Introduction
인트로덕션
2020 · Drama · Korea
1h 6m
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Youngho goes to see his father who is tending to a famous patient. He surprises his girlfriend, Juwon, in Berlin where she is studying fashion design. He goes to a seaside hotel to meet his mother and brings his friend Jeongsoo with him. In each instance, he anticipates an important conversation. But sometimes a shared look, or a shared smoke, can mean as much as anything we could say to those close to us.
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星ゆたか
3.0
2023.11.1 韓国の若者は世界一厳しいとすら言われる受験戦争を終えても。 希望する将来への展望が見えず、 公正・平等であるはずの社会がそうでもなく。 また自己のその社会に対しての無力さに。 【鬱憤】を非常に感じているとの調査結果があるらしい。 この作品は韓国の映画人として、 独自の地位と世界的評価を得ている。 ホン・サンス監督(60年出生)の66分の映画です。 モラトリアムな時期をさ迷う一人の青年の。 父親、恋人、母親、親友らとの関係の数年を。 3章に分けてモノクローム映像で情感豊かに描き。 ベルリン映画祭脚本賞を受賞している。 青春期と言えば、一見色彩鮮やかな天然色の、ハツラツとした世界かと思えるが。 〈迷い〉のしかも《鬱憤》の感じのある瞬間の多い時期となれば。 確かに色の乏しい白黒の映像がとても似つかわしいのではないかと思った。 題名の「イントロダクション」とは。 『映像作品の導入・紹介・序文部分』を意味し。 本作では“人生の自立前”を象徴するか。 3章からなる本作は〔ミニマリズム〕という。 造形美術表現で描写を最小限にして。 シンプルかつ直線的、しかもこの作品は遠慮がちに筆を落とし進める話法で。 表現された人の印象は、何とも歯がゆくもあり、それでもそこに見える人間の“ぎこちなさ”は。 時代や国境を超えて間違いなく本物である事を認識させてくれる。 第一章は青年と鍼灸院を営む父親との、(内に確執を含む)関係を描く。 そこで父親を訪ねて来た中年俳優に。 この青年は『顔がいいから俳優になっても良さそうだ。』と声を掛けられたらしい。 ただその描写はない。第3章で母親とその俳優が飲食店での会話で明らかにされる。 この第1章ではこの後、象徴的に描かれる。 《抱擁》がその父親の営む鍼灸院の受付をしている、年上の女性となされる。 思いがけず雪❄️の降ってきた医院の玄関先で。 女性は冗談まじりに、『愛してるって、前にあなたは言ったのよ。』と。 青年は父親に、恋人と一緒のドイツ留学の話をしてお金を出してもらう試みであったが。 父親に俳優の来客があり、ついでに針治療までするので。 だいぶ待たされるがその後の描写がないので。 恋人とのその後の経緯はどうなったのか分からず、 その辺は観客の想像の“間わい”となる。 第2章はその恋人の娘と母親が、ドイツのベルリンにいる母親の昔の知人の女性画家の家を訪ねる所の描写。 ここにしばらく住ませてもらう事に。 娘は服装学を学びたいと思っているが。 果たして自分がやっていけるのか、 とても不安がちなオモムキ。 ただこちらへ着いて、次の日にもう恋人の青年(一章の)が追いかけて来たので。 その彼と会う約束のため、母親の心配をよそに、出かけていく。 しかしどこか不安げ。途中橋の欄干にたたずみ、思いをはせる。 彼がこちらに来てくれれば嬉しいが…。彼とのぎこちない会話。 そんな不安と喜びを期待しての 《抱擁》。 第3章は韓国の飲食店で。 青年の母親と、あの父親を訪ねていた俳優が、食事と酒も入り談笑している。 こういった設定の場面はホン・サンス ワールドというおもむき。 また男も女もよく煙草🚬を口にする姿を見せるのも、この監督作品の特徴。 あれから数年経っている様子が話の中から読みとれる。 母親から呼ばれた息子、青年はその海辺にある飲食店の近くの道路に。 一緒に来てもらった親友の車を止めて。 店を訪ねる前に一呼吸。海を眺め、潮風を受け背伸びをして、いざ店内へ。 母親から呼び出されたのが多分、 “進路”の事だろうと想像できるので、 ある種の覚悟がいるのか?。 この映画は尺数の短い作品なのに。 この登場人物の“ためらいの間わい” が独特だ。 店内で二人とも焼酎を勧められる。 『酔いすぎちゃ駄目だよ』と釘をさされ。 二人とも正面の俳優とは違う横を向いて、一緒に飲む姿が印象的だが、これは何か意味があるのだろうか?。 青年は薦められた俳優業は断念した事を話す。 『いくら演技だとしても、好きでもない女性と。キスをしたり抱きあったりするウソ事は自分には出来ない。』と。 すると俳優は声を上げて。 『それで俳優の仕事を諦めたのか!』 『仕事とはそんなもんじゃないだろう』と。 母親もその考えに賛同する。 また別の日らしい。浜辺の道路に同じように止められた車。 *恋人が波打ち際にいて、耳の病気で人生に絶望している心境を青年に。死にたいとも。 きっとこれは貴方との恋を諦めたせいで、罰があたったのだと言う。* 親友が車から降りて青年を起こす。 青年は別れた恋人と再会し話をする、 このような夢をみていたのだ。 将来が見えぬ思いを絶ちきるかのように。 上着とズボンを脱いで波打ち際に、冷たい冬海の波に全身を濡らす。 『本当に寒い❕』と友人にこぼしながら戻り、服👖を身にまとい始める。 親友はずっと彼の気の済むまでやらせている。 震える体に上着を掛けてやり。 ここでは親友に抱えこまれながらの 《抱擁》だ。 映画ではこの3つの様々な愛する感情の《抱擁》を描きながら。 人生をさ迷う人間の姿を、冬の寒い季節感の中で見せ。 観客の心をそっと寄り添わせる。 韓国の若者(18~24歳)事情を少し。 日本や諸外国に比べてみる。 お金や就職や勉強などが関心事で。 その悩みの拠り所の対象で数字が高いのは。 インターネット、映画を見る、社会政治への関心、宗教問題などがあげられる。 恋人がドイツに留学する展開も、両国の繋がりもだが。 恋人のいる状況がドイツは、韓国の2倍(日本の3倍)の65%にもあたるそうで。 人生の相談相手も肉親や友人に勝る存在が恋人であるらしい。 だから本作に、そんな所も加味されているようだ。
ハナ
3.0
ホン・サンスは難しい。説明のない映画は好き。だけどホン・サンスはノーヒント。答えも教えてくれない。煙草の間を楽しめる自分が居ない場合にはより難しい。でも何でもない日常や、こう生きている事だけで美しいのは伝わってくる。怒りを抑えられないおじさんは前頭葉の老化の始まり。海辺での彼女とのシーンは、私には彼の願いに思えた。
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