Son of Saul
Saul fia
2015 · Drama/War · Hungary
1h 47m
©︎2015 Laokoon Filmgroup



In the horror of 1944 Auschwitz, a prisoner forced to burn the corpses of his own people finds moral survival trying to save from the flames the body of a boy he takes for his son.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
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Cast/Crew
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Soundtrack Info

Chill Rain Sleep

Chill Rain Sleep
隣の唐十郎
3.5
非常に重たいのです。 アウシュビッツの特別囚人[ゾンダーコマンド]は別名[ゲハイムニストレーガー(秘密の運搬人)]と呼ばれ、その仕事は囚人達の死体処理・設備清掃など。 囚人達をガス室に送り、後処理をする自分達も数ヶ月後には同じように処分される運命… ナチスの冷酷なシステムに戦慄する。 心を失い機械のように従事していた主人公サウルは、息子の死を目の当たりにし[感情]が蘇る。願いは[正しい埋葬]による息子の弔いだけ。 絶望的な状況であるほどに、それは[魂の救済]を求めているようで、あまりにも刹那的。 サウルと共に収容所を奔走する息苦しさが、観てるこちらの実体験のような緊張感を持って迫る。 物語の終わりで示めされる微かな光明が、唯一の儚い救いとして余韻を残す。 陰鬱とした映画ではありますが、こういう現実もあったという事は知る価値があるのです。 合掌…
ronnie
3.5
知り合いから勧められて、観なきゃ観なきゃと思っていたが、なかなか観れず、やっと観れた。 いやぁ、なんか凄い映画。 映像は1:1に近い画角で、POV(肩越しだったりバストアップだったりなので、実際にはPOVではない)的な映像で、しかも長回し多用。 その効果か、なんか閉塞感というか、場所的なものではなく精神的な閉塞感を感じる。息苦しい。 アウシュビッツ=ビルケナウ収容所という極限の場所でのゾンダーコマンドという特殊な役割は人を狂わせるのだな。 なんであんなに子供の埋葬に奔走しているのかと疑問だったが、精神的におかしくなっていたのだろう。 サウル役のルーリグ・ゲーザの表情が素晴らしい。ラビが偽者と分かった時、最後のほんの僅かな笑顔、いいです。
雅哉
4.5
カメラは冒頭からサウルの肉体をバストショットで追い続ける。映画全編がシャロー・フォーカス(被写体深度が浅い=フォーカスが合う範囲が狭い)で撮られている。つまり彼の周囲で起こっている出来事はみなピンボケになっている。そこで展開されているのはまさに地獄絵、悪夢のような光景なのだが、監督ははっきり観せない。さらに画面が縦横3:4のスタンダード・サイズなので、余計に視野を狭くしている。つまり情報が足りないところは観客の想像力で補わそうという、したたかな戦略なのだ。
Shunsuke Ohno
4.5
僕らは主人公サウルと共に、ビルケナウ強制収容所を体験する。サウルは命じられた重労働を黙々とこなし、目を背けたくなる現実からはピントを逸らす。この過酷な状況に心を閉ざしているのだ。しかし僕らは心を閉ざす事は出来ない。 サウル達ゾンダーコマンドの境遇に息を呑み、逸らされた現実にこそ、目を奪われてしまう。決して見たくはないはずなのに。 劇中サウルは息子を見つけ、正しく埋葬したいと願い奔走する。僕らはサウルの行動を追体験しながら、次第に2つの視点が重なっていくように錯覚する。 2つの視点が重なった時、サウルの心に浮かんだものは何だったのか。 を、観た人同士で語り、深めていきたい。そんな映画でした。
birthdaynoir
4.5
ゾンダーコマンド、という存在をこの映画で初めて知りました。。画面の狭さから感じられる、淡々と"仕事"をする彼らの世界。物語というより、その時、その瞬間を見せられているような映画です。確かにこの映画ではゾンダーコマンドの人々がどのような状態におかれていたかを見ることができると思います。ですが、ゾンダーコマンドの仕事や、収容所での出来事は背景としてうつしだされ、息子(と言っている)を埋葬したい主人公のアップがメイン。収容所の出来事が重要でないということではなく、背景と主人公、その2つの話が1つになっている、この映画の中には2つの話が存在しているのだと感じました。 もっと知られてほしいと強く感じた作品です。 映画館で観たかった作品でした・・涙
manamizw
4.5
メインストーリーが実はサブストーリーなのだと気づいたときの快感!なにこれこの映画すごい! 戦争は奪う者も奪われる者も人を狂わせるということの見本のような作品だった。みんな狂う。サウルの行いだって、彼の倫理においては唯一の正しい選択だったのだろう。ラスト、森の中で年恰好の似た男の子を見つめるサウルのなんとも言えない顔を見て、彼は救われたかなと思った。
ご自由さん
4.0
凄いですね!こんな題材の映画もあるんだ!ゾンダーコマンドという言葉初耳、なんとユダヤ人虐殺の後始末隊とのこと。 その主人公サウルの視点で映写され、顔か後髪の頭にフォーカスされ周囲のボケた映像で状況を知るという初めて観た手法。 また会話も極端に少ない。 サウルの息子が本物か?幻想か?思い込みか?見方は如何に?ラストシーン含め息子に見えたのではないかと思う。 救いは無い映画も主人公サウルにとっては穏やかな死を迎えられたのでは?
たまちゃん
3.5
印象的なのはラストシーン。 サウルの笑顔、そして親衛隊に 口を塞がれながらも、 前に向かって走るこども。 そう、こどもは未来・希望のひかりなのだ。 追記 ふと思い出したけど、 「息子」が殺されるときも 口を塞がれてたよね。 あのシーンの伏線になってたのかな?
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