。 結局マリア婦人は2006年1月に返還された五点の絵画をロサンゼルスの美術館に展示した後。 その6月にはオークションに掛けられ。資産家ロナルド・ローダ氏に155億円(当時の史上最高額、後にピカソの絵画に495億円を筆頭にこの額は13位に)に売却。氏のノイエギャラリーに展示される。五点の内三点は匿名資産家のもとへ渡った。まとめてはあまりにも高額になるのでバラ個別売りになったためだ。 オーストリアの美術館なら一緒に見られた絵画が。そうでなくなってしまった訳だ。 「ハウス・オブ・グッチ」(2021)という映画で、富豪の父親のロドルフォ・グッチ氏が自宅にクリムトの絵画を飾っているように。個人の楽しみになり、一般の世間の目に入らなくなる。 つまり同時に個人の絵画投資の世界を限りなく広めた事件の一つが。 マリア婦人の「黄金のアデーレ」奪還の出来ごとだったのではないか?。 〈国の誇り〉としたオーストリアの多くの人達の、この移転には嘆きがあり!。 また〈正義〉のためが結局《金💰》目的になってしまった❗。 という印象を世間に与えたのも事実で。 映画の評価としても、一部事実に反する所があるとの批判も受けた。 ただマリア婦人は2011年に94歳で亡くなるまで。売却で得たお金は親族、善意事業、ロサンゼルスオペラの公金に。 ランディ弁護士は美術品返還の法律事務所を、裁判報酬(一億円以上)で設立したそうで。 ともかくナチが略奪した美術品はまだ 10万点ほどは正当な持ち主に戻されていないというから。 まだまだこの問題は続くのでしょうね。 監督はサイモン・カーティスさん(60年英国出身)。 「マリリン7日間の恋」(11)でデビュー。1992年に女優エリザベス・マクガヴァンさんと結婚。 私の好きな「普通の人々」(80年:ロバート・レッドフォード監督)でデビューした人。本作品にも出演しているらしい。(探して見よう) 主演はヘレン・ミレンさん(45年英国出身)「クイーン」(07)でオスカー受賞。 本作でも気品と格調のある、そして時に愛くるしい芝居を、ブロードウェイ演劇仕込みの底力で見せてくれました。 共演はライアン・レイノルズさん(76年カナダ出身)。 とても誠実で好感できる演技でした。 また役柄的にとてもいいと思ったのが。 弁護士の妻役のケイテイ・ホームズさん。こんなに夫が裁判に没頭。まだ二人の子供も赤ちゃんなのに。夫を信頼している姿は素晴らしい。 そしてオーストリアの雑誌記者役のダニエル・ブリュールさん。 演じるこのフベルトウス・チェルニン氏は現地ではとても有名な人で。 このアデーレ名画の件以外にも数々の問題を取材し指摘して、冷静に報道しているらしい。 ともかくこの二人の協力者は大変心強いキャラクターとして注目です。
ぴよそら
3.0
This may contain spoiler!!
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
naho
4.5
ウィーンの街並みとても美しかった。 実話だと思って観ていたけどやっぱり凄い話。 あの時代の話はどんなものも心が苦しくなる。 当たり前にある平和が突然暴力的に奪われて、人としての扱いさえしてもらえなくなる。そういうシーン本当に辛い。 見た目や値段に注目しがちだけど絵画にも人間のように一つ一つ異なる物語がある。 絵としての価値ではないところ、そのもっと奥にある歴史や背景。持ち主の記憶や罪の意識。 一つの絵画から様々な視点、感情を描いていてとても良い作品だった。
ruru
3.5
史実では非常に大変な裁判だったと思うけど、映画では非常にテンポよく話が進んでいき、興味深く見れた。黄金のアデーレ、まさかノイエギャラリーにあったとは…NYで見ておけばよかったと後悔。 世界史に疎くて、ナチの影響がオーストリアまであったとは知らなかった。歴史や絵画、それをめぐる争いまで、いろんな面を学べるいい映画でした。
tomomi
4.0
卒業して直ぐに就職した会社にクリムトの「接吻」の複製が飾ってあったので凄く気になっていたし彼の晩年の映画も観ていたのですんなり入り込めました。確かクリムトは結婚はしてなくて沢山の女性をモデルにして絵を描いていてその一人がアデーレだったのですね。とても美しい女性ですね。 そしてその姪っ子が……ヒトラー、芸術作品、オーストリア、ユダヤ人迫害と色々な要素が含まれる名作。 ヒトラーがオーストリアで自分の書いた絵をユダヤ人の画廊に売り込んだが、なかなか買い取って貰えなかったという話が思い出されます。 マリアが両親と最後の挨拶をするシーン。現在はイスラエルがユダヤ人の祖国と定義しているようですが、祖国を持たないイメージでした。祖国を持たないから、ここに住むと決めたならその国で真面目に働いて温かく迎え入れてもらえるように頑張ろうというお父様の言葉に涙。
caaaaa
4.0
こういう物語、作品はとてもすき。ただ、悲劇の上に成り立った実話ありきの作品に、好きというのはなんだか気は引けるけれど。(こういう作品を観るたびに毎回言ってる気がする) ところどころ泣かされた。 いつでも勝気なマリアが、過去への罪悪感や苦悩をいだいたまま、長い間過ごしてきたんだと思うといたたまれない。
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