やっぱりタランティーノの作品は良いですね。 割りと長めの作品でしたが、決してテンポが悪い訳ではありませんでしたし、登場人物が魅力的なのに加えて演出が良いために全く飽きずに最後まで楽しめました。 覆面のくだりのような笑いにしても、吹き上がる血飛沫が印象的だったガンアクションにしても、不必要に格好良い絵面にしても、やっぱりタランティーノはセンス良いですよね。 それに加えて、俳優の起用がとても巧いですよね。予めこの俳優って決めてから脚本を書いているのかと思うくらい役柄と俳優さんがぴったりですよね。 飄々とした雰囲気ながら味のあるクリストフ・ヴォルツも良かったのですが、サミュエル・L ・ジャクソンの嫌味なジジィっぷりは最高でした。 そして、ディカプリオ。 絶対ディカプリオはトラボルタと同じく悪役やった方が格好良いですよね。

3回位見てる好きな映画！ ちょっと長いけどわかりやすく痛快。 最後の15分の為に我慢して我慢してドカーン!!!!な映画(๑´∀`๑) そう考えるとブルース・リーの映画ぽい気もする。 そこそこ色んなことわかってるオジサンとしては黒人の賞金稼ぎってだけで痺れるんだよね。 西部劇が彼らのやってきた本当の事が一般的に知られるようになって廃れていったけども、そこの裏を付くような脚本なので飲み込めるんだよね。 ディカプリオもサミュエルLジャクソンも素敵に嫌な役でこの辺からディカプリオがアイドル的な俳優じゃなく素晴らしい役者だって認識になった気がする。 浅い映画ファンのアタシは タランティーノの映画はヘイトフルエイトとこれが一番好き!

差別とかの概念は取っ払ってみた方がいい作品。非人道的な場面が続くし、差別用語も連発。 要は自分に散々な仕打ちをしたやつらをこれでもかとぶち殺す、そんな爽快感を得る映画。それを割りきって面白いととるか、いややっぱり黒人に対する描写が、、ととるかは人次第な映画。