コウキマン4.02023.5.3.036 ネタバレあり 島崎藤村の同名小説を映画化。劇場で観たかったのだけどレンタルで。原作未読で、“漫画で読破シリーズ”のみ読んでいて、大筋は知ってる。 主人公の瀬川は、寺に下宿しながら小学校の教員をしている。瀬川には被差別部落の出身という秘密がある。父からは「絶対に部落出身であることを漏らすな。誰にも心を開くな」と強く戒められている。 教師生活は、生徒たちから慕われ、師範学校時代からの友人の銀之助の存在もあり順調にいっているが、それでも世間はまだまだ部落差別が残っており、それに心を痛める日々。 瀬川は猪子蓮太郎という穢多出身の思想家の本を読み漁り傾倒しており、あるとき猪子と話す機会を得る。ますます猪子への敬慕の思いが強くなったころ、小学校教師に穢多がいるとの噂が流れる。父の言葉を思い出し耐える日々が続くが、いけすかない同僚教師は、猪子を侮辱することで、瀬川に対し挑発を行った。どうなるの?といった話。 被差別部落出身でも財を成す者、その財を利用しようとする者、差別を正当化する者、平等を訴える者、頓着しない者、当然ながらいろんな人間がいるよなと思いながら観た。 主演の間宮さん、あまり好きではない俳優さんなんだけど、誠実で差別に思い悩む青年を見事に演じてたと思います。個人的には良い作品と思えた。 【余談】 どうやら自分は差別問題につよい関心があるようで、ユダヤ人差別、黒人差別等々いろいろ調べてきた。一昨年あたりから日本の差別の歴史や実態についても調べていた。たしかそこで“破戒”を知ったのか、“破戒”をきっかけに日本の差別を調べたのか忘れたけど。 明治に入り平等となったにも関わらず、差別意識というものは簡単に払拭できるものではないのだろう。 ONE PIECEのワノ国編で、ある人物が「教えとく!人類は“下”を作って生きてきた!お前らを見下すことで人は生きていけんのよ!差別とは“安堵”だ!」というセリフがあったが、これは言い得て妙だなと思ったものだ(許される考え方ではないけど)。Like25Comment2
あっちゃん4.0島崎藤村の同名小説を、1948年の木下恵介監督作、1962年の市川崑監督作に続き、『発熱天使』の前田和男監督が映画化。 明治後期の信州で、父の戒めにより被差別部落出身である出自を隠し、小学校の教員になった瀬川丑松が、自らの出自に苦しみ葛藤する姿を描く。 泣ける感動作。同和問題という重いテーマの作品だが、悩める丑松を支える同僚教師の銀之助との厚い友情がとても魅力的に描かれている。銀之助役の矢本悠馬の演技が素晴らしかった。Like12Comment0
かなえ4.0部落出身というだけで差別されていた時代。瀬川丑松は身分を隠し小学校の教諭をしていた。 同じ人間なのに、人々から忌み嫌われて、能力があっても認められない社会。 現代の日本でも自信のない人は自分より下の立ち位置のものを作って、自分が優位にいると安心しようとする。 ある種の“差別”のようなものが完全に無くなることはないのだろうか... 間宮祥太朗の静かな演技が良かった。Like7Comment0
Agent Y3.0人と比べて自分がどうだというのだろう。 特定の職業の人が対象ということもあったそうだが、死ぬまでその仕事をしてくれる人にお世話にならないで生きていけるのだろうか。そんな悍ましいことを考えられること自体が本当に失礼過ぎて震える。Like3Comment0
ユウ4.0原作未読。過去2本の映画作品未見。見る前は重そうと思ったが、テーマはもちろん重いが、後味は爽やかな作品だった。主演の間宮祥太朗のただずまいが美しく、特に生徒への告白シーンの演技は印象的。Like3Comment0
コウキマン
4.0
2023.5.3.036 ネタバレあり 島崎藤村の同名小説を映画化。劇場で観たかったのだけどレンタルで。原作未読で、“漫画で読破シリーズ”のみ読んでいて、大筋は知ってる。 主人公の瀬川は、寺に下宿しながら小学校の教員をしている。瀬川には被差別部落の出身という秘密がある。父からは「絶対に部落出身であることを漏らすな。誰にも心を開くな」と強く戒められている。 教師生活は、生徒たちから慕われ、師範学校時代からの友人の銀之助の存在もあり順調にいっているが、それでも世間はまだまだ部落差別が残っており、それに心を痛める日々。 瀬川は猪子蓮太郎という穢多出身の思想家の本を読み漁り傾倒しており、あるとき猪子と話す機会を得る。ますます猪子への敬慕の思いが強くなったころ、小学校教師に穢多がいるとの噂が流れる。父の言葉を思い出し耐える日々が続くが、いけすかない同僚教師は、猪子を侮辱することで、瀬川に対し挑発を行った。どうなるの?といった話。 被差別部落出身でも財を成す者、その財を利用しようとする者、差別を正当化する者、平等を訴える者、頓着しない者、当然ながらいろんな人間がいるよなと思いながら観た。 主演の間宮さん、あまり好きではない俳優さんなんだけど、誠実で差別に思い悩む青年を見事に演じてたと思います。個人的には良い作品と思えた。 【余談】 どうやら自分は差別問題につよい関心があるようで、ユダヤ人差別、黒人差別等々いろいろ調べてきた。一昨年あたりから日本の差別の歴史や実態についても調べていた。たしかそこで“破戒”を知ったのか、“破戒”をきっかけに日本の差別を調べたのか忘れたけど。 明治に入り平等となったにも関わらず、差別意識というものは簡単に払拭できるものではないのだろう。 ONE PIECEのワノ国編で、ある人物が「教えとく!人類は“下”を作って生きてきた!お前らを見下すことで人は生きていけんのよ!差別とは“安堵”だ!」というセリフがあったが、これは言い得て妙だなと思ったものだ(許される考え方ではないけど)。
あっちゃん
4.0
島崎藤村の同名小説を、1948年の木下恵介監督作、1962年の市川崑監督作に続き、『発熱天使』の前田和男監督が映画化。 明治後期の信州で、父の戒めにより被差別部落出身である出自を隠し、小学校の教員になった瀬川丑松が、自らの出自に苦しみ葛藤する姿を描く。 泣ける感動作。同和問題という重いテーマの作品だが、悩める丑松を支える同僚教師の銀之助との厚い友情がとても魅力的に描かれている。銀之助役の矢本悠馬の演技が素晴らしかった。
かなえ
4.0
部落出身というだけで差別されていた時代。瀬川丑松は身分を隠し小学校の教諭をしていた。 同じ人間なのに、人々から忌み嫌われて、能力があっても認められない社会。 現代の日本でも自信のない人は自分より下の立ち位置のものを作って、自分が優位にいると安心しようとする。 ある種の“差別”のようなものが完全に無くなることはないのだろうか... 間宮祥太朗の静かな演技が良かった。
Agent Y
3.0
人と比べて自分がどうだというのだろう。 特定の職業の人が対象ということもあったそうだが、死ぬまでその仕事をしてくれる人にお世話にならないで生きていけるのだろうか。そんな悍ましいことを考えられること自体が本当に失礼過ぎて震える。
ナナチ
1.5
なんか陳腐な感じにしてくれましたねぇ
ユウ
4.0
原作未読。過去2本の映画作品未見。見る前は重そうと思ったが、テーマはもちろん重いが、後味は爽やかな作品だった。主演の間宮祥太朗のただずまいが美しく、特に生徒への告白シーンの演技は印象的。
A Simu
4.5
丁寧に作られた映画という印象。 俳優陣の演技も良かった。
うにゃ
1.0
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