In the Aisles
In den Gängen
2018 · Drama · Germany
2h 5m
©2018 Sommerhaus Filmproduktion GmbH



After losing his brick laying job, Christian begins to work at a supermarket.
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
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きなこ猫
3.0
閉塞感いっぱいの水槽の中で飼われる巨魚たちを眺めながら、ブルーノはいつも何を考えていたのだろう。彼は旧東ドイツ時代に、長距離トラックの運転手の仕事をしていたと言う。だが今は無機質なスーパーマーケットの中で、フォークリフトを運転する日々を繰り返しているだけだ。その景色のない空間で働くという息苦しさが、彼の心を徐々に蝕んで行ったのだろうか。ブルーノは統一されたドイツの新しい時代の流れに取り残されてしまった人間の一人でもあった。そして、いつまでも長距離トラックを飛ばしていた時代を懐かしんでいる。残された自分の人生の未来に「希望」というものを見出だせなかった男の末路は余りにも悲しすぎる。映画の舞台となるライプツィヒは、ドイツの内陸部に位置する都市だから海などないわけだが、ブルーノにはフォークリフトをゆっくり降下させていく音が「波音」のように聞こえると、同僚の女性にいつもふと漏らしていた。この無骨な 中年男は見た目に似合わず、ピュアな心を持ったロマンチストだったのかもしれない。 本作は市井の人々の暮らしぶりを描くのが得意なアキ・カウリスマキ監督のファンなら、きっと好きになれる作品だと思います。
zizi
4.0
なんとも奇妙なタッチで、何処へと向かうか中々掴みかねてるうちに、その独特の世界観や感性に捉えられて、あっと言う間にエンディング。 資本主義に取り残された市井の人々の弱さと、紡いでいく優しさが沁みる。 (海外の)水銀灯に照らされた巨大駐車場の非現実感と浮遊感が、だがしかし、とても美しかった。カメラワークがとても秀逸。
toa
4.5
This may contain spoiler!!
oka
4.5
スーパーの中 商品を買い求める人にとってはスーパーで働く人はただの店員。でもそこで働く人には働く人の人生があって、店員で完結してはいない。働いているのはただその一瞬であって、その人の抱えている悩みや苦しみ、過去の辛い出来事は計り知れない。誰にもわからない。どんなに辛いことがあっても、辛い波に飲まれても少しずつ前を向いて、日常らしい日常を作っていこうとする。 ブルーノの哀愁漂う表情や空気、言葉…素晴らしかった。 どこにでもあるスーパーだからこそ、こんな日常が起こるのだと共感できる。どん底のような気分になるのも日常。失敗も挫折も日常。新しい環境は刻々と日常に飲み込まれていく。超現実的でいて日常的でほろ苦い。
アルジャーノン
4.5
統合後の旧東ドイツ、何者でもない誰かが生きる、何でもない日々の夜と灯り。 じんわり染みる良い映画だった。歴史や当時の社会情勢に詳しくはないが、作品全体を包む暗い「夜」や荷物の高く積まれた「通路」の閉塞感。戻りたい過去や消したい過去を抱えながら働く人々。うっすらと照らす灯りを頼りに、何かをごまかすように笑ってみせて、何かを託すようにクリスティアンに優しく接する。リフトの動作音に開放的な波の音色を聞いていた彼は、ごまかしきれなくなったのかな、、、。 「変化」はどんなに望ましいとされるものであっても「以前」との摩擦を起こす。その摩擦に「以後」も傷ついている人がいる。はたして今の社会には、その傷も照らして見つけてあげられるやさしい灯りがついているだろうか。 トーマス・ステューバー監督、ぜひ別の作品も見てみたいと思いきや、日本では全然作品扱われてないのね(涙) いつものことだ けど、この映画の良きも悪しきもはっきりとは描かない淡い描写の美しさを見て、「希望」なんてバキバキポジティブワードを使えてしまうヤカラは、絶対映画業界で働くセンスないと思う。
wishgiver
4.0
白色灯の冷たい光で映し出す、小さな世界の温もりと連帯が心地良い作品。 好みが分かれる作品かもしれませんが自分にはすごく良かった。 マリオン役のザンドラ・ヒューラー(『ありがとう、トニ・エルドマン』)の存在感は相変わらず凄くて、大好きな女優。 これはブルーノへのレクイエムの物語かもね。 原作短編も読んでみたいな〜。 2023.5.16@Amazonプライム
riri
5.0
映画ってこんな所に良作が転がってる。だから辞められないの。 いつもの早起きした未明、ドイツの素敵映画に出会えたから残しておく✍️ まず、フランツ・ロゴフスキがいいもの。「水を抱く女」「ハッピーエンド」も無口で抑えた寡黙さが光る役どころだったよね。 主人公の若い男は巨大スーパーの在庫管理に就くことになった。 彼は(フランツ・ロゴフスキ)、暗い朝方に帰り…そして日の暮れた夕方に出勤する。 タイムカードを押し在庫を補充しフォークリフトを動かし又次の日が来るのだ…。 スーパーという名の明るい部分は無く、彼らの働く時間は夜の帳が下りた、まるで灰色の工場のようだ。 桐野夏生の小説「OUT ~妻たちの犯罪~」に似ていて殺人こそ無いものの、OUTの舞台である暗き工場と重なり読む私が鬱々としていく・・・・ スーパーでの作業しか場面は殆ど映らない。 だがそんな暗い舞台にも群像劇があり、或る同僚と恋をし或る同僚との別れがあり或る同僚とのささやかな酒の席もあるのだ。 物語後半、灰色の仕事にも淡々とながら希望の灯りが見えてくる。 演技派揃いの朴訥とした会話劇に最初は固くなりそしてほぐれてゆく。 こういう空気感や間を巧く使った日常群像作品が凄く好きだ。
Taul
4.0
『希望の灯り』鑑賞。スーパーの味気ない通路は優雅な乗り物が行きかい人生が静かに交錯する小宇宙。そんな愛おしい労働映画。倉庫バイトを思い出す。東独を懐かしむオスタルギーや躓いた人生に悩む人達の想いをミニマルな描写や会話で浮かび上がらせる贅沢さ。映さないものの選択も素晴らしかった。 『希望の灯り』見逃しをアマプラで。フランツ・ロゴフスキは『未来を乗り換えた男』で強烈な印象を残したがこれも当たり役。暗い目と独特の喋り方だがそれも含め魅力ある役者だなあ。そして『ありがとう、トニ・エルドマン』のザンドラ・ヒュラーの受けの巧さ。他も味のある風貌の役者さんが多かった。 『希望の灯り』自宅での映画鑑賞は楽しみたいのと集中力がないこともあって電灯を消しPC、スマホとは離れてコーヒーカップ一つで臨む。そしてこういう作品で改めて気付く映画というメディアの豊かさ。地味で緩やかな描写の中に心の動きや映されてない部分、背景を想像する楽しみに満ち溢れている。
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